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桜餅を食べられる幸せ & ロサンゼルス プチ観光ガイド(2)

ランチの後は来た道を戻り、オルベラストリートへ。

オルベラストリート(オルベラ街)はロサンゼルス発祥の場所です。1781年にスペイン人がここに集落を作ったのがロサンゼルスの始まりだとか。もとはワインストリートとして知られていたけど、1877年にロサンゼルス郡の初代裁判官の名を取ってオルベラストリートと名付けられたそうです。メキシコのお店やレストランが並んでいて、いい雰囲気。何度来ても心がウキウキする場所です。

オルベラストリートからリトル東京までは徒歩17分ほど。どの方向に行けばいいか分からなくなったら、市庁舎を目指して歩けば大丈夫。

それにしても空気がきれいな日でした。
ロサンゼルスの雨期は冬。
それ以外は雨がほとんど降らないので、雨上がりで空気が澄んでいて、空がこんなにきれいな日は珍しいんです。

日曜日のダウンタウンは人がまばらで、がらーんとしています。

ロサンゼルス市庁舎

でもリトル東京は人でごった返していました。
行列ができているレストランも多かったです。
なんかうれしい。

リトル東京 日本村プラザ

風月堂にも列ができていました。
繁盛していてくれて本当にうれしい。
ケースに並ぶかわいい和菓子たちを幸せな気分で眺めながら、行列に並んで桜餅を買いました。

風月堂のウィンドウ ディスプレイ

私には日本(千葉県)で和菓子屋をやっている親戚がいます。昔はよく桜餅や柏餅の葉っぱ巻きを手伝いました。ぜんぶ手作りだし、保存料を使わないので作り置きができません。だから桜餅、柏餅、お正月のお餅を用意する季節が来ると必ず徹夜作業になります。今年は6千個ほど作ったそうです。

日本の親戚の和菓子屋
3月2日、深夜の写真

食材を新鮮に保つために作業場は寒く、一日中立ち仕事です。それはもう大変な作業。作る人たちの苦労をよく知っていることもあり、季節の和菓子、特に桜餅と柏餅には特別な思いがあります。

1903年創業のリトル東京の風月堂。
どうか、ずっとずっと続いてくれますように…!

私がいつも買うのは関東風の桜餅。
いちご餅も買っちゃった🍓

1万歩歩いた後、家に帰って緑茶を入れ、桜餅をいただきました。
桜の葉っぱの香りが家じゅうに広がります。
幸せ…

日本を離れて初めて、作りたての和菓子を食べられる幸せに気づきました。
5月5日に柏餅を買いに行くのが今から楽しみです。

こちらが今回のお散歩ルートでした。
ロサンゼルスに遊びに来た際は、よかったら行ってみてくださいね😊

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