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ウィークエンドけそ(第16回/2020.12.5号)

くずざんぽー、けそです。
皆さんは、どちらで、いかがお過ごしでしょうか?

最近、「英語日記BOY」の方法を真似て、なるべく毎日英語日記を書いている私(毎日ちょっとでも英語勉強してると、「少なくとも昨日よりわかる英語が増えた」と思えて、自己肯定感上がるのでおすすめです)。

そこで紹介されてる日記の書き方は、以下の通りなんですが…。

①「日本語で日記を書き、特に言えるようになりたい一文をピックアップする(私は最初から一文だけ書いてます)」→②「まず自力で英訳」→③「ネットで例文を探す(ない場合はTwitterでも検索)」→④「例文とTwitterを参考に自分で英訳した文章を修正。自分専用の例文完成!音読して覚えよう!(オンライン英会話とかで文章を添削してもらえるとなおよい)」

「Twitterで検索」の過程、「わ~違う国住んでる人も同じこと思ってる~(or この人は全然違う反応してる~)」っていうのが読めて面白いです。

例えばこないだスーパーで初めてサメの肉を見たので、そのことを書こうと思って似ている文をTwitterで調べてたら…。

アジアンマーケットで初めてサメの肉を見ちゃった!ってつぶやいてる人とか、

「こんなにいっぱいの魚介は初めて見る。サメからイカまで…誰がこれ食べるの?」ってつぶやいてる人もいますね…(魚介どこまで食べるか(含生食ありか)って、かなり文化差ある気がする)。

冒頭が長くなっちゃいましたが…。

この番組は、今週けそがビビビと来た、SNSの話題・ラジオで聴いたもの・YouTubeで観たもの等の中から、特に皆さんにお伝えしたいものを紹介していくテキストラジオです!

ということで、今週の最初の部門。

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急速に成長「させられている」鶏たち

最近、漫画家の渡辺ペコさんがリンクを紹介されていて、以下の記事を読んだ(記事自体は、2019年のもの)

日本の食用の鶏の飼育状況について報告されている記事。
ぜひ全文をお読みいただければと思うのだが、以下のような内容が書かれている。

・肉用の鶏は生まれたその日に選別される。小さすぎたり、足が多すぎたり、炎症があったりする「規格外」のひなは殺される(100羽のうち2羽くらい)。日本でよくある殺し方は、生きたままの袋詰め。ヒナの上にヒナを重ねていき、下のヒナは押しつぶされていく。

・養鶏場のヒナたちは、本来120日かけて大きくなるはずだったが、体だけ40日で大きくなるよう品種改良されてきた。
骨格の成熟するスピードより速く体重が増加するため、腰や膝の関節が体を支えられなくなり、歩いたり立ち上がったりできなくなるヒナもめずらしくない。その結果、水にも餌にも届かず死ぬことがある。生後1か月頃から、ヒナたちは関節が痛いのであまり動かなくなる。

・日本の飼育密度は他国に比べて高い(EU規制の1.4~1.7倍、ブラジルの1.8倍)。高密度で飼育されているヒナたちは、水を飲むことすら容易でない。鶏舎の従業員たちは足の踏み場がないので、前に進むためには必ずヒナを蹴ったり、足を踏んだりしてしまう。

・一度入れられたヒナたちは、屠畜されるまで一度も糞尿を掃除してもらえない。体が重く、密度が高く、地面の状態が悪いため、ヒナたちの足の裏と膝の部分には炎症が起こる。

2011年の調査(3)では農場により大きく異なったが平均では87%のヒナに皮膚炎が認められ、趾蹠周辺にまで炎症が及ぶ重度のものは20%にも及んでいる。

※(3)わが国のブロイラー鶏における趾蹠皮膚炎の発生実態に関する研究 橋本信一郎 2011

日本で『ニワトリ』はこんな風に殺されている…知られざる現実」より引用。

・ヒナたちはワクチンと抗生物質を与えられることで、ギリギリ大量死を免れている。しかし、鶏肉からの薬剤耐性菌の検出率が、国産は59%、外国産は34%だと厚生労働省の答弁でわかった。

※薬剤耐性菌が増えると、「抗菌薬」が効かなくなり、これまで軽症で回復できた感染症が重症化しやすくなったりするそうです。そういう鶏を食べた人間も、薬が効きにくくなっちゃうってことですよね…。

(薬剤耐性菌について参考にしたのは、以下の政府広報オンラインの記事「抗菌薬が効かない『薬剤耐性(AMR)』が拡大!一人ひとりができることは?」)。

(鶏の記事の紹介は以上)

渡辺ペコさんは、以下のように仰ってる。

私も、ちょっと前までは「ヴィーガンかー…(意識…高いな…)」ってちょっと距離を置いてたんだけど、こういう記事を読むと、考えが変わるな…。渡辺ペコさんと同じで、私も完全にヴィーガンになることはできないように思うけど(少なくとも今のところは)、できる範囲のことをしていけたらいいな…。

<今日のテーマに関連していくつか>

まずは、読めてないけど気になってる本を数冊。

■クリーンミート 培養肉が世界を変える

ぬまがさワタリさん(いつも気になる本をおすすめされている方!)のツイートで気になっている本。いくつかぬまがささんのツイートを引用するよ。

培養肉…すごくない…?

今日紹介した国産鶏肉の記事を読むまで、なんとなく「国産肉のほうが輸入した肉より健康的」な気がしていた。「なんとなく持ってるイメージ」に縛られちゃうと事実を見逃してしまうことがあると思う。

「自然に湧き上がる気持ち」「最初に感じた印象」を時には疑ってみたり、外側から眺めてみたり、「実際どうなんだろう?(印象論じゃなく、科学的に分析してるデータはあるかな?)」「私が習ってきたのはこうだけど(or私のコミュニティだとこれが支配的な価値観だけど、)その外で生きてる人ってどうしてるの?」とか、調べてみることを大事にしたいと思っている。
(とはいえ、すべてを疑っちゃうと自分の足場が崩れちゃうような気もするから、ほどほどに進める必要があるけど)

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※一旦、食の話題から脱線するんですけど…。今「科学」が否定されてるコミュニティを描いたディストピア小説『るん(笑)』をちょこちょこ読んでまして、おかしくて怖くてとてもおすすめです。タイトル「るん(笑)」の意味が明かされたときの衝撃を、ぜひ皆さんも味わってみてください。言語とか漢字クラスタには特におすすめ本です。宜しく候!

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ぬまがさワタリさん、培養チキンに関するニュースもツイートされていたので、こちらも貼っておくよ。



■世界屠畜紀行

「食べるために動物を殺すことを可哀相と思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じる文化は、日本だけなの?」 屠畜という営みへの情熱を胸に、アメリカ、インド海外数カ国を回り、屠畜現場をスケッチ!! 国内では東京の芝浦屠場と沖縄をルポ。「動物が肉になるまで」の工程を緻密なイラストで描く。
Amazon『世界屠畜紀行』の紹介ページより

日本の「動物を食べる」文化へのまなざしって、すごく仏教の影響が大きいのだろうなと思う。だから、仏教圏じゃないところの文化との比較はぜひ読んでみたいなと思ってる。

もう一つ。こちらは映像作品。

世界の”現実”旅行 (Netflix)
(リンクを押すと英語版のトレイラーに飛びます。サムネイルに結構生々しいミイラが出てたんで文字リンクにしてます…)

英語のオリジナルタイトルは『Dark Tourist』。ダークツーリズムとは「災害被災跡地、戦争跡地など、人類の死や悲しみを対象にした観光のこと」(by Wikipedia)。必ずしもこの定義にあてはまるところばっかりじゃないけど、ニュージーランドのジャーナリスト・デイヴィットが、世界各地の「ダークツーリズム」スポット(例:ケネディ暗殺現場、カザフスタンで核爆弾投下によりできた湖、福島の放射能汚染避難指示区域)をまわるというドキュメンタリー。

このうちアフリカ編では、ブードゥー教の儀式で鳥を殺し、その血を使う場面が出てくる。これに顔をしかめるデイヴィットに、ブードゥー教の司祭は「あなたが鶏を食べる前には、鶏を殺しているのよ」と言う。
動物を殺すことと「野蛮のレッテル」って、すごく密接(「野蛮」っていうとちょっと言葉が強いけど…)。
でもどこからを「野蛮」と思うかって、その人が育ってきた文化圏によって全然違うんだよね。
(例えば日本では今でも(特に外食で)「生きたままの食材を調理して活きがいいアピールする」文化があるけど、アメリカの人でこれをかなり衝撃的だととらえる人もいるみたい↓(たしかに結構怖いよね…))


「生き物を食べる」ことについて考えを深めるために、ジャイナ教徒についてももっと学んでみたいなーと思っていますぞ。

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続いては

ウィークエンドミュージック

のコーナー。

Eテレは必要な気がしておるよ…。

井上涼『何にでも牛乳を注ぐ女』

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最後の部門!

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どこを刺激してるのかよくわからなくて、かわいい。

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今週の『ウィークエンドけそ』、いかがでしたでしょうか?

この番組では、皆様からけそへの、褒め言葉・人生相談・質問をお受けしております。

ラジオネームを添えて、この記事のコメント欄に記入するか、以下のリンクからマシュマロ投げてください!採用された方は、番組内でご紹介させていただきます(マシュマロは、Twitterでも回答載せるかも!)

毎年喉が乾燥にやられやすい私ですが、今年は積極的にブロッコリーを食べるようにしていてまだなんとかなってますよ…。

皆さんも、喉大事に、暖かくして過ごしてくださいませ~!

それでは、また来週!

いただいたサポートは、ますます漫画や本を読んだり、映画を観たりする資金にさせていただきますm(__)m よろしくお願いします!