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絵に、その土地のエネルギーは現れる

リアルタイムではリオデジャネイロに着きました!

引き続き、過去日記シリーズ!
ボカ地区と、MALBA(ラテンアメリカ芸術博物館)に行ったときの話です。

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世界一周10日目。
アルゼンチン、ブエノスアイレス。

今日はカラフルな町並みで有名なボカ地区と、宿で会ったコロンビア人のY氏に教えてもらったMALBA(美術館)に行ってみることにする。

(最近、宿で人と話せることが増えてきて嬉しい…自分からはなかなか話しかけられないけれど…)

ブエノスアイレスのバスは、バンコクのバスに比べたら簡単。まあ、スペイン語なら少しは会話できるので、質問がしやすいというのが大きい。
Google Mapのオフラインマップを入れて現在地を常にチェックしておけば、方向は間違ってないか、目的地の近くまで来たか、も調べやすい(Googleさまさま…)。

ただ、最初は降り方が不明で、目的地から過ぎてしまって歩く羽目になったりした。
(ブエノスアイレスのバスって、ボタンを押してもあんまり音がしなくて、押してる人がいるのかどうかはっきりしないのだよね…。)

午前中、まずはボカ地区へ。
この地区出身のキンケラ・マルティンという画家のアイデアで、「カミニート」と呼ばれる小径に接する建物がカラフルに塗り分けられている。

時々色合わせの好きな家もあるんだけど、なんというか商業的なにおいばっかりがするゾーンで、私はそこまで好きになれなかった。
(観光地というのはだいたい商業的なものだと思うけど、もう少し雰囲気を大事にしてほしいんだよなあ、と思っちゃう)

でも、キンケラ・マルティン美術館は別だった。

あんまり期待せずに行ったのだけど、とてもとてもよかった!

キンケラ・マルティンはボカ地区を愛した画家だそうで、海沿いの街らしい絵がたくさん飾られていたのだけど、彼が描く船と人の絵がどれもドラマチックで。

構図も素敵だし、黒の使い方がいいなと思う。

比較的空いている美術館だったから、じっくり眺めることができた。こんな絵が家に飾られていたらとっても嬉しいだろうなあ。

それ以外に面白かったのが、これ、なんていうんだろう?ヨーロッパとかの昔の船って、先頭に人とか精霊とかの人形をくっつけてるじゃないですか?あれのコレクションの展示!

昔の航海の話って、やっぱりなんとなくロマンがあるよな…。

こんなのをつけてた船があるのか…という面白さもあった。

宿に戻って遅めのお昼ごはんを食べたあとは、MALBAに出発!

展示の一つは、1960年?70年?からのラテンアメリカのアート。社会情勢の変化とともに登場した様々なスタイルのアートが展示されていた。

この人の絵がすごく好みだった。
ブラジルの画家らしい。

初めてボテロの絵を生で観ることができたのも、嬉しかった〜。

もう一つは、Ernesto Neto Soploという人の展示。

写真の展示もあるんだけど(↑の写真が好き笑)、立体物の展示が主。

3人で着るためにつくられた服や、天井から吊るされている太鼓、ストッキングでつくられたトンネル?など、体験型のアートが多くて、お子さんの来場も多かった。

はだしで歩いてる子供がいてかわいかったな…。

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