見出し画像

#03 取引時間帯の重要性

こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。

今日はトレードを行う時間帯の重要性について書いていきます。

まず、勝てないと感じている方はご自身が取引を行う時間帯の特徴を理解していますか?
FXを始めたばかりの方には、時間帯の説明を良くします。

このFXという職場は、24時間動いているからいつでも取引ができるいつでも稼ぐことができるという謳い文句を聞いたことがあると思いますが、実はこれは大ウソです。
24時間あるうちの相場が活発に動くのは、ほんの数時間だと思ったほうがいいです。
本気で勝ちに行く、利益を取りに行きたければトレード時間を選ぶ必要があります。

日本時間:9〜12時
我々日本人は会社が始まる時間、つまり日本経済が動き出す時間帯になるわけです。
しかし、アメリカや欧州(ロンドン)はまだまだ夢の中。日本経済は活発に動いているものの、海外勢の資金が流入していない。つまり相場が動きづらい時間帯とも言えます。が、動き出すと案外一方向に動きやすい傾向があります。(特にドル円)

日本時間:13〜15時
この時間帯の日本は昼休みが終わって午後の業務が始まる時間。
その頃、欧州では朝を迎えます。欧州の早起きトレーダー達の資金が徐々に市場に流入してきて活発さを増してきます。
欧州のトレーダーは結構気性が荒いようで、日本時間で発生したトレンドやレンジを、さらに大きく動かしたくなるようです。(厳密には資金の流入により大きく相場が動きやすくなる。)

日本時間:16〜18時
私はこの時間帯に取引することが多いです。
なぜかというと、日本時間の9〜15時である程度その日の方向感(トレンド)が生まれてくるからです。
その発生したトレンドに上手く乗っかることができれば、欧州勢の力を借りて大きくポジションを育てることができます。
しかし、日本時間とは全く違った方向に進んでいくこともしばしば。チャート分析の中で方向感を掴んでおくことは非常に重要。
また、この時間帯は日本では終業時間になる会社もありますが、欧州では始業時間。つまり日本時間と欧州時間が上手く合わさる時間帯なのです。

日本時間:19〜21時
日本は帰宅時間帯、欧州ではランチタイムで、相場は閑散とすることが多い時間帯です。
この時間帯での取引は方向感が掴めないためお勧めできません。

日本時間:22〜24時
日本は就寝時間になろうとしている頃に、ようやくアメリカ市場は目覚めます。
一方で欧州市場はまもなく一日のトレードを手仕舞いするような時間帯。
そして、アメリカの強烈な経済指標もこの時間帯に集中することが多いため、相場も活発に動きます。
レートは日本時間や欧州時間とは全く違う方向に進んでいくこともあるため、要注意。

日本時間:25時〜
まず、この時間帯にトレードを行うという方は少ないのではないでしょうか。
25時以降は薄商いになる一方のため、お勧めできません。

大まかな記載になってしまいましたが、特徴を分かっていただけたでしょうか。
取引市場は世界のどこかで常に開いて動いているものの、結局のところは資金が流入しないと動かないのです。
私一人が10万ドルの米ドルを買ったとしても市場はびくともしません。
より多くのトレーダーが市場に参加することで、テクニカルが効きやすくなるわけです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?