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フィリピンセンター・新センター長インタビュー「チャレンジできる環境はある。あとは一歩踏み出せるかどうか」

みなさま、こんにちは!note編集部の鈴木です。

今回は、2023年11月からトランスコスモス・フィリピンセンター(Transcosmos Asia Philippines、以下TCAP)の新センター長になった齋藤さんにインタビューです。
入社6年目の若きセンター長は、赴任前の海外旅行経験もなく、海外拠点で働くことなど考えたこともなかったそうです。トランスコスモスに入社してからの経歴、フィリピンに赴任するまでの経緯、今後の想いを聞いてみました。

トランスコスモスは世界各国にグループ会社・関連企業があり、DI事業本部ではフィリピン、ベトナム、インドネシア、韓国をオフショア拠点としています。Web制作、システム開発、SNS運用など様々なデジタルマーケティングのサービス分野で協業しています。

トランスコスモス入社~様々な業界のクライアントを担当

― よろしくお願いします。はじめに、簡単に自己紹介と経歴をお願いします。

TCAPの齋藤です。以前はwebのコンテンツなどを作っているベンチャーで働いていて、トランスコスモスには2018年2月に中途採用で入社しました。入社してから約2年間は、製菓メーカーのウェブサイト制作のディレクターやプロジェクトリーダーをしていました。
そのあとは、製造、消費財、外資の医薬品メーカーなどいろいろな業界のクライアント担当も経験しています。3、4 年目からチーム のマネージャーとして、新規クライアント様への提案に携わりつつ、15人程度のメンバーをマネジメントしていました。今はフィリピンセンターのセンター長をしています。

質問に気さくに答える齋藤センター長

― トランスコスモスの業務経験の中で身についたことは。

クライアントにとって何が最適かを常に考えるクセがつきました。提案が上手な先輩や同僚から学ぶことも多く、クライアントの想いや課題を汲み取れるようになることで、プレゼンの精度もあがったと感じています。Webサイト単体ではなく、他のチャネルやデジタル全体を見据えた提案もできるようになりました。

また、ドキュメンテーションのスキルも身についたと感じています。トランスコスモスの社内には、過去のナレッジやノウハウが豊富に蓄積されているので、今でもいろんな案件の資料を参考にしています。

海外で働くことになったきっかけは「英語人材育成プログラム」

― 以前から海外で働きたい意欲はあったんでしょうか。

僕自身は最初から海外志向だったわけではないんです。英語も特にしゃべれるわけではなかったし。実は赴任前はプライベートで海外旅行もしたことがなくて。旅行に行ってみたいな、くらいはありましたが、海外で働きたいとは一切思っていなかったですね。

― そこから、海外拠点で働くことになったきっかけは。

2023年6月に、本部内の取り組みで、英語力を強化するための人材育成プログラムの募集がありまして、手を挙げたら参加させてもらえることになりまして。RIZAP ENGLISHという短期集中型のトレーニングプログラムで、マンツーマンレッスンが週2回、その間に結構な量の課題をこなしていく内容でした。
あとはオンライン英会話サービスを毎日取り組むことになっていて。毎日テーマに沿った宿題が出されて、それに沿って会話するのを続けていました。期間はだいたい6か月くらいでしたね。

― 学習を進めていく中で、気持ちの変化がありました?

プログラムに参加することで、英語を勉強し直したり、英会話の講師の方と話す中で、グローバルで活躍できるようになるといいなという気持ちが芽生えてきました。

フィリピンセンターに赴任決定!

フィリピンセンターの仲間と

― そして入社6年目で、フィリピン拠点のセンター長に抜擢。いきさつを教えてください。

7月くらいに、TCAPのセンター長のポジションが空くことになって、社内公募が出たので応募してみたんです。英語学習を進める中でタイミングよく海外で働くことへの興味も出てきていたし、DI事業本部のトップからも「今後はグローバルで活躍していき ましょう」というメッセージはずっと発信されていたので。自身のスキルとかキャリアの幅を広げていけるといいかなと思ったのも背景にはありますね。

― TCAPの規模感、フィリピンセンターの特徴を教えてください。

TCAPは会社全体で1100人くらい在籍していて、内訳としてはコールセンターやBPOのメンバーがほとんどです。デジタル領域の業務に携わっているのは100人ほどで、半分がローカルの案件、残り半分が私がセンター長を務めているオフショア事業としてのフィリピンセンターになります。
センターのメンバーは僕以外は現地のメンバーで、全員英語で仕事ができることと、ほぼ全員がエンジニア職でスキルレベルも高いです。コミュニケーションや会議はすべて英語ですが、今はもう慣れてきて、困るシーンは少なくなってきました。

― 実際にどんな案件を対応していますか?

通常のwebサイトのコーディングだけでなく、グローバルサイトの翻訳案件やサイト診断サービス、R&D領域でも新しいツールやウェブアプリの開発もしています。最近だと、本部全員が使っているslackに翻訳アプリを実装してみるなど、新しいことにも取り組んでいますね。

センター長の仕事&オフの日

フィリピンセンターの同僚とランチタイム

― センター長になってからの仕事内容は。

50人のメンバーのマネジメントがメインです。日本にいた時はプロジェクトの進行が中心で、お客さんとのコミュニケーションが多かったですが、今は会社全体の売上や利益もしっかり出していくべき立場なので、経営視点で組織運営にもフォーカスしています。メンバーひとりひとりのコストや売上なども見つつ、事業戦略を立てることも並行してやっています。

― 大変そうですね。遅くまで働いているんです?

日本にいた時は毎日遅くまで働いていたのですが…。フィリピンのメンバーは、定時でスパっとあがるので、僕自身も日本にいた時よりもワークライフバランスがよくなっていて、今は早めに仕事が終えられることが多いですよ。

― 前任者からの引継。プレッシャーは感じましたか?

前任のセンター長はフィリピンセンターの立ち上げからずっとやってこられた方なので、海外経験のない僕が引き継いでマネージしていくことには、プレッシャーというか不安な点は結構ありました。言語も含めてですけど。
ただ一方で、この組織をどうよくしていくか、どう変えていくか、といった想いもあったので、楽しみだったり、やってやるぞ的な気持ちのほうが強かった気がします。
今の仕事の方が、より組織運営にもフォーカスしていて、自分の考えや行動が全部結果に出る状況になっているので、そういった意味ではワクワクしていますね。

マニラ最古の旧城壁都市・イントラムロス

― オフの日はどのように過ごしていますか。

今のところそんなに遠出はしていないですが、住んでいるマンションにジムが入っているので利用したり、併設されているショッピングモールに買い物やごはんに行きますね。
先日は、前任のセンター長とその友達と一緒に、イントラムロスに行ってきました。旧市街地に遺跡や大きな教会なんかがあって、日本にはない歴史や文化が感じられて面白かったですよ。

― 今後、センター長としてチャレンジしてみたいことはありますか。

TCAPはエンジニアが多い組織なので、高度なスキルや技術の提供をして、社内外の課題解決に貢献していきたいです。当面の目標は、担当案件の規模、組織の規模をもっと大きくしていって、売上拡大していくことですね。

メッセージ「挑戦させてくれる環境はある」

渋谷オフィスにてインタビュー

― 最後に。DI事業本部では積極的な採用活動を進めていますが、どんな人が向いていると思いますか。

手を挙げた人にどんどん挑戦させてくれる環境があるので、チャレンジしたい人、前向きに取り組める人は、周りを見ていても伸びている人は多いです。デジタルのチャネルはwebに留まらず広がっていますし、トレンドに敏感な人はキャッチアップしやすいのではないでしょうか。
社内にたくさんのノウハウやナレッジがあるので、自分次第にはなりますけど、やる気があればすぐ追い付けると思いますよ。

― これからの齋藤さんの活躍と、TCAPの発展に期待しています!お話ありがとうございました。

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