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公開オンラインミーティングを開催します!

東京フォトグラフィックリサーチは5月5日(火)の20時から、アーティストやキュレーター、デザイナーなど15名以上が集まる公開オンラインミーティングを開催します。

コロナウィルスの感染拡大により、以前とは全く様相が変わってしまった社会の中で、参加メンバーがいま考えていることを語り合います。


東京フォトグラフィックリサーチ公開オンラインミーティング

【開催概要】
日時: 2020年5月5日(火)20:00〜22:00(予定)
会場: オンライン
参加費: 無料(Peatixからのお申込み後、前日までに視聴URLをお送りします)
定員: なし

申し込み: https://tpronlinemeeting1.peatix.com

モデレーター 
・小山泰介(写真家)
・山峰潤也(キュレーター)

スピーカー
・網守将平(音楽家)
・飯岡陸(キュレーター)
・砂山太一(建築家・美術家)
・谷口暁彦(メディアアーティスト)
・田村友一郎(アーティスト)
・築山礁太(写真家)
・永田康祐(アーティスト)
・萩原俊矢(ウェブデザイナー/プログラマー)
・橋詰宗(クリエイティブディレクター/グラフィックデザイナー)
・細倉真弓(写真家)
・水木塁(アーティスト)
・三野新(写真家・演出家)

TPR事務局
・織田笑里(プランナー)
・深井厚志(編集者)

ステイトメント:
TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCHは、写真家やアーティスト、キュレーターなどが集まり、2019年から13組のアーティストの作品をオンラインで継続的に公開していくプロジェクトとしてスタートしました。東京オリンピック・パラリンピックを控え、急速に進むスクラップアンドビルドと、5Gでさらに情報化が進む都市の様相を見据えたものでした。
 
しかし、奇しくもちょうど半分を終えた折り返し地点の中、この新型コロナウィルスによる状況が起こりました。この出来事は、肥大化し続けなければ継続不能な資本主義の脆弱性を示し、テクノロジーの発達がパンデミックの世界的拡散の温床となり、何よりも痛烈な人新世となりました。

また、現実的なレベルでは、美術館や劇場といった公共性を持った空間が封じられてしまったことにより、文化を取り巻く生態系が遮断され、その存続が危機にさらされています。これらの状況、モダンからポストモダンへと移行したといいつつも、場や空間の持つモダニズム的権威性を軸として文化が成り立ってきたということを逆説的に証明してしまったのではないでしょうか。
 
モダニズムの崩壊は、その反動であるポストモダンも巻き込んだものであり、この状況は、ウィズコロナ、アフターコロナ、という時代に対して、生きるための新しい思想が必要だということを示しているのかもしれません。
TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCHのメンバーが集い、こうした時代の転換期にむけたディスカッションを行います。


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