見出し画像

新規上場企業の株はIPO初日で買うべきなのか?過去の高成長IPO銘柄の初日終値とその後の安値について調べてみた。


SnowFlakeやUnity、JFrogなど注目の高成長企業がいよいよ上場します。Twitter上ではIPO初日に絶対買うとつぶやく方が多かったのですが、本当にIPO初日に買った方が良いのかどうか、過去の高成長IPO銘柄の初日終値とその後の安値について調べてみました。

CrowdStrike (CRWD)

画像2

2019年6月12日に上場したあと、2019年9月26日に安値更新。その後もダラダラと安値を更新。

Datadog (DDOG)

画像3

2019年9月19日に上場したあと、翌日の2019年9月20日に安値更新。その後もしばらく安値を切り下げる。

Fastly (FSLY)

画像4

2019年5月17日に上場したあと、翌日の2019年5月22日に安値更新。その後もしばらく安値を切り下げる。

Jamf (JAMF)

画像5

2020年7月22日に上場したあと、2020年8月3日に安値更新。現在も安値更新中。

nCino (NCNO)

画像6

2020年7月14日に上場したあと、翌日の2020年7月15日に安値更新。IPO初日終値を更新したのは2020年9月1日。

Lemonade (LMND)

画像7

2020年7月2日に上場したあと、2020年7月8日に安値更新。現在も安値更新中。

BigCommerce (BIGC)

画像8

2020年8月5日に上場したあと、2020年8月18日に安値更新。

GoHealth (GOCO)

画像9

2020年7月15日に上場したあと、2020年7月28日に安値更新。現在も安値更新中。

Agora (API)

画像10

2020年6月26日に上場したあと、2020年6月29日に安値更新。その後、IPO終値から-28%まで下落。

まとめ

今回調査した銘柄の中で、CrowdStrike (CRWD)だけがIPO後、3ヶ月経ってから安値を更新していますが、その他の銘柄はIPO後、比較的早く安値を更新しています。

この結果を見ると、「みんなが騒いでいるから、IPO初日に購入しないと!」と考えるのは早計なんじゃないかということ。

特に投資初心者の方は、IPO銘柄にすぐに飛びつくのは注意が必要なんじゃないかと思ったり。

ちなみに、記事はあくまで個人の意見であり、如何なる投資を勧めるものではありませんのであしからず。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?