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21年目もトランネットをよろしくお願いいたします

初note

前回ココログでお伝えしたとおり、今年から「出版翻訳の舞台裏」はnoteにアップしていきます。トランネットのコーディネーターの人となりをお伝えしたり、皆さんのお役に立つ小ネタなどご紹介できればと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

2021年は首都圏の緊急事態宣言と共に始まった感がありますが、皆さん、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は2020年内はギリギリまで仕事をし、2021年は実家に帰って母の作ったお節を食べ、箱根駅伝で母校を応援し、1歳になった姪っ子をモチモチして遊んでおりました。去年のお正月にはまだぐにゃんぐにゃんだったのに、今年はスタスタ歩き、「ばぁば」などと言えるようになっているのですから驚きです。

そして、1月5日から21年目のトランネットが始まりました。去年の年明けは、日本ではまだコロナは問題になっておらず、「対岸の火事」のごとく中国の状況を眺めていましたが(今考えれば呑気すぎました……)、今年は「コロナありき」で計画を立てなければいけません。ワクチンによる集団免疫で多少落ち着くのか、年内に治療薬ができるのか、諸々不透明ですが、安全第一で、今できることを考えたいと思います。

世界が自由を取り戻せますように

とはいえ、弊社内の仕事も含め、翻訳というのは基本的にPCの前に張り付いているので、コロナの影響は受けづらかった業種ではないかと思います。実際、訳者の皆さんからも「外出自粛と言っても、私たちはあまり変わりませんね」というご連絡をいただきました。

私は元々引きこもり体質なのもあり、外出自粛自体は大したストレスにはなりませんでした。が、国から出られないのがつらい……。私の究極の夢は「旅人」で(普段は引きこもりなくせに、旅は好きなのです)、日々次の旅の作戦を練るのを楽しみに生きているところがあるので、このような状況になり、自由に国境を越えられるというのは当たり前ではなかったのだと身に染みています。

冒頭の写真は2016年に、「死ぬまでに行ってみたい場所」リストに入っていたティオティワカンで撮ったものです。このときは一人でメキシコとキューバを歩き回っていました。今まででいちばん楽しい旅でした。一日も早く、またこういう旅ができるようになることを願っています。

通訳者・翻訳者「あるある」エピソード

さて、話は変わりますが、昨年TranNet通信でもご案内しました『通訳・翻訳ブック』の「あるある」エピソード、皆さんもご応募くださったでしょうか!? 金曜日にその結果が公表されました。

【大公開!!】思わず納得&共感!? 通訳者・翻訳者「あるある」エピソード

「翻訳者エピソード編」はもう、「わーーーかーーーるーーー!」と思わずにはいられませんでした。数字やカッコの全角半角が整っていないと気持ち悪くて仕方ないですし、この前も通っているヨガスタジオのお知らせに変な日本語を見つけ、言うべきか言わざるべきか悩んでいます……(いちいち指摘したらウザイ客と思われそうで……)。

通訳はまったくの門外漢なので、「通訳者エピソード編」は「ほー、なるほど、面白い」とちょっと引いたところから楽しませていただきました。個人的には、↓がいちばんつらい……と思いました。

同席していた全員が、双方の言語(私の場合は日英)を実は理解している、と、仕事が終わってから分かり、穴があったら入りたくなる

「あるある」ネタ、面白いですね。
トランネットの会員さんのあるあるネタも集めてみたくなりました。
皆さんに楽しんでいただける企画を考えていきたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


中原(上原)絵美


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