2024/6/24(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析

■日経225先物 月足(期近)

まずは月足から。また一週間が過ぎたが何も変化はなく全く方向感がない状態が続く。先週は39000円にタッチするレベルにはいかなかったが38000円の「防衛ゾーン」は強固で現状変更はなし。月足も見てる通りで変化はなくまだ上向きな5MA(39050円)を超えることはなく足の実態はない。先月の終値始値は38490円、4月の終わり値も38470円、金曜夜間の終値も38490円となっており相変わらず「500円」に吸着している。月足では先週と比べて見るべきところはない。

■日経225先物 週足(期近)

週足も実態がな状態が続いているが僅かに変化がある。長期間サポートが続いていた20MA(38860円)を割っており、25MA(38300円)との攻防に変化してきている。同MAはしっかりと上向きなためかなりの強いサポートになり得る。但し逆に割れてレジスタンスになり38000円を完全に割ると大きな流れになる可能性を大いに秘めていることは言うまでもない。この後出てくる日足はもちろんの事、週足のボリンジャーバンドもかなりの勢いで収縮に向かってきており、週足レベルでも次の動きへのエネルギーを溜めてきている状況。

25MAは38300円にあり38000円の防衛ゾーンの手前、まずはそこでの動きがどうなるか、そこを割れても38000円で再び硬さを発揮するかを直近注目したい。38000円を割れた場合は5/17週の安値37610円→37000円(BB-1σ付近)→直近安値の36710円となる。

■日経225先物 日足(期近)

前出の通り、ボリンジャーバンドの収縮もさらに進んでおり次への動きが目の前に迫っていることが分かる。5MAが38500円付近で金曜夜間の終値と同レベル。BB-1σが38400円付近で週足25MA手前に、-2σが38100円となっている。やはり38300円が割れるか否か、その後38000円を割れる(=BB-2σ以下の日足バンドウォークに入る)と言う所がまずのクリティカルポイントとなる。逆に上目線であれば日足25MAあ38650円付近にあり、先週に高値が38790円。これ以上で推移して39000円と突破しない限り現状変更は起こらない。

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

■日中チャートの窓が空いている領域

39460円←→39480円
36300円←→36190円
34820円←→34530円
33580円←→33560円
31870円←→31640円
31190円←→31090円
31320円←→30980円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)

■日経VI 週足

■日経VI 日足

■日経225先物(4時間足)

■日経225先物(1時間足)

■今後節目となりえる価格帯

39460円
(5/20の高値で直近高値。)

39350円
(6/11高値)

39250円付近

(4/16始値が39240円。日足BB+2σ。ここをブレイクして推移すれば日足バンドウォークへ。6/11高値39350円、直近高値の39460円がターゲット。)

39050円

(月足5MA。39000円を超えてもここで折れれば展開は変わらない。)

39000円


38880円
(日足75MA)

38790円
(先週に形成したレンジ高値が38770円付近から38800円付近になる。これ以上で推移しない限り39000円チャレンジはなく、39050円の月足5MA以上にならないと現状変更は起こらない。)

38600円
(金曜夜間の高値、金曜に注に午後の戻り高値ライン。ここを超えれば先週高値の38790円を目指す。超えなければ38500円割れで週足25MAの38300円割れへ。)

■38490円
(金曜夜間終値)

38400円~38260円
(長期間意識されてるゾーン。このゾーンに入ってれば38260円、木曜日中の安値38230円(ここから大きくリバウンド)へ向かう)

38300円付近
(週足25MA)

38230円
(木曜日中安値。割れれば走る可能性あり)

38100円
(日足BB-2σ)

38000円

37900円
(38000円を割れここも割れると、再び先週安値チャレンジへ。1時間足で5月の安値を付けてから足一本でここまでほぼ丸坊主で戻っている。)

37800円付近
(5月、4月下旬から意識されているライン、ここから先週安値までは(37900円から含め)値幅が出やすい環境。)

37610円
(5/30安値。直近安値)

37600円~37550円付近
(4月の安値36710円からの底値圏で形成したレンジネックライン、4月24日、25日でサポートを受けたライン。ここを割れると37000円割れチャレンジがより現実的に。また37610円以下は4/26日足で37130円まで下髭を引いている。)

37300円~37400円付近
(4月中旬から下旬の下落で意識されている領域。)

37130円
(4/25のPPI指標後に大きく下落した時の安値。4/26安値。)

37020円
(4/22安値)

37000円

36700円
(4/19安値)


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