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新型コロナウィルス対策について

新型コロナウィルスの報道が続いています。

国別感染者の数、場所、感染経路など、報道が繰り返されると只々恐怖感ばかりが高まることもあるのではないでしょうか。また中国人差別を超え、日本人含む東洋人差別行為まで出てくる始末。ネットのおかげで、情報のスピードは速くなりましたが、その分正しい情報を判別することが難しくなり、世界中で混乱を招いているのではないかと思います。そこで、私が所属する国際和合医療学会でお世話になっています、品川メディカルモールセンター長 陰山先生(医師・歯科医師)が、正しい情報発信を行うために、緊急セミナーを開催していただきましたので、少しまとめてみました。

マスクは売り切れ⁈
接骨院で働いていますと、「商店街の薬局で今日販売されているよ」等の話が、患者さんからたくさん入ってきます。とにかく得体の知れないウィルスに対し心配される方もすくなくないでしょう。その影響かマスクを買い溜めする方も少なくないといいます。コンビニも薬局も在庫は少なめですが、実際は見かけます。いつもある量がないというのが正しいように感じています。
2009年でしたか⁈、新型インフルエンザの流行の時もマスクが買えなくなった時がありました。材料屋さんがマスクを確保してくれたりしました。うちでは、10枚づつ小分けにして患者さんにお配りした思い出がありますが、その時でも仕入額は結構高かったと思います。今回は、まだあの時程ではないと感じますが、買い占めや転売についてはなくなりませんね。また同じことを繰り返しています。薬局で買い占めてネットで高額転売しているニュースもあり非常に残念です。
買い溜めが少なければ、市場に適量に回るのではないかと思うんです。正しい情報の判別が難しくなっている影響も、こうした買い占めにつながるのではないかと思って仕方ありません。

そんなわけで、柔道整復師である私がこうした情報を発信するか否かは御了承いただきまして、以下記載させていただきました。

予防には2通りある

感染予防は、自分、家族、同僚、日本、世界のためになる。
具体的に...
マスク・加湿・手洗い・よく噛むこと・しっかり飲み込むこと・発語・ビタミンA/C/Eを含む食材の摂取・鼻呼吸・アルコール・エタノール消毒・次亜水によるうがいなどが、上がっていました。
加湿や低温にしないことは、インフルエンザ予防などとも同じようです。
忘れがちなのが、食べ物をよく噛むこと。食べ物をよく噛むことにより唾液の分泌が促されます。唾液には菌やウイルスを洗い流す作用があり、上咽頭のレセプターにウィルスが付着することを予防できる効果があると言います。
しっかり飲み込むことも大切なようです。やはり肺炎を防ぐ意味でも、しっかり飲み込み、誤飲を防止することも大切だと話されていました。

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また日頃、口呼吸気味の方は、鼻呼吸の方よりも感染率が高いと言われており、起床時に口腔内がカピカピに乾いている人は、要注意かもしれません。わたしもイビキをかくので、就寝時口呼吸であることは間違えなさそうです。気をつけます。
消毒アルコールも売り切れ気味と聞きました。ただ「次亜水」とはあまり聞き慣れないかもしれませんが、うがいで有効とのこと、ただイソジンのようなうがい薬は、繰り返しやりすぎると粘膜を荒らす可能性もあり、控えめにという話も出ていました。

発症予防
腸内フローラ改善
私自身も3年前から取り組んでいる習慣ですが、最適乳酸菌を血液検査により調べていただき、摂取し続けているものです。腸管の免疫活性が目的です。「おー活性した!!」という実感は得られませんが、風邪をひくにくくなったり、インフルにもかかっていないので、その効果なのかとは思っているところです。市販されている特定の乳酸菌入りヨーグルトを一定期間試し、最適乳酸菌を見つけるのは至難の技と考えているので、血液検査により見つけていただく方法は、早いですし大変ありがたいものです。

「これを食べたら免疫力が上がる」などと容易に使ってはいけませんが、実際に、免疫の60%の担い手は腸管免疫であることは皆さんもご存知のことと思います。乳酸菌摂取にしても6ヶ月以上、食事での改善はそれ以上と言われており、急に結果に結びつくものではありませんが、中長期的に考えると感染症の予防としては、大切な対策かと思います。

腸内フローラの改善は、感染症予防だけではなく、様々な疾病予防に効果が出てきていることは論文を始め、NHK等でも取り上げられていることでありますが、まとめますと、仮に外出中、感染している方との濃厚接触があったとして、衣服や手にウィルスが付着していた場合、手洗いやうがいにより、体内への侵入を日々予防することと、仮に侵入してしまった場合に発症しないよう、中長期的な予防が必要ではないかと思います。






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