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マクドナルド(MCD)FY20 Q2決算レポート。パンデミックの影響が直撃。飲食業界の厳しさを思い知らされる決算だったものの、最悪期は過ぎ去ったか。

マクドナルド(MCD)がFY20 Q2決算を発表しました。売上は前年同期比-29.6%減、営業利益は-58%減という厳しい決算となっています。

売上高と収益性 (45)

利益 (44)

EPS(non-GAAPベース) (20)

売上高成長率、営業利益率を見れば分かりますが、今期は特別悪い決算だったことが分かります。
問題はこのあと回復するのかどうかという点。

救いとしては決算発表の中で、「売上高の急落の四半期の初期に発生し、四半期が進むにつれ、既存店売上高は前四半期比で改善しました。また、6月30日の四半期末時点で、世界中にある39,000店のレストランのほぼすべてが営業を再開しました」と発表しています。

また、米国以外の店舗の売上高は落ち込んだものの、米国の既存売上高は大半がドライブスルーの売上だったこともあり、わずか8.7%の減少にとどまっています。また、6月の米国の既存売上高はわずか2.3%の減少にとどまっていて改善しています。

EPS/売上の予想と実績

これまでのEPSと売上の事前予想と実績も見てみましょう。

EPS(実績) と EPS(予想) (9)

売上(実績) と 売上(予想) (9)

今四半期に限らず、ガイダンス予想を下回っていることが度々あり、残念ながら安心して投資したいと思える対象ではありません。

今後の見通し

業績が低迷しているにも関わらず、株価はコロナショックで下落してから回復を見せています。

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44年連続して配当を増やしており、配当目当ての投資家には人気の銘柄でもあります。
個人的には飲食業界の先行きはまだまだ不透明なため、今のところ保有する予定はありません。

最後に

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