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【時間帯別運賃】とうとう来た

こんにちは。昨日から話題になっているJR東日本が発表した【時間帯別運賃】について私の考えなどをまとめていきたいと思います。

時間帯別運賃とは

時間帯別運賃とは、主に首都圏などでは発生している通勤ラッシュ時間帯の運賃を割増すると言うものです。また、比較的空いている時間帯は割安にすると言う話も上がっています。

例えば、始発から午前9時までが割増運賃と設定されると、午前8時59分までに入場した乗客は普通運賃の1割増を支払うといったシステムになるかと思われます。

目的はもちろん昨今話題になっている、通勤ラッシュの大混雑です。それをなくすためには、金額を変動させるのが一番だと言われています。

それに加えて、首都圏などで大幅に減っている通勤需要です。JR東日本にとって首都圏の各路線は収益の柱とも言える存在でした。その減益分を補うと言う側面もあるようです。

鉄道会社にもメリットがたくさん

・ラッシュ時に合わせた車両数
・ラッシュ時のホーム安全確認の人員
・ラッシュ時に合わせた自動改札機の導入
・ラッシュ時の安全確保の問題
・満員電車の発生

これらの問題を一気に解決できる施策です。

鉄道会社にとって通勤ラッシュは大きなコスト増の原因となっています。ラッシュの時間帯に合わせた車両数を導入し、昼間は車庫で眠っている車両があります。

それはかなり無駄なことのようです。出来れば一日中一定数の乗客で、車両も常に同じ運転間隔だと昼に車両が余って、朝には足りないと言う事もありません。

また、ラッシュ時には安全確認のため、ホーム上に係員を配備しています。乗客を電車に押し込んだりします。その人員は多い所で電車のドア数分の人を雇わなければなりません。

ラッシュ時には多くの人が改札口に押し寄せますので、その分の改札機が必要です。昼間の時間帯にはそんなに多くは必要ありません。

問題もある

問題もあるといえばあります。それを語っているといつまでも前に進まないので、その問題に対応する事が重要です。

・JR他社との調整
・乗り入れ先との調整
・運賃制度の複雑化

などが挙げられると思います。しかし、これは変えるためには乗り越えなければならない壁です。JR東日本では、IC運賃ときっぷ運賃が分かれています。

これも上記の問題を乗り越えた結果です。できない事はないと思います。

まとめ

時間帯別運賃は混雑がなくなるきっかけになり得ます。混雑がなくなって困る人はいないと思うので、これらの計画は進められるものと思われます。

頭からできないと否定しているようでは、今の便利さはありません。これまでも改革に改革を重ねて来て、この世の中になっています。










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