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株って博打じゃないの?

さて本日のテーマは「株って博打じゃないの?」です。

いきなりですが、「株やってるんだよね」と知り合いに言われたら、どう思いますか?
今の私なら「え!そうなの!私も!短期?長期?それとも株主優待メイン?どんなセクターを中心にやってるの?」とそりゃもう嬉しくて、早口に質問攻めをしてしまいます。ですが、数か月前の私なら「え?それって大丈夫?だってハイリスクハイリターンっていうでしょ?そんな無理して、お金が減るようなことしなくてもいいのに、なんでわざわざやるの?」って聞いていたと思います。

ちょっと前の私の株式投資のイメージといえば博打。
ハイリスクハイリターン。
そしてお金持ちの人だけがやっているもので、しがない会社員には手も足もでないのでは?という印象です。そして何より、お金が増えるかもしれないけど大幅に減るという恐怖心がありました。
折角、汗水たらして働いたお金が蒸発するように消えるなんて、もう悲しいを通り越して呆然としてしまいます。だからこそ、銀行に預けておけば減る事はないんだから、無理に株式投資なんてする必要なんてないじゃないかと思っていました。
 

株は天気予報に似ている?
 実際に、何も知らず、そして調べずに聞いたことのある有名企業だから、有名人がその株をおススメしていたから買ってみた、というのは危ないと思います。

例えるなら、靴で明日の天気予報をするようなものでしょうか。

「あーした天気になーれっ」と靴を放り投げて、靴底がみえたから明日は雨だ!と決めつけてしまうくらい横暴だと思います。そんなやり方をしては、いつまでたっても天気予報は運任せです。まぐれで当たるかもしれませんが、そもそも天気には晴れや雨だけじゃなく、雪や雷雨もあり様々な気象があります。
私は気象予報士ではないので詳しくは知りませんが、天気予報をするには雲の動きや海の温度、風の向きなど様々なデータを分析して、やっと明日や明後日の予報を決めるのではないでしょうか。
 

株式の動向はデータで読み解く部分も多い
 株式投資も、様々な指標やデータを使って、どの銘柄を決めるかという判断をしているように思います。会社の業績の売り上げは右肩上がりなのか、その会社が属している業界の市場規模は今後も成長していくのか。こうした会社の現状を見極める数字のほかに、各国が出しているデータも参考にされます。国民総生産であるGDPや消費者物価指数CPIなど。また世界全体を見渡して、ドイツやイギリス、中国の株式相場が前日よりも反発して株価があがっているのか、それとも下がっているのか。


もうありとあらゆる数値、データ、指標の数々があります。まだまだ私も知らない単語ばかりですし、経済用語ってだけで混乱してきます。

もうこんな話を聞いたら、一瞬でめんどくさいって思ってしまいますよね。
でも逆を言えば、そういったデータを自分の味方につけ、判断材料とすることができれば、株式投資は恐ろしい博打ではなくなるのだと思います。100%の完全予想はできなくとも、予想が当たる確率が高くなるのではないでしょうか。ただ、株式投資は「生もの」と表現されることもあるように、どんなに勉強をしていても、予想外の動きをするものです。急落したり、急騰したり。それもふまえて、株式投資と向き合います。
 
 ちなみに私はまだ、ひよっこレベルなので、殆どの指標の意味が分からないですし、その指標が出した数字がもたらす影響、結果もまだ見えていません。ある指標が高ければ円安が進むだろうということや、この数値が悪ければ経済が低迷していく可能性が高いなど。数字から将来どうなるかを見極められるようになるには、もう少し時間がかかりそうです。
 
そんな私でも、なんとか株式投資を続けています。もう分からないなりに、分かっている範囲、数少ない知識で頑張っています。知らない単語は書き留めて、時間があるときに調べるようにしています。

株式投資は学び続ける姿勢と安定した気持ちで取り組む
 つまるところ、株式投資が博打になるかならないかは、自分自身の勉強度合いによると思っています。あとは自分の判断基準と根拠をもって決められるかどうか。気分やなんとなくという曖昧な感情で判断するのではなく、理論的に、理性的に決定が下せるか。これが意外と難しい。
勉強は結局やればやるだけ身に付きますが、精神的な部分は、なかなか鍛えるのが大変です。有名なトレーダーさんがこの株上がりそうですと話しているのを聞くと安易に引っ張られそうになります。

そして厄介なのが思い込みです。この銘柄は、ずっと上昇しているから今後もきっと上がる、となぜか決めつけてしまう。以前購入した銘柄で上手くいったから、次も成功するはずだと過去の成功体験が邪魔をしてしまう。本当に失敗したなと後悔するときは、根拠もなく思いこんでしまう時だったりします。

逆に、根拠を持って買った銘柄は少し株価が下がっても、精神的に強いです。そしてしっかりと株価が上昇してきた時にはもう本当にガッツポーズです。軌道に乗った嬉しさがあります。
 

株を知る事で不安を少しずつ減らしていく
 私自身、株式投資は博打だと思っていましたが、今はそう思っていません。わからない、知らないものへの不安が恐れとなっているならば、もう理解しようとする、そして知ろうと積極的に動いて安心材料を増やせばいいと思っています。やはり失敗をすることもありますが、次は絶対に同じ失敗はしないぞ!と思って反省し、改善しようと心がけています。

この記事をみて、株について怖い、危ないという印象ではなく、知らないから怖いのであって、まずは知ってみようとプラスに思っていただけたら幸いです。それで株式投資をするかどうか判断しても遅くはないと思います。

 私は株式投資を絶対にしたほうがいいという奨励をしている訳ではありません。今の収入でも十分だったり、自分で判断して資産を運用するのは面倒だという考えもあると思います。それに性格の相性もあると思います。他の資産運用の方法も沢山あります。私は調べた結果、株式投資をやってみようと思い、始めただけに過ぎません。

それでも、私と同じように株式投資を始めた仲間ができたら嬉しいなと思っています。お金の不安をなくす手段の一つとして、夢をかなえる方法として、一緒に株式投資投資を頑張っていけたら、私も嬉しいです。

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