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学生の目に留まる応募導線の設計とは。企業に寄り添う新卒採用コンサルの話【社員インタビュー】

社員インタビュー
トラコム株式会社の社員ひとりにフォーカスを当てて、トラコムの仕事やトラコムではたらく人を紹介する企画です。
取材担当者:牛澤

今回ご紹介するのは「テクタス事業部」アカウントリーダーの北川さん。社内でも新卒・社員領域への知見が深い!さらに、いつ会ってもパワフルな印象です。

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テクタス事業 アカウントリーダー/北川梨奈
2011年入社。アルバイトパート、中途新卒、Indeed部門などを経験。
2019年に産休育休を経て復帰後テクタス事業部に。
子育てしながらの時短勤務でも、営業として働くスタイルを築いています。

今どんな業務をされていますか?

北川:新卒採用の代行コンサル業務、採用オウンドメディアの運用、採用管理システムで作成した採用ページやサイト全体のコンサルティングを行っています。首都圏中心に、全国の企業のサポートを行っています。

もともと私は、求人広告を販売するリクルーティング事業をしていて、その時はHR(新卒・中途)領域に携わっていたので、その流れで今の分野を担当することになりました。あとは産休復帰の頃にちょうどそのポジションが空いていたこと、会社としても力を入れていきたいところだったことと、いろいろ重なり(笑)休暇前のポジションをやる道もあったけれど、元々メディアにとらわれずに提案したいと思っていたことと、新しい知識や経験を身に着けたい気持ちもあったから、テクタス事業部を選びました。

お手伝いしているのは、なにをやっても応募が集まらず打ち手に困っている企業様や、採用業務にまで手が回らない企業様、やりたいことはイメージできていても実行する方法がわからない企業様などが多いですね。

学生に注目されにくい企業…どんなサポートをしていますか?

牛澤:都心から離れていて学生の検討エリアに入っていなかったり、学生になじみのないBtoBの会社などは、そもそもナビサイトで原稿を閲覧してもらうことも難しかったりしますよね。そんな状況の中でも、学生のエントリーを集めるためにはどうしてますか?

北川:「学生が参加したいと思う説明会って、どんなものかな?」「メールってどう返したらいいかな?」と考えて、学生が応募しやすい導線を作ってあげることですかね。たとえば、今お手伝いしているある企業様で、ライブ型のオンライン説明会を実施していたのですが、途中で退出されてしまったりとあまり参加状況が良くないことが課題でした。それならばと、会社説明は各自で事前録画動画を見てもらうことにし、別でライブ型の座談会を実施。事前の動画でわからなかった点について、ざっくばらんに質問できる場としました。それが学生には高評価で、エントリー数は昨対で3倍になっています。

学生の導線づくりのアイディアは、いろんな会社がやっていることを調べたり、トラコムの人事に話を聞いたりしながら拾っています。この会社が求める学生にはどんなスタイルが合うかな?と考えて実施していますね。

お客様と一緒に悩んで、お客様と一緒に実行して、お客様と一緒に喜ぶ。そんな仕事なので、ちょっとしたことでも「あの企画思いつくのさすがだね」「北川さんのおかげで、かなり応募集まってるよ」と言っていただけることが嬉しいですね!

最近の新卒採用の傾向とは?

牛澤:今お話ししていただいたオンライン説明会のように、特に新卒採用では新しい採用スタイルがどんどん出てきていますよね。全体的な傾向ってありますか?

北川:今お伝えしたような動画の活用は主流になってきていますね。オンライン面接などの浸透で、会社のリアルな姿を伝えるために活用されているのだと思います。おかげで地方学生と出会える機会もかなり増えていますね!

その他でいうと、学生も企業も、インターンシップを重視する比重が上がってきていますね。インターンシップだけで、翌年の内々定を決めてしまう企業もあります。都内のベンチャー企業ではよくありましたが、地方の中小企業でもこういった傾向が出てきているので広く浸透していますね。ある富山のIT関連の会社様では、優秀な学生を採用したいということで早期からインターンシップで接点をもち、その結果で内々定を出しているそうです。企業は自社が求める学生に対し、どんなアプローチが有効かを考えて、自社の勝ち方を見つけていくのが良いと思います。

出産を経て、働き方は変わりましたか?

牛澤:今は時短で働かれていますよね。限られた時間の中でも、新しいアイディアを見つけて、こうしてお客様によりよい成果をお返しできるのはさすがです!産休後の働き方は変化しましたか?

北川:産休前までは営業時間をフルに使ってお客さんと話して、ようやく18時から原稿作ったり見積もり作ったりを始めるスタイルだったから、正直結構残業もしてて…。でも今は時短で9時‐17時で働いているので、その時間の中に収めるのが大変(笑)

その中でも工夫しているのは、情報収集などは仕事の時間以外でやっておくこと。周りに情報収集が得意なメンバーや、知識をたくさんもった上司・先輩もいるので、相談しながらやっています。

私はもともと大阪支社に入社して、新橋営業所(現在は本社営業部に統合)、本社とさまざまな拠点で働いてきました。そしていろんなメンバーとも働いたので、今となっては本社に限らず名古屋・福岡・千葉…と全拠点の方に相談しやすいです。横のつながりを持っていたのは、良い財産だったなと思いますね!

今取り扱っている商品・サービスは、提案に半年かけてようやく契約になることも多いし、やりがいや実感を感じる瞬間は以前よりも遅くやってきます(笑)でもこれをやらなかったら「半年後の自分が苦労する…!」と思って頑張っていますね。なにより、どうしても自社内だけではどうにもならない企業様も多いと思います。なので多くのお客様の役に立てるようこれからも頑張っていきたいです。


新卒の分野ではプロフェッショナルの知識を持つ北川さん。限られた時間の中でも周りを巻き込みながら、良い仕事をされているのが感じられたインタビューでした。実は7月から、再び産休に入られることに!健康で元気なお子さんが出産できることを願っています☆

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