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ウィークエンドけそ(第19回/2020.12.25号)

メリークリスマス!けそです。
皆さんは、どちらで、いかがお過ごしでしょうか?

私は、最近人生で初めて?しもやけに悩まされています。
夜になると急に足の薬指や小指がかゆくなるのです…。
特に薬指。
私は痛みにはそこそこ強いけれど、とにかくかゆみに弱い。かけばかくほどかゆくなるから、皮膚をかくのはある種依存症に近いと感じるほどです…。

「皮膚が急激な温度差にさらされるとよくない」とネットで読んだので、裸足好きの私も夕方以降は熱心に靴下を履くようにしてるのですが、昨日はあまりのかゆみにむかついて、薬指に説教しようと思って、靴下を脱ぎました。

するとどうでしょう…。ぽってりした薬指の形が妙にかわいいのです…。

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<腫れている薬指の肖像>

でも言ってやりました。お前!かゆくなるなよ!困ってるんだぞ!と。

(私が薬指に怒っていたら、恋人が薬指役をやってくれて、薬指の気持ちを代弁してくれた。「わいだって逃げ出したいのに、爪はしょっちゅう出入りしているのに、なんでや~」という内容だった。なぜかエセ関西弁だった)

(薬をもらおうと今日病院に行ったら「こんなの大したことないよ~。あなたの前に来たおばあちゃんは、しもやけで穴が開いちゃったんだから!」と言われて、それまで我慢していたおばあちゃんに思いを馳せた…)

この番組は、今週けそがビビビと来た、SNSの話題・ラジオで聴いたもの・YouTubeで観たもの等の中から、特に皆さんにお伝えしたいものを紹介していくテキストラジオです!

ということで、今週の最初の部門。

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弟の人は、年上だって弟だなって思う

今、歌人の穂村弘さんのエッセイを読んでいるのだが、これがとんでもなく面白い(今日のこの記事の冒頭も、本の影響を大いに受けている)。

穂村さんの文章を読んでると、毎回「すごい」と思う。
穂村さんが覚えている出来事が、大いにロマンティックだったりドラマティックだったりしてすごい。今眼前にある現実の、タラレバがとめどなくてすごい(この要素については、前に別の記事(↓)でも少し書いたことがある。ちなみにこの記事の中の「恋人」は、元恋人だ)。

そして、「全員に共感される話じゃないかもしれないけど、私もそれ…わかるよ…」と思わせるのが、すごい。
それは、「穂村さんが好き」じゃなくて「自分が好き」なのかもしれないけど…。(奇しくも穂村さんは、同書の中で恋愛と自己愛の関係についても面白い文章を書かれている)

たとえば、この話。わかる…わかるよ…、と思った。

或る日、過去のガールフレンドたちを思い出してみると、ほぼ全員が「姉」だったことに気がついたのだ。「妹」とつきあった記憶は殆どない。比喩ではなく、現実の兄弟姉妹関係の話だ。反映なのだろう。

〔中略〕

「姉」ばかりのガールフレンドたち。 九割を超える「姉」率に最初に気づいたとき、一瞬、恐怖で鳥肌が立った。思いがけない、しかし、反論の余地のないかたちで性格の致命的な欠陥を突きつけられた気がしたのだ。だが、そういう自分だと認めるしかない。 私は「姉」タイプの女性に甘えるのは得意だが、「妹」タイプの女の子を扱うのは全く苦手なのだ。

(『もしもし、運命の人ですか。』より引用

これは、社会人になってからの、ジャスト、私の持論。

「恋愛において好きになるタイプは『年上/年下』より、その人がきょうだいで、どのポジションかの方が重要!(姉なの?兄なの?妹なの?弟なの?)」

まあもちろん人によって違うんだけどさ、弟の人って、何歳になっても、なんとなく弟っぽくありませんか!?!?
(私は40代の上司に「この人…めちゃくちゃ弟だな…」と感じたりしていた)

タイプ分けすることで抜け落ちてしまうこともあるんだけど、きょうだいの中のポジションによって親(とかきょうだい)から期待されちゃう役割って根強くあるから、よっぽど親がきょうだい全員を同じように扱おうとしていない限り、性格形成に影響してくると思うんだよね…!

たとえば私は長女なんだけど、きょうだいで集まろうってなったとき、「お店の候補を自分が提案しなければならぬ」っていう責任をなんとなく感じるの…。初対面の人の集まりでみんな黙ってると「自己紹介して、あだ名決め合ったりしませんか?」って口火を切ってたし。前は、デートで行きたい場所を私が提案すれば乗ってくれるような、お任せしてくれる人が好きだった。

しかし!この頃、その「姉的ポジションに期待される役割」に疲れてしまってですな。
恋人に選ぶのも、「兄っぽい人」が増えてきている…。(現恋人も、その前に付き合ってた人も長兄だな…)。
「ポジションの影響」がどう出るかって、その時々で違ったりするのかもね。

皆さんは、ご自身の恋愛経験に照らされて、どうですか。
「姉好き」「兄好き」「妹好き」「弟好き」…のきらいは、ありますか?
その好み、年を重ねて変わってきたり、してますか?

(↑この記事では取り上げなかったけど、「じぶんのなかで、ひとをすきになるときの兆しはありますか。どんなものですか。」と(穂村さんのご友人が)インターネットで問うた話も面白かった。私は、あの時にはもう好きだったなあ、と思う瞬間ならわかるんだけど、好きだ、と確信した瞬間って意外と覚えてないかも)

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続いては

ウィークエンドミュージック

のコーナー。

MVの冒頭がクリスマスっぽいから、という理由だけでこの曲を…(まあ裏切ってくるんだけれども)。

電気グルーヴ『少年ヤング』

(80年代再現風ヘア・メイクに私は弱いんだよ…)

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最後の部門!

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チェックの飛行機がツボです…!

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今週の『ウィークエンドけそ』、いかがでしたでしょうか?

この番組では、皆様からけそへの、褒め言葉・人生相談・質問をお受けしております。

ラジオネームを添えて、この記事のコメント欄に記入するか、以下のリンクからマシュマロ投げてください!採用された方は、番組内でご紹介させていただきます(マシュマロは、Twitterでも回答載せるかも!)

クリスマスが終わるってことは…もうすぐ今年が終わるってこと!?
まったく信じられませんが、心と体をのんびり休めつつ新年を迎えたいものですね…。(業務や家事、病気療養・介護などなどにお忙しい皆様も、疲れちゃって動けないよって皆様も、ぜひ自分にご褒美買ってくださいね~!!!)

それでは、また来週!

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