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どんどん広げてけ、自分。

太宰治「人間失格」
ヘミングウェイ「老人と海」

最近この二冊を読んだ。
ベストセラーや名著と言われている2つの作品。

正直、今まではほとんど現代小説ばかりを読んでて、まぁ現代に生きてるから今の社会の問題だったり、今を生きている人が書いた物語の登場人物の心情なんかを読んでいる方がずっと共感できるだろうと思ってて、自分が生まれるよりも前の作品は、なんかわからないけどあんまり読む気にはなれなかった。
なれなかったっていう表現が最適ではない気がするけどそんな感じ。

現代小説であらすじなんかを読んだり、書いた人なんかを見れば、なんとなく自分が好きそうな小説はなんとなくわかったりするもんで。
で、大体これ好きそうと思った小説は読んでみると7割くらいで好きなやつだ。

今の自分が、好きな範囲の好きな作品が増えている、まぁいんんだけど
なんとなく少し広げたいなーって思って、昔から売れてるベストセラーとか名著と言われている小説を読んでみようと思って。
「人間失格」と「老人と海」を読んでみた。

なんでこの2冊を選んだのかは自分でもわからない、でも潜在的にこの2冊が気になってたのかな。

まぁ、すごいよね、マジで。この2作品。

その時代に生きた小説家の叫びとか、こう表現したいって気持ちが
現代小説とはまた違って、深く刺さって、刺さりまくって、ページを捲る手が止まらないってこのことを言うのかと、読んでいて興奮した自分がいた。

現代小説も面白いけど、昔の小説(なんて呼称したらいいのかわからない)も違う面白さ、書き方、時代によって違う言葉遣いや文体があって、特にこの2つの作品は心理描写が色鮮やかに富んでいて独特で、人の特性をすごく細かく描写されている。

自分の好きの範囲が広がった、広げていきたいそう思わせてくれた作品だった。

どうこの投稿を締めていいのか、書いていてわからなくなってきたけど
この気持ちを、どこかに留めておきたいと、この興奮を冷凍保存しておきたいと思って書いてます。




読みかえして、なんかバラバラな文章だけど、
自分が読み返したときに興奮してたんだなとわかる気がするのでこのまま残します。


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