【#3】哀れな終着駅を目指して

前話

第3閉塞新たな世界

原は村役場にて公式文章を探し、写真までは見つからなかったものの、トンネルの位置を突き止めることができた。

村長"原駅長、、、ですよね”
原"はい"
村長"よかった。初めまして私はこの町で村長をしている空浜といいます。
本当は就任式でお会いしたかったのですが、議会がありまして、行けずに申し訳ありませんでした。"
原"いえいえ、こちらこそ、すぐにお伺いすべきでしたね。申し訳ないです。"
村長”今日はどのようなご用事で?”

原はことの経緯を紹介した。

村長"あ、それは私の小学生の頃のことですね。見学した記憶があります。えーっと確か….機関車のほかにも客車があった気がするのですが…"
原"客車については書かれていませんでしたね…."
村長"確か….この国初の客車だったそうな,,,"
原"もしそうだとしたら,,,一大事ですね…この後トンネルを開けて確認しようと思っています。"
村長"そしたら、建設課の人間と広報課の人間を連れてってもらっていいですか?"
原は快諾した。村長は執務室へ去っていった。

トンネルの場所へ….

トンネルの前は木々が茂り、トンネルを隠していた。
-確かこの辺だったよな…-
-あ、これだ、-
”ありました!”
"村上さん~押部さん~"
村上"ありましたか?"(村長が連れてきた建設課の人)
”はい、これですね…”

続き

【#4】哀れな終着駅を目指して|会津区快 (note.com)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?