見出し画像

connecting the dots

「connecting the dots」というフレーズを知ってますか?
スティーブ・ジョブズがどこかの大学の卒業生に向けてスピーチした際に出てきたフレーズです。
直訳すれば、「点が繋がること」かな。

「点と点が繋がった」っていう経験は誰しもあるのではないかな?個人的にこの感覚が結構好きです。
大事なのは、「dots」を意識的に打っている訳ではないと言う事。
確か同じスピーチの中で、「stay foolish, stay hungry」というような事も言っていたと思います。意味は、「愚かであれ、そしてハングリーであれ」つまり、のめり込むような学びや仕事をしろということ。それがいつの間にか「点」となり、いつの間にかそれらが繋がってくる。

昨年の半ばくらいから、僕は積極的に読書をしてます。最初は仏教に関する本を読み漁り、そこから他の宗教、哲学、歴史。最近は脳科学とかの本も読む様になり、youtubeでも茂木健一郎さんとか養老孟司さんの動画をよく見てます。
いろんな情報を頭の中に詰め込んでいくと次第にそれらが頭の中で繋がってくる感じがします。まさに「connecting the dots」
別にこれは狙っている訳ではなく、その時その時で興味を引かれたものを読んだり見たりしているだけ。

それを続けていると、不思議なのは、皆んな同じことを言ってるように聞こえてくる。
分野は違えど、その根底にある思考は一緒なんだなと感じることがしばしば。
特に現代社会が抱える格差とか環境とか戦争とかの問題。これをそれぞれの分野の人々が分析していく中で、みな同じ結論に向かっていく様が見えてこれが結構爽快だったりする。

そして世の中の見え方がかなり変わってきたなという実感もある。
いつか歴史を見るときにメガネをかけましょうという記事を書いた。

まさにこう言う事なんだな。過去に自分で書いた記事に自分で納得。
最近、メタバースとかNFTとかが注目されているというけど、これは当然の帰結というか。
これまでの哲学や科学、資本主義の展開を俯瞰してみると、人類は次にバーチャル世界に手を出していくというのも一本の線の流れとして説明できる様な実感があります。これも「connecting the dots」

僕が今関心を持っているのは、「幸せ」って何だろうな?というところ。
ちょうどロボティクス研究者の方が幸福論について語っているので、それを今学んでいるところです。
結局僕たちは幸せになる為に生きている。じゃあその幸せって何だろう。誰もが一度は考えたことあるであろう問いで、正解は無限にある。そこに論理を持ち込めるとなると、これはなかなか面白そうじゃないですか?

あと最近僕は日本の素晴らしさを再認識したというか。現代社会が抱える問題解決の鍵は日本人の精神にこそあるのではないかという気がしているのです。
こんな地図の端っこの小さな島国にそんな鍵が落ちているとなるとこれまたワクワクしてきますよね。
自分が日本人でよかったと思うと同時に、日本人の素晴らしさを言語化していきたいなと思っているところです。
いつかそれもnoteに投稿できたらいいなと思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?