映画「MAJOR(メジャーさん!)」上映会でした
本日、東京ウィメンズプラザにて、映画「MAJOR(メジャーさん!)」上映会でした。悪天候の中にも関わらず、100名近い方にご来場いただきました。ありがとうございました。
上映にあたっては関西クィア映画祭さんに字幕データ提供など多大なご協力をいただきました。写真は上映前に関西クィア映画祭さんのCMを流しているところ。秋にもトランス男性のロスカム監督を招いた企画が予定されているそうです。要チェックですね!
本日の上映会では、最後にTRanSメンバーの遠藤まめたよりスピーチがありました。本人いわく、主流派運動への批判とコミュニティ全体へのアジテーションのセットは、シルビア・リベラへのオマージュなのだそうです。全文を下記に掲載します。
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長らくのご鑑賞お疲れ様でした。最後に主催から一言挨拶させて下さい。
今から50年前の6月28日、ストーンウォールで暴動が起きました。その夜、警察と必死に戦っていたトランス女性のほとんどはもうこの世にはいません。現在では唯一の生存者がメジャーさんです。
ストーンウォールは、その後の世界中のプライドパレードの原点となったと語られます。暴動の起きた6月は、世界中でプライド月間になりました。しかし、ストーンウォールから50周年を祝う虹色の旗が世界中ではためく今、メジャーさんは大きなプライドパレードには関心がないといいます。なぜなら、商業的なプライドパレードではいつでも有色人種のトランスたちの声は聞かれてこなかったからです。
プライドとは何なのでしょうか。
メジャーさんは今、アメリカの南部で、50年前と変わらないような人種差別やトランス差別にさらされている仲間のためのスペースを作ろうとしています
この映画上映会を準備していた私たちは、先日東京レインボープライドあてに要望書を出しました。この春、国内最大級の女性限定クラブイベントがトランス女性の入場を断るポリシーをだし、そのお店のオーナーは、東京レインボープライドパレードで先頭を歩いている人物だったからです。
コミュニティの仲間内で何をしているんだと呆れられるかもしれません。面倒くさくて、楽しいことばかりでもなくて、それでもほっておくわけにはいかないことがあります。なので、これからも多様性の問題を私たちはみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。
プライドとは何でしょうか。みなさんの考えを聞かせてください。
今日はありがとうございました。
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「MAJOR(メジャーさん!)」は素晴らしい映画なので、各地で上映会が出来たら良いなと思っています。関心のある方はぜひ関西クィア映画祭さんにお問い合わせください。
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