翻訳を始める人へ & 翻訳をあきらめようとしている人へ
ものすごく余計なお世話なのですが、これから翻訳を始める人と、翻訳をあきらめようとしている人へのメッセージとして書きます。
これから翻訳を始める人は、以下の条件(環境)を満たすように進めていくことをオススメします。翻訳をあきらめようとしている人は、以下のものをすべてやりましたか?食べていけない(しんどい)という判断は、以下を満たしてからでも遅くないのではないでしょうか?
・PC環境を整える
そこそこ性能の良いパソコン(WindowsであればCore i5クラスでいいと思います。メモリは16GBくらいで。)
でかいディスプレイ(23インチとかあると、作業効率が爆上がりです)
打ちやすいキーボード(僕は東プレを使っています)
使いやすいマウス(僕はトラックパッドを使っているので、手首が疲れません)
・PCスキルを鍛える・アプリを使う
効率の良い検索術やショートカットの勉強、Auto Hot Keyの使用
CATツールはもちろん、Wordやエクセルの効果的な使用方法(用語集の作成とかで役立つ)
・自分の能力を把握する
自分は一時間大体何文字訳せるのか(僕の場合、CATツール使用で一時間あたり日本語原文を1,000文字から2000文字くらい訳します。繰り返しの量とか、内容によりますが、経験を積めば、これは何文字くらいいけるかとか分かるようになります)。
一日何時間働けるのか(僕はたいてい実質6~7時間)。
連続して何時間集中力が続くのか(僕の場合は1時間から1時間20分が限度)。気分転換の方法、必要な時間(僕の場合、5分~10分の散歩がベスト)。
どういうお菓子を食べると集中力が上がるのか(僕の場合、チョコですかね。)
どういう時に効率が落ちるのか(僕の場合、夜中の12時半以降は明らかに効率が落ちます。あと、雨が近づくと気圧の変化で天気痛(https://weathernews.jp/s/topics/202109/020195/)になります。頭痛はないのですが、調子が悪くなり、効率が結構ダウンします)
・きちんと時間管理する
グーグルスプレッドシートで、作業を開始した時間と終了時刻、その間に訳した文字数を記録し、一つの仕事を終わらすのに合計何分かかったのかを記録して、収入の管理につなげる。
自分に最適な休憩時間を把握する(僕の場合、昼食は11:30に開始します。昼食後1時間位立つと消化のためか効率が落ちるので、その際に部屋の掃除とかします)
・トライアルを受けまくってエージェントに登録しまくる(40社とか50社とか。いや、世界中の全エージェントくらいの勢いで)
・興味のある分野の勉強を納得行くまでやる、そしてどの分野に興味があるのかを見つける。(ただし、個人的に興味があるのと、翻訳の仕事をして興味を持つのでは違う場合もあるので注意)
どうでしょうか。これらは、タイムマシンがあったら駆け出しの自分に伝えたかったことです。しんどいとか、うまくいかないとか言う前に、これらのことをやったのか?やった上でしんどいと言っているのか?と自分に言いたいです。駆け出しの方も、もうやめようと思っている方も参考にしてくだされば幸いですm(_ _)m
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