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2019年度、JR東の駅利用者数が大幅減少

2020年7月10日、JR東日本は2019年度における各駅利用者数ランキングを更新しました。詳しくはこちらをご覧ください。

2018年度が最高記録になるのか

首都圏を含む、全国の主要都市での鉄道利用は、ここ5年間で徐々に増えていっていました。これは人々が都会に進出し、車を持たなくなったと言う事と、外国人観光客の増加という背景があります。

しかし、2019年度後半から新型コロナウイルスの影響により、自粛、テレワークが推進され、「移動」と言うものが大きく変わりました。

そこで、順位は変わらないものの、トップ10の駅利用者数は9駅で昨年比で減少していました。

今までは、パソコンさえあればどこでも出来るような仕事も、満員電車に乗って通勤したり、何か会社同士で契約をする時には、ハンコを持って、東京から大阪の会社に行く、またはその逆、と言った出張需要が大変多かったです。

観光客の増加と通勤、出張需要が重なり合っていた2018年度の鉄道利用者数は、もう塗り替えられる事は無いのでしょうか。

つまり、社会問題となっていた満員電車の削減に一石を投じられたことになるのでしょうか。

多くの大学で後期も遠隔授業

テレワークが進みきっていない企業、遠隔授業の必要があまりない小中高校。一番オンラインで物事を進めているのは大学生ではないでしょうか。

今ほとんどの大学は遠隔授業を実施しています。私も大学では遠隔授業をやっています。数百人規模の授業はもちろん、少人数の話し合いの授業もオンラインツールを用いた授業は対面に劣らないくらい(もしくは優れているところもある)のクオリティであるとも思います。

もちろん、キャンパスライフなど1ミリもありません。しかし、少なくとも授業面において、zoomなどのオンラインツールを用いた遠隔授業はそれなりに良いところはあります。

このように、今回のコロナ騒ぎで、今までの行動を改めて見直すことができたんだと思います。

コロナ後、より良い世界になるのでは

コロナ前の首都圏はどこに行くにいも混雑が避けられませんでした。通勤ラッシュがあったからです。

今後、時差運賃が導入されるのであれば緩和されるだろうし、通勤する人の数もテレワークの推進によって、減るでしょう。

より観光などがしやすくなった日本は、逆に今までより、良くなるのでは無いか、と思っています。

これは以前にも書きましたが、鉄道会社などの運輸業にもメリットがあります。

旅行も遠隔だ、と唱える人もいますが、、、

世の中が何でもかんでも遠隔になるとは私は思いません。やはり移動は人間の楽しみの一つだと思います。

楽しみの犠牲になる混雑が緩和されるかもしれない、と言う事は日本にとって、コロナ後のチャンスになるのでは無いでしょうか。


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