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株式市場の動きを予測する7つの方法。さまざまな指標を使用して、重要な経済転換点を予測しよう。

皆さんトレードは上手くいっていますか?もちろん上手くいっている方もいるでしょうが、大半の方はトレードは難しいと思っているのではないでしょうか。

実際にトレードは難しいです。事実、機関投資家以外の投資家の90%が取引時に損失を出しているそうです。

勝率を上げるために様々な投資スタイルを試されている方もいるかもしれません。
投資スタイルにもよりますが、ファンダメンタル分析をメインに中長期投資を実践されている方にとって、もし将来の経済転換点が予測できれば、あなたの資産状況に大きなメリットをもたらしれくれるのに、と思ったことはありませんか?

そこで本記事では、米国株投資家のための経済転換点を予測するための7つの方法についてご紹介したいと思います。
もちろん100%予測することは出来ませんが、ここで書かれている手法を知っているのと知らないのでは長期的に見れば大きな違いになると思っています。

まずはスマートマネーの流れを理解しよう

金融市場には「ダムマネー(愚かな資金)」「スマートマネー(賢い資金)」という2つの資金の流れというものが存在します。

ダムマネーとはプロではない特に、冷静な状況判断ができない投資家の資金のことをいいます。逆にスマートマネーとは投資銀行やヘッジファンドに勤める機関投資家のことを指し、冷静な状況判断ができる投資家の資金のことをいいます。

機関投資家は基本的に同じプロセス、同じ指標を使ってトレードアイデアや市場の見解を生み出します。そのため、スマートマネーは「1つの群れ」のように同じメンタリティを持つことになります。

我々個人投資家はそのメンタリティをインターネットを使って把握することができます。スマートマネーがどこに流れているのか、どの資産に対してポジションを取っているのかを予測することが可能です。
機関投資家が群れのメンタリティを持っていることを確認した今、我々は彼らがどのようにして市場を見ているのかを知る必要があります。

株式市場であれば、国内総生産(GDP)が世界の成長と収縮の指標となります。そのため、GDPの動きを予測できるかどうかが、株式市場の動きを予測する上で重要なポイントとなります。

どうやってGDPを予測するのか?その答えは、先行する経済指標です。GDPの先行指標を見極めることができれば、GDPの将来の動き、株式市場の動きを正確に予測することができます。

ここからは、最も強力で正確な先行指標を用いて、経済の見通しを立て、それによって将来の株式市場の動きを予測する7つの方法をご紹介していきます。今回は特に米国市場に関連のある指標をご紹介します。

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