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大人になっても変わらない人の典型例

最近、感じることがあります

大人になって、自分を成長していける人は何が違うんだろう

どんな口癖があるんだろうと

そう考えると、逆に成長しない人、昔から変わらない人ってどうでしょう?

きっと共通するある口癖があると思うんですよね

私は仕事柄、色々なイベントでの参加者のみなさんを見ていて感じることがあります

それは、昔の学校、教室と一緒なんですよね

成長が遅い人は、いつもあるワードを口にしています

先生が見ていないと頑張れない人たち

「もっとずっと見てて欲しい」病

コーチに自分のテニスを見て欲しい、チェックして欲しい

誰もがそう思いますよね

ですが、あくまでプレーするのは自分自身

ずっと見てもらえているから上達する、という話ではないのがテニス

もっともっと見て欲しい、ずっと見ていて欲しいというのは、自立していない証拠

これって一種の病気のように思うんですよね

見られていないと頑張れない、やる気が出ない、実はこういう人は結構多い気がします

本人としてはそこまで感じていないでしょうが、見れば気づきます

そしてこういう人は、なかなか上達が難しい

自立していないから主体性がないし、生徒同士のラリーではやる気がないから周りに仲間もできない

教わったことより「発見」したこと

私の経験上、圧倒的にこちらの方が上達する

テニスの技術は、教わるんじゃなくて自分で発見する

教わることはきっかけでしかない、ですから

自分でこれが良いと思う、感じる、直感で良い

あくまで自分で感じたことを大事にして欲しいんです

私自身、コーチから教わったことをきっかけに、自分で発見して上達してきた技術や考え方の方が大きい

この発見は、コーチと離れた時間でしか生まれないんです

しっかりと自分と向き合ってこそ、生まれるもの

そしてそうやって生まれたものこそ、自分の力になる

コーチがずっと見ている、見てくれていると成長しそうなものですが、実はそうじゃない

自分と向き合えるような時間を作ること、それが大事なんです

一皮剥けるなら、それは今

自分自身の足で、コートに立つということ

これが一番、テニスの試合では重要だと思います

誰かが見ているからとか、そういうのがモチベーションだと弱い

自分がやりたいから、自分の手で勝ちたいからコートに立つ

当たり前のようですが、これができる人ってなかなか少ないですよ

負けた時の言い訳はたくさん、コーチの指導や環境、体調や相手のこと、なんでも作れますからね

特に私が気になるのは、コーチの指導や練習に敗因を押し付ける人がすごく多いということ

「もっとしっかり見てくれていれば…」と、よく試合会場で聞きます

でも、そうじゃないと思いますよ

逆にもっとコーチから離れて自立して、自分で研究して発見していかないといけない

なぜこれができないか、それは答えは簡単です

敗因が自分にかかってくるのが怖いからなんですよね

誰かのせいにしていないと、結果と向き合えない人って本当に多い

これだと大人になっても成長しない、当たり前ですが

テニスに限らず、仕事でもプライベートでもそうでしょう

一皮剥けるなら今、今しかない

自立した一個人として、大人として、人生で成長を楽しみながらテニスと向き合っていきましょう

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