性別変更に医師の診断は不要と考える
性別変更、医師の診断も不要と考えている。同じ考えの方はどれくらいいらっしゃるだろうか。
アイデンティティーは自分で決めるものである。悩んでいる人はカウンセリングが必要だが、小さな頃から自認がはっきりしている人もいる。
自分の性について考えたことがない人は、ジェンダーアイデンティティを確立していないのと同じである。
大多数の方は無意識的に生きているのではないだろうか。
LGBTQ+の方はアイデンティティーを確立するのに、苦労してきたところがあるのではないだろうか。
トランスジェンダー(Xジェンダーも含む)は、さまざまな性の在り方を見せてくれている。
人の性の在り方は実にさまざまである。
人間は体だけの存在ではなく、ボディ・マインド・スピリットと言われるように、多次元的な存在である。
スピリットにはさまざまな情報が含まれている。
人間存在の全体の中では、ボディの部分はごく小さな部分にしか過ぎない。
形而上学では当たり前のことである。
性自認が体の性と一致しないことは自然なことであり、障害でもなく、多様性の一部である。
唯物論者は体の性が違っていたら、手術しなければと考えるかもしれない。
唯心論者は、体の性が違っていても自分に変わりはないので何もしないかもしれない。
考え方は拠って立つ立場で変わるだろう。
医師の診断がなければ、法的な性を変更できないというのでは、自然な多様性を認めていないことであり、人権侵害でもある。
病気ではない人を病気に見せかけ、偏見を助長してしまうかもしれない。
自認の性だけで、法的な性も変更できる国は現在17カ国はある。
生まれたときに性別をあてがうのもまず問題かもしれない。
性同一性障害特例法は見直されなくてはならない。
日本学術会議が「性同一性障害特例法」の廃止と「性別記載変更法」の制定を提言し、2020年9月に発表されている。
医学モデルから人権モデルへという言葉もある。
特例法見直しと、医師の診断も不要ということで行動していていきたいと思う。
同じ考えの方がいらっしゃれば、ぜひご連絡をいただきたい。