見出し画像

YURAKUCHO ART SIGHT PROJECT Vol.4 #1

『YURAKUCHO ART SIGHT PROJECT』は、工事現場の仮囲いやビルファサードを舞台として、都市とアートに新たな関係を築くことを目的としたプロジェクト。アーティストによるリサーチを通じて制作された作品を街なかにインストールすることによって、都市に多様な視点や思想をもたらし、街ゆく人びとと作品の間にコミュニケーションが生まれることを目指しています。

KOJIMA KEITA "On the Move" (2023)

プロジェクト第4弾となる今回は、有楽町から丸の内へ横断し、丸の内パークビル外側の仮囲いを舞台に3名のアーティストが順番に登場していく方式を採用、2023年9月からアーティスト・児島啓多の作品が掲出されています。

KOJIMA KEITA "On the Move" (2023)

児嶋は文字の造形を職人的手仕事とARを用いて創作し、言語、知覚、都市空間の関係を視覚的に探求したユニークな作品を手がけているアーティスト。今回、有楽町を中心としたオフィスビルや建設解体現場をリサーチし、都市で起こる具体的な変化の「現場」に掲出される本作を、「移動中/動いている」を意味する「ON THE MOVE」という言葉で表現しました。

KOJIMA KEITA "On the Move" (2023)
KOJIMA KEITA "On the Move" (2023)

言葉を「文字」から「写真」というビジュアルランゲージに変換することによって、都市に新たな意味をもたらし、空間の認識を変え、街ゆく人びとと新たな関係性を生み出すこの意欲的な作品を、ぜひ現地でご覧下さい。

KOJIMA KEITA "On the Move" (2023)

児嶋に続き、今後2名のアーティストがエリアをリサーチして制作した新作を発表する予定です。有楽町、丸の内にお越しの際は、ぜひ3mの高さで展開される仮囲い作品のダイナミックな世界感をご体験下さい。


YURAKUCHO ART SIGHT PROJECT Vol.4

会期|2023年9月~
会場|丸の内パークビルディング仮囲い(馬場先通り側・大名小路側)

アーティスト|児島啓多

主催|三菱地所株式会社
企画|TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT
協力|有楽町アートアーバニズムYAU



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?