東海村つどえるサロン 2期レポート-大学生ボランティア団体バタタ編-(11月12日)
こんにちは。T-projectです。
第2期がスタートした東海村つどえるサロン。「SDGsを意識した取り組み」がテーマとなる今期、11月12日(金)に開催されたサロンには、東海村でゴミ拾い活動を行う学生ボランティア団体「バタタ」のメンバー川村さんと西野さんが参加してくれました。
彼女たちの「プロジェクト」についてのお話しと、当日の様子をお届けします。
東海村でゴミ拾いをする大学生ボランティア団体・バタタのプロジェクト
東海村ボランティア団体バタタ
Instagram:https://www.instagram.com/tokai_batata/
Twitter:https://twitter.com/tokai_batata
ーバタタの活動ー
東海村ボランティア団体バタタ(以下バタタ)は、東海村出身の大学生4人が立ち上げたボランティア団体。大学進学で東海村を出たメンバーが、帰省を利用して東海村でゴミ拾いを行っている。
今年の夏休み中は、雨天以外毎日活動をゴミ拾いを実施し、さらにゴミが投棄されていた場所のデータをとったところ「路肩に大型車がとまっていて見通しが悪いところ」「草が茂っていて、道路が整備されていない場所」「交通量が多いところ」に捨てられているケースが多いことが判明。ゴミの種類は、飲食物の梱包材が大半を占めることがわかったそう。
「路上駐車が多く見通しが悪い場所や、草が生えて鬱蒼とした場所に隠す様にゴミを捨てている傾向があるのではないか?」という考察に至ったバタタの4人は、東海村村長を訪問し、この結果を報告した。
ゴミ拾いを行ったあと、傾向を分析して結果を村へ報告したと言うバタタ。その結果は、村役場を動かし、現在では該当箇所の木や雑草の伐採がされたのだそう。
バタタの発表のあと、会場でもこのゴミ拾い活動に関する意見交換やアイデアが議論されました。
ー「木を伐採したことで、その場所へのゴミのポイ捨ての抑止にはなったと思うが、ゴミを捨てる人は、他の場所でポイ捨てを行っている可能性もあるかもしれない」
ー「捨てる場所がないから、ポイ捨てしている可能性もある。たとえばドライブスルーゴミ捨てなど『捨てやすいゴミ捨て場』を考えた方が投棄は減るのかもしれない」
バタタの川村さんも話します。
もともと、仲の良い友達数人と大好きな東海村に貢献するための手段として選んだのがこの活動でした。だからゴミ拾いを広めたいのではなく、「大好きな村をゴミで汚して欲しくない」がスタート。そのため「捨てさせない」方法を考えるのはとても興味があります。
生まれ育った東海村が大好きで、村民であることを誇りに思っているというふたり。バタタの活動をはじめた原点は、コロナ禍で帰省できず村への愛があふれた結果だと言います。仲間と話をしながらゴミを拾って回るのが楽しかったからこそ続けられたことだとも続けました。
今後も活動を続けてゆくバタタ。
今、課題に感じていることは、集めたゴミの引取先だそう。現在はメンバーの実家が善意でゴミを引き取ってくれていますが、今後の活動を見据えるとゴミの回収〜処理までの仕組みや流れを見直す必要があると考えているそうです。
会場では地元の企業や団体と連携できないか等、地域の人がバタタの活動に関わるための提案も交わされました。
村をあげてのサポートや協力も期待でき、さらなる展開の予感を感じさせる、東海村出身4人組の「プロジェクト」。今後の活躍にも期待が集まりますね。
バタタのみなさんは12月17日のつながるトークでもプレゼン予定。もっとお話を聞いてみたい方は是非ご参加くださいね。
▼次回のつどえるサロン
次回のつどえるサロンは、11月26日20時〜オンラインで開催します。
見学希望や、東海村でやってみたいことがある方は、是非ご連絡ください。すでに活動をはじめている方やSDGsに興味がある方の参加も大歓迎です!
【日時】 11/26(金) 20:00~21:00(オンライン開催)
【プロジェクトページ&問い合わせ】
https://www.facebook.com/tokaimuraproject
【予告】つながるトークvol.3 開催決定
次回のつながるトークvol.3は12月17日に開催決定!
マイプロジェクトの発表をしたい方、東海村でチャレンジする仲間を応援したい方は是非ご参加ください。(イベント申し込みページがオープン次第、FBページや当noteで改めてご案内します)
つながるトークvol.3
日時:12/17日(金)19 :00〜
場所:オンライン開催
それでは、また次回!
【主催】東海村T-project
【企画サポート】株式会社カゼグミ
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