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「JADOES」リマスター記念企画1st〜3rdアルバム全曲クロスレビュー(2):2ndアルバム「Free Drink」

 昨日からお送りしておりますJADOESの3rdアルバムまでのクロスレビューですが、既にお気づきのことと思いますが、半分はプロデューサーの角松敏生について言及することが多いレビューとなっています。良くも悪くもこの時代最もインパクトがあり音楽的に面白く、ツッコミどころ満載のアーティストであった角松敏生が、本格的かつ積極的にプロデュースを買って出たというJADOES。当然楽曲的にもサウンド的にも質も高いし面白さも兼ね備えている、レイト80'sの数あるグループの中でも興味深い存在であったことは言うまでもありません。なので、愛ゆえのコメントだらけですので、余り真面目にとらえないで頂けますと幸いですw
 というわけで、本日は名盤2ndアルバム「Free Drink」です。夏に欠かせない1枚として現在も聴き続けているこの作品のレビューを是非お楽しみください。

◆2nd「Free Drink」(1987)

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〜オープニング〜

@tpopsreryo:
JADOESリマスター記念レビュー企画。昨日は1stアルバム「It's Friday」でしたが、本日は第2弾ということで、2ndアルバム「Free Drink」を取り上げてjunnoviさんと共にツイートしたいと思います。準備はよろしいすか?

@junnovi:
ハーイ。よろしく。^^)

@tpopsreryo:
さて、この2nd「Free Drink」なんですが、相も変わらず角松の作品と一緒に時系列を追ってしまうわけですが(もはやJADOESの宿命)、角松はリリース年の87年はギターインスト作品の「She is a Lady」を出していたので、ほとんど姉妹作品と言っていいかもですよね。

@junnovi:
この2ndは一層視界が広がる印象があって、まさにその個性が角松の「Sea is a Lady」と二個一の繋がりで見って良いというのはとても良く分かるところ。「Before the daylight」とはまた違う個性がこの2ndにはあるもんね。
確かにこのJADOESを語るにあたって、角松自身のリリース履歴もパラレルに追いかけないと正しい判断が出来ないやんね。昨日の1枚目のレビューを終えた後、角松のアルバムとの比較検討という視点は、事前には思っていたんだけど実際にしてなくて口惜しかったわ。
ただ如何せん、どこか物足りない、味気ない、もう一味欲しい何かがあって、それもこの2枚には共通する部分かなとも思ってます。それが一体何なのか、実はまだ自分自身でも把握できてないんだけれど。あると思わない、一味足りない何か?

@tpopsreryo:
そうなんですけど、比較検討し出すと角松ばかりになっちゃうからあえて深く追求しなかったわけですがw ただ1stがCAMU SPIRITS全盛で、T's 12inchのテイストを上手くプロデュースに持ってきたなあとは思いました。

@junnovi:
そこがセンセと私との好みの違いだったのが先週結構良く分かったね。私、角松のスクラッチ、あんまり好きじゃないんよね~。聴き始めは良いねんけど、段々めんどくさくなると言うか、食傷気味になるって言うか・・・。

@tpopsreryo:
ああ、ワタシは好きなんですよスクラッチw スクラッチ専門のソフトシンセ買っちゃうくらいにw 角松に限らずスクラッチ入ってる楽曲聴いてしまうと、爆笑しながらポチっとしちゃうみたいな。まあもともとくどいからね、スクラッチなんて。脂っこいしw

@junnovi:
やんねw 派手系なヤツw 私は淡口系を知らず知らず求めてたりして、結構ツマンナイ。アホちゃう! ベー。ゲー。

@tpopsreryo:
この87年。角松は「Sea is a Lady」のほかに唯一のシングル「This is My Truth」をリリースしている。これが結構重要な作品で、ここから一気にシンセ打ち込みバリバリに走っていくわけですね。そしてそれがこのJADOES2ndに息づいている。

@junnovi:
その道は私たちにとっては本当に奇跡的な軌跡だったわけで。ガッチョラー。ゲッチョラー。

@tpopsreryo:
そしてこのプログラミングに走った結果生まれたのは「Free Drink」、というわけでこの作品は1st以上にシンセ大活躍なわけです。なんといっても青木智仁がもう参加していないんですよ! これ結構意外で、あとは藤沢3曲高水健司1曲で。あとはシンセベースブイブイ。

@junnovi:
そうそう! そこ重要やんね。藤沢もわっかりやすいベースプレイやってくれるし、良い感じ。大変よござんす。

@tpopsreryo:
というわけで、そろそろ1曲ずつ聴いていきたいわけですが、よろしいですかね?w

@junnovi:
ハイ。もう結構経ってるもんね。ヨロシクです。


1.「Summer Lady」

 作詞:真沙木唯 作曲:藤沢秀樹 編曲:角松敏生

@tpopsreryo:
それでは早速1曲目。「Summer Lady」。これはアルバムバージョンですね。このちょっとした寸劇で始まるのって角松作品でもこういうの多いよねw 随所でギミカルなのはやっぱりCAMU SPIRITS。煩いくらいのエレドラに多重シーケンスの絡み、そして爽やかなメロが夏ですなあ。

@junnovi:
このアプローチは実は結構好きな方で、より拡散する音像が聴いてて胸がすく思いがする。エレドラの連打も音色も見事な盛り込みぶり。フィルインも王道!スバラシイ。曲も勢いがあって良いし、アルバム1曲目を飾るにふさわしいわ。

@tpopsreryo:
最初のセリフって「的なね」って言ってたのか。当時歌詞とか見てなかったら今回改めて気づいたw しかも島村はこの曲でタンバリン叩いているんだけど、そのほかに「Tekinane」ってクレジットされているw こういう細かいところに妙にバブル(?)を感じますね。

@junnovi:
うん。それ見ても2010年代の今では特に笑えない。芸が細かいよね。大滝詠一の『A Long Vacation』にも確かコーラスかに「ながながバカンスかもねむ云々」ってのがあった気が。あと最初のシンセフレーズにグルンと音程が捻る所が、結構耳に残れへん?

@tpopsreryo:
うん、シンセフレーズに関してはまた後で述べようかなと思ってたところ。 そこは本作の中で結構大事な部分だからw

@junnovi:
了解了解w あと、どうしても言いたいことは、エレドラの音色。ものすごい胡椒っぽいっていか、スカンスカンとガスが大量に抜けて行く様な擦過音が尋常じゃない所。スプレーみたいなプスンプスンという感じがたまらなく好きやわ。

@tpopsreryo:
あははw 確かにエレドラの音、強いよね。そしてバサバサしてるというか。80's前半ってもう少しくぐもってたというかまろやかだったというかだったけど、後半はだんだん過激になってきてノイジーになってきたんですよ。個人的には後半の方が好きなんですがねw

@junnovi:
やっぱり、派手系ねw ゲラゲラ。ジョワッ!ジョワッ!

@tpopsreryo:
あ、ジョワッ!は上領(注:言わずと知れたGRASS VALLEYのドラマー)の鉄板タム(斜め上方に設置)でしか鳴らせないからw

@junnovi:
ゲラゲラ。アリガトセンセw てかさ、上領って、どうしてあんな所にジャストに届いたんだろね。ピーンと伸ばしたその先にジョワッ!があったんやもんねw

@tpopsreryo:
あれは、ドラムプレイを大きく魅せるための演出らしいよ。しかもノールックで叩くのがミソだったらしい。まあ確かに斬新だったわあれは。この話題はここまで、先週の刀根麻理子みたいになってしまうw

@junnovi:
寸劇はめんどくさいなって思うことしばしばだけど、この曲の場合は一言残して去って行くので、受け止めることができるw

@tpopsreryo:
あと、このアルバムバージョンはソロパートが違うんですね。ここでは数原晋のトランペットソロです。このソロのカクカクした入り方が秀逸ですねえ。まあCAMUさん達のEDITですけどw

@junnovi:
ああいいねえ~!私はこっちのアルバムバージョンの方が好みやわ。さっき角松のスクラッチ苦手なんて書いてたくせにw ごめんよぅ。

@tpopsreryo:
大丈夫。スクラッチじゃないからw 結構いろいろなところに仕掛けがあって飽きさせないように工夫されているよね。こういう80's後半のデジタル楽曲はともすれば垂れ流し状態になって飽きやすいから、随所で違和感を演出する方が聴いてる方が楽しいしね。

@junnovi:
そうそう「仕掛け」であり、「仕込み」であり、そこが楽曲としての引力って言うかクオリティを上げてるってエラソーに言ってみたw


2.「STARDUST NIGHT」

 作詞:斎藤謙策 作曲:平間あきひこ・藤沢秀樹 編曲:JADOES
 ブラス編曲:数原晋 コーラス編曲:角松敏生

@tpopsreryo:
2曲目「STARDUST NIGHT」。JADOESバンドサウンドです。平間あきひこ曲ですね。前作ほとんど存在感なかった平間ですが結構いい曲書くんですよね。当時は地味な曲だなあと思っていたんですが、今回のリマスターで聴いたら良かった。特にサビの軽妙なギターが粒だっているので。

@junnovi:
センセが余り聴かないであろう「Dogolodon Jahn」にはこういう楽曲が結構増えてて、その頃は平間がやはり活躍してるから、その萌芽、原型がここに在ったんだなぁと今回の振り返りで気が付いたよ。メロディの作り方も1stよりも練られている気がするし。

@tpopsreryo:
なるほど、これはやはり平間テイストなんですね。昔はこの曲サラッと聴いていたのね。ほら、前後がお腹一杯じゃないですかw でも今回のリマスターって特にサビの部分で前述の伝田のギターもそうだし、藤沢のベースもブチンブチンいってるわで、結構楽しいじゃない、と思った次第。

@junnovi:
ほぅほぅ。センセの言うサビのギターは気にしてなかったけれど、確かに結構仕込みあるね~。後半悪く書いたけれど、嫌いじゃないねん別に。だって「Dogolodon Jahn」も今回の再発の中に入れて欲しかったくらいだから。(注:後日めでたく再発)
このアルバムではこの曲くらいちゃうかなぁ、いわゆる「引き算」みたいなことを全体を通してやってみた感じの曲って。その分、今回のレビューの様にかなり時間が経って振り返ると、何か物足りない気になったりする私の天邪鬼が出てくるのでした。
えっとつまり、20年余りの時を隔てて振り返るには、当時感じていた以上に個性が弱くなってしまうということが言いたいのでした。

@tpopsreryo:
でも今結構もてはやされてる80'sアーバンポップなリバイバルってこのあたりのテイストが多いような気がするんですよね。打ち込みバリバリのバタバタしたしつこいサウンドってのはやはり古臭く思われているのかしら。バサついたエレドラとかw(注:4年前の印象です)

@junnovi:
うー、それはチョット残念な気がする。派手やな~と薄々思ってはいたけど、そういうもんだとエレドラ乱れ打ちを日常の風景の中に溶け込ませてた者からすると、それは余りに淡口過ぎて実態の再現とはやはり違うなと。時代の解釈が必ず働いてるんやね。エレドラあかんかな?

@tpopsreryo:
今でも機械的なリズムとかあるけど、やっぱり軽いんですよね。どうしても軽い。これはもう当時のミキシングを再現するしかないのかもしれないけど。やはり当時のエレドラ(シモンズとかシモンズもどきにしても)は独特な音だったから、時代の音と捉えられてしまうというか。

@junnovi:
エレドラ・シモンズ二重帝国の復活を願います、センセw どないして二重なんか、言ってる私も判らんけど!


3.「Hot Melody」

 作詞:真沙木唯 作曲:平間あきひこ・藤沢秀樹 編曲:角松敏生

@tpopsreryo:
3曲目「Hot Melody」。これも平間曲。まさに夏、真夏だわ〜。またバサついたエレドラ連打w リズムサウンド的にはSummer Ladyとほぼ一緒ですね。イントロの爽やかなコード進行は好きだったなあ。これはメンバー参加せずにほぼ藤沢カラオケ状態ですが、もうギラギラし過ぎw

@junnovi:
何この峻厳なエレドラっぷりったらw のっけから本気度出し過ぎw 緊張感あるし、本気度漲ってるし、ボルテージあがるわ~w そこに遠慮のかけらもないシンセが割り込んでくるで。スゴー。

@tpopsreryo:
そう!あの最初のドゥルルルルルダダーンッ!もいいよねえw

@junnovi:
その出しゃばりなシンセは、曲のあちこちで出没し、ガラス製の刃物みたいな切れ味をもって切り込んでくる。ジリジリ痛いほど。ひどく発狂したように曲に絡んでくるしw それでもエレドラも負けてなくて、乱れ打ちまくってもう好きにして状態。カオスですよカオスw
思わず「ギャー!」って発作起こしかねない情緒不安定で攻撃的な世界。キツイわ~w メロディ自体はそんな厳しくないんだけど、どうしてこんなに激しく屹立するような曲調になってしまったんだろ。シンセのユニゾンの嵐とか狂い咲きのようで怖いほどやわ。

@tpopsreryo:
それはほら、「This is My Truth」のギラギラ感と共通してると思いますね。もうギラギラに脂ギッシュで、濃厚で豚の味しかしない豚骨こってりラーメンな感じで。でもそれがやめられない、みたいなw

@junnovi:
こんな攻撃的で逃げ場なしな絢爛豪華で時代のあだ花になることを厭わない様を終始見せ、また間髪入れずに次の曲に繋げて行く所が、ホンマにお下劣で好きやわ~w

@tpopsreryo:
あはは、お下劣って先に言われちゃいましたけど、そのあたりは彼らの大切なイメージですよね。もう何とも言えないバブリーでいけすかない感じ。オシャレな音楽を奏でて思いっきり夜遊びしてバカンスを謳歌して・・・w

@junnovi:
あ~ホンマにイライラするわ~w アゴのヒゲとか永久脱毛してそうやん。ってカンケーないかw

@tpopsreryo:
音の密度が濃い故にものすごくせわしないっていうか、忙しいっていうかw 音の隙間埋め尽くすぞ〜って嬉々としながら高速でベーシックリズムを打ち込みまくっている角松のニヤケた顔が目に浮かぶわ〜。

@junnovi:
ここまで峻厳で凶暴な仕上げは自分のアルバムでは絶対にしないよねw

@tpopsreryo:
わははw そうなのよ、そこが彼のズルいところだよね。他の場所で思う存分実験しておいて、自分のアルバムではジェントルメンを気取っちゃうのよ、ドヤ顔でw でも憎めないのよね〜。

@junnovi:
ホンマやらしいわ~(ゲラゲラ)。ここまで仕込んで平気なのは、やっぱイケズやでw でもそれを求めてる私たちリスナーという構図w 共犯関係やねwww


4.「THE GIRL THAT KILLS ME」

 作詞:斎藤謙策 作曲:藤沢秀樹 編曲:JADOES
 ブラス編曲:数原晋 コーラス編曲:角松敏生

@tpopsreryo:
4曲目「THE GIRL THAT KILLS ME」。実はね、この曲本作の中で1番好きなんです。これはまさにJADOESのキャラクターを最も表現し切った名曲ですよ。このEVEの超下世話なコーラス、後に玉置浩二の「キ・ツ・イ」につながっていくアレですよw あと特にBメロは秀逸。

@junnovi:
サーティスファクショーン!ゲラゲラ。この曲への流れが結構上手く収束されてて、足し算引き算の加減が良いと思う。発狂したシンセもないし、平衡感覚をなくしたシンセもないし、ガスが漏れ過ぎなエレドラの乱舞もないし、Bメロ後半から入るピアノが良いし。

@tpopsreryo:
そう、アイガッチュレイデー!サティスファクショーン!わっはっはww もうね、あのアウトロには参ったわ。曲の構成もベースプレイもスゴく良くてカッコいいのに、コーラスが耐えきれないw 2番でのセクシーレイデーホオ〜ウ!(フォ〜〜〜ウ!)でもう腹筋崩壊w 勘弁して〜!

@junnovi:
ほんっま下品やわ~w よくまぁここまで恥も外聞もなくって言ったら怒られちゃうね。サビの「テウッ!テウッ!」も、ゆで卵の欠片が口からてゅるって出て来るようなヌメヌメ感で看過できませんw ほんっまに下品やわ。間奏のギターの最初のギューも充血してて下品w
大体さ、女性コーラスに「アガッチュレイデー、サティスファクショーン!」なんて言わす?おかしいやん語法的に。語法と言えば、この曲の題名もまたしても角松英語っぽいよね~。関係代名詞でっせ~みたいな。

@tpopsreryo:
直訳するとバカらしいしねw なにが女ゲットして満足だっつうのwww あのギターソロもね、良いフレーズ出してんのよ。でもどうしても耳から離れない、EVEの奴らがw だからもう早くここから離れたいw でも本当好きなの。JADOESの中でも実はトップ5に必ず入る。

@junnovi:
あ、でも後半というか終わり方は別やで。これは言っておかんとねw 完全な乱痴気騒ぎやから。ワンレンの方が頭を右左にブンブン振ってる様を思い浮かべますからw
あとEVEはラッキョウレーベルやったね。ホンマ残像残るほど赤い口紅がユラユラ揺れてる絵が目に浮かびまする・・・w

@tpopsreryo:
あとあのコーラス聴いてるとラ・ムーの黒人コーラスを思い出すのよねw あのアンバランス感を彷佛とさせる何かがあるというかw 曲自体はね、結構渋い部類に入ると思うのね。哀愁メロだし。でもなんでこんなにエンヤコラな展開にw このバブルの極致がJADOESの象徴ですね。

@junnovi:
そうそう。バブルの極致やね。エレドラ連打がなくともシンセの狂喜乱舞がなくとも、女性コーラスでここまで持って行けるんやね~w ホンマこれくらいエネルギッシュなのを今再現して欲しいね。聴いてるこちらが聴いてるはたから疲れるくらいのヤツw

@tpopsreryo:
そうなのよね、今の時代このエネルギッシュさ、アブラギッシュさが足りないんだよね。ダルビッシュはいるんだけどさw そういう意味ではこの聴いた後の心地良い疲労感、ワタシは大好きです!というわけでそろそろ次いきますかw

@junnovi:
センセ、前半で相当盛り上がり過ぎてない?w もちろん全然OKやけどw でも次行きましょう!


5.「6月のフォトグラフ」

 作詞:斎藤謙策 作曲:伝田一正・藤沢秀樹 編曲:JADOES

@tpopsreryo:
5曲目「6月のフォトグラフ」。前曲のギトギトさ加減の後で一息つけるミディアムバラード。ホッとするわこういう曲w 最初のドラムはサンプルループにしたいな。メロディに隙がないなあと思ったら、伝田一正曲。サウンド的には地味ですけど、引き算曲として良くできているでしょ?

@junnovi:
Aメロから良い曲の予感。そして「♪通り雨が~」からのマイナートーンも良いし、こういった「憂い」が1stよりも色濃く出てきたかな。あいだあいだに挟むピアノの音がコルグのM1のプリセットのピアノの音を思い出すんだけど、ま、そんなことないよね。

@tpopsreryo:
クレジットにはAcoustic Pianoって書いてますねw 当時はM1のピアノって画期的だったからねえ。でもM1発売88年だからまだだねw イントロの滲むようなシンセパッドはこの柔らかいサウンドの中で地味なアクセントになっていますよね。うん、確かによい曲だわ。

@junnovi:
そうやねん。生のピアノやのにどうしてここまで寒冷で硬質でどこか透明度のある音なんだろうって。生のピアノとはちょっとかけ離れてるなって。この曲全体の持つ、雨上がりの様なしっとりと透き通る感じは前後のお下劣で引き際を知らない乱痴気騒ぎの間で際立つよねw

@tpopsreryo:
そう、悪夢のような乱痴気騒ぎの後の清涼飲料。ああ、もう思い出すから止めて!みたいなw

@junnovi:
あとサビの英語がSVOOで角松英語がまたしても登場w あと終わり際の電話、長いねんw 「Before the daylight」ではここまでやってないやんか!w
JADOESの3rdの1曲目への愁いの伏線は、より一層リゾートなものとの高次な融合が施されて、私は彼らの音楽的な成長を感じる所って、本当は3rdで書くべき所かな?

@tpopsreryo:
角松英語w あの人も確かin my heartとかof my mindとか好きだよね。でもこれ作詞斎藤なんだけどw まあそれほどメロディに乗りやすい語呂なんだろうとは思うけどね。ただ前曲がアレだったんで当時はこの曲は物足りなかったのも事実。で次の曲いくわけですw

@junnovi:
いやいやセンセw、そこはさすがに見てるってw 当時の斎藤はね角松英語に過度に傾倒してたと思うんよ。他の所で書く予定をしてたけど、余りに角松英語が斎藤の作詞でも散見されてて、困った子やなぁとw

@tpopsreryo:
ですよねw 確かに師匠だから影響受けてたんだと思うね。そう考えると忠実な下僕たちだったんだなあw


6.「SHINING YOU」

 作詞:斎藤謙策 作曲:島村幸男・平間あきひこ・藤沢秀樹
 編曲:角松敏生

@tpopsreryo:
6曲目「SHINING YOU」。最初のボコーダー、お下劣過ぎてヒドいw 相変わらずのエレドラ連打もそうですが、もうねちっこいシンセが延々と鳴りまくってうるせえよコレ!w  しかも妙にポルタメント効かせてるから、その脂の濃さが半端ない。一言でいうと、お腹いっぱいw

@junnovi:
もうね、返す返す下品なんよw ひつこすぎてお下劣で、上下関係ないしw ホント言葉が他に出て来ないんだけど、ネッチネチのシンセフレーズにスプレーエレドラの乱れ打ちw そしてバチンと平手打ちの様なベースのチョッパー。何なんこの音!?w ホンマ下品!w
そしてセンセの言ってるとおりボコーダー。何言ってるか聞き取れないけど、やっぱりここでも「女に・・・」とかシッカリ言ってるよね。ほんっと性懲りもなく下品w
なんかさひどい熱病に罹ったような音世界やんね。メロディーなんてどっか行ってもうてるもんw 平衡感覚を撹乱するシンセの執拗な攻撃は、刀根麻理子「デリンジャー」の終盤の稀代のエレドラ攻撃を前にして、余りの驚きに言葉を失うのと似てるw

@tpopsreryo:
だから刀根麻理子はもういいってw アレは反則だからw しかも途中からもうオチがわかっちゃうくらいの恥ずかしいパターン。そうあのシンセのこれでもかのフレーズはその恥ずかしいパターンに酷似しているかもしれませんね。しかしほんと耳につくねこのネバネバシンセw

@junnovi:
あとやっぱり最後には我慢が出来なくなって角松がコーラスに加わってしまってるってところもw

@tpopsreryo:
ああ、アレね。シャイニンユゥユゥユゥユゥユゥ〜〜〜〜ってとこねw まあなんていうか・・・スベらんね、あの人w

@junnovi:
そこがまた、さかしいっていうか、リスナーをイライラさせる重要なあの人のファクターでもあるんよねw イライラ。もうええってw

@tpopsreryo:
ベースは打ち込みみたいねw バチンていうのは角松のギターだな、確かに面白いねえ。あのボコーダーね、「まだまだ使っておきたいお前の◯ー◯◯(自主規制)」とか言ってんのよw バカでしょ〜w あのシンセはね、あのギラギラ感なんなのかと思ったら、犯人は林有三だと思うの。
シンセオペレーターが林有三でしょ。確かに角松のアルバムでもシンセ担当だし、友成好宏はプレイヤータイプみたいだけど、林有三のシンセサウンドはほんとギラギラしてた。90年代あたりから本格的にプロデューサーもやるけど、確かに増田未亜や村田和美とか、ペラペラだけどギラギラしてたわw

@junnovi:
わ、そうなん?ギターなんや!ビックリ。アリガトです。ボコーダーの内容、センセに聞いていながら悪いけど、知りたくなかったわ、マヂで・・・。情けない・・・w このシンセプレイは正解やね。ほんっまにお下劣という点では満点やわw

@tpopsreryo:
情けないw いい表現ですね、それ。お下劣で情けなくて、それでいてやってる音楽は派手でオシャレでやり過ぎ感あって・・・やっぱりJADOES面白いなあ。というわけでそろそろ次の曲へいきますよ。

@junnovi:
ハーイ。よろしくお願いします。ここからはちょっとトランキライザーきかせ過ぎた楽曲が並びますね。


7.「Give Me Your Love Again」

 作詞:斎藤謙策・藤沢秀樹 作曲:藤沢秀樹 編曲:JADOES

@tpopsreryo:
7曲目「Give Me Your Love Again」。連続バラードの1曲目。80'sバラードが良いのはこういう曲調でも存分でシンセで味つけされているようなところ。特にアトモスフィアなシンセパッドやキラキラフレーズなどはいかにもな感じ。地味にリズムプログラミングもよい仕事ぶり。

@junnovi:
まさにさっきの歌詞の話がこの曲のことなんだけど、角松英語の題名だし角松お得意なスローナンバーワールドなんだけど、クレジットには角松が出てない。しっかりと角松のDNAを受け継いでるやんね。コーラスで角松が出ていても何の違和感もない程に。
あとサビの「♪ギブミ〜」あたりの音の高さは、藤沢の喉にとても合っていて伸びやかで聴いていて気持ちいい。

@tpopsreryo:
そこのサビの部分を聴いてみると、ちょっと角松のバラードとは違うなあと思ってみたりするんだけど。あの人あんな単純にメロディまとめ上げないっていうか。まあ藤沢はその単純さが逆に良いんだけどねw

@junnovi:
ふむふむ。確かにここまでストレートなラインにはならないだろうね。

@tpopsreryo:
基本的にこの曲は王道だし、箸休め的なバラードっぽい位置づけだし、実はもう話すことないかなあとか思ったり・・・で、次いこうと思いますがよいですかねw

@junnovi:
いいよセンセ。私も一緒でこの曲で改めて言うことって特段ないんよね。


8.「The Time Takes You Away(時は雨の彼方に・・・)」

 作詞:角松敏生 作曲:伝田一正 編曲:角松敏生
 ブラス編曲:数原晋 ストリングス編曲:大谷和夫

@tpopsreryo:
8曲目「The Time Takes You Away(時は雨の彼方に・・・)」。バラードその2。これは美しいメロに定評のある伝田曲。豪華なバックを従えた藤沢カラオケですが、イントロの佐藤博のメリハリ効いたピアノが素晴らしい。アレンジは流石にモロ角松。そして最後やっぱり・・・w

@junnovi:
良いですね。でも私はやっぱりここでもセンセが最後に書いている通り、ブラスセクションが効果的に入ってきて曲が盛り上がってきたら、どうしても我慢が出来なくて、しゃしゃり出てくるあの方のコーラスが。しかも今回はホント口数が多くて説き伏せているようでw
もう好きにしてよw やっぱり「愛」とか「サヨナラー」とかの言葉が響きまくって、出しゃばりもここまで来たらね、もぅ・・・w 全開やね。スゴイわw あとはOPあたりが「What is woman」(角松敏生の90年リリースアルバム「All is Vanity」収録)かを連想させない?

@tpopsreryo:
うん、ああいうの得意なのよ、After 5 Crashの「I Need You」なんかもあんな感じだしね。JADOESでも1stの「In The Moon」もそうだったじゃないw で、必ずといっていいほど佐藤博が絡んでいる。あの人のピアノも80'sのシンボル。

@junnovi:
なるほど~確かに佐藤博とセットw 妙にストンと納得しましたです。

@tpopsreryo:
その他演奏陣もさすがの名演で、ブラスセクションの間奏もゴージャス。最後のコーラス、多重輪唱スタイルだけど、1人だけ目立ち過ぎなのよ、声が。もうどうにも隠しきれないw いつまでも1人で気持ち良さそうに歌っている姿が・・・それこそみんな帰り支度してるのにまだやってるよ・・みたいなw

@junnovi:
ギャハハ!帰り支度!w ホントにさ、アルバムの終盤でここまで出てきちゃったら、誰のアルバムなんだろうっておもってしまうw みんなあの方の犠牲となってしまうんよね、昨日センセが指摘したようにどうしようもないほど個性的な声だから!w ま、待ってるんだけどね。

@tpopsreryo:
もうお約束だよね、B&Bの漫才でそろそろもみじまんじゅう来るぞ、来るぞみたいなw そして期待にこたえてくれる角松。でもしょうがないよ、角松プロデュースの時点で逆らえないもん。これもああいい曲できたなあ、ミックス完成。どれどれ、あれ!また自分出てきたよこの人ってw

@junnovi:
ゲラゲラ。そうやんね、逆らえないもんね。角松がプロデュースするってことは、コーラスでぜーんぶ持ってっちゃうのとセット販売だもんねw みんなもそれを期待してるしw じゃ、次行きましょうかセンセ

@tpopsreryo:
よし、じゃあアルバム最後の曲いきます。


9.「Woman,I Want You」

 作詞:Hie & Jim 作曲:藤沢秀樹 編曲:角松敏生

@tpopsreryo:
9曲目「Woman,I Want You」。僕の×4、僕の時代なんですよ!もうスクラッチだらけじゃないですかw もうコント仕立てのラップがやはりお下劣極まりないw 二枚目、健二サン!うわぁ〜ってなだれ込むサビは結構好きです。やっぱりこういう曲入れなきゃ気が済まないのねw

@junnovi:
折角だからRapの部分もちゃんと歌詞カードの中に落とし込んで欲しかった。それにしても「ギター北島健二さん」はないわ~。気遣いが見え透いてしまうもん。でもギターソロやシンセの絡みが終わった後に展開する自分たちのモノマネのたたみかけるような激しいEDITはセンセの指摘と同じで非常にスリリングで聴いていて痛快。それにしてもこの曲の中核部分のメロディっていうかサビの所って、結構好きなんやけど。多分ベースラインの入り方が好きなんやと思う。一音ずつステップ踏む様に上がっていく所が好きなんやろなと。
あとOPが1曲目のOPの足音の再来なのに、「的なね」ではなくて、彼らにとってのキーワードである「Friday Night」が来るっていうのは、狙いすぎかもしれないけど、私は好き。あと「ダメよダメよ」がどうしておネェになるんやろね?w

@tpopsreryo:
なんかお笑いから決別するかのようにネタを放り込むだけ放り込んだ感があるんだよね。もうこれで最後だーって。結局3枚目はもうまともに音楽だけで勝負してきたし。でも個人的にはこういうはっちゃけあってお下劣あって初めてJADOESだと思ってしまうので。特にお下劣w
そうそう、サビは本当にいいよね。あのサビがないと曲が締まらないというか、本当にコントありきになってしまうので。まあそこはさすが角松というか。激しいEDITはやっぱりCAMUさん達のおかげだなあ。ワタシにとってのリミックスって結局CAMUさんだったりするしなあw

@junnovi:
このサビの部分が作る世界って、全然似てないのは判ってるんだけど、どうしてもLevel42の「Lessons in love」を思い出すねん。どこか終焉を感じさせる儚さや憂いと、何とも言えない浮揚感とが共存してる所。上手く表現できないんだけど。

@tpopsreryo:
なるほど〜確かに終焉は感じさせますね。まるで2枚目でやり切って3枚目がお蔵入りしちゃうかのようなw まあ結局もう少し長生きしますけどね。それは音楽的なという意味ではなくて、やはりお笑い的な部分の終焉だったんじゃないかな。ではボートラを一気にいきましょうか。

@junnovi:
はい。行きましょう。ただその前に一言。これだけ悪ふざけしてるのに、ギャグをてんこ盛りしてるのに、下品極まりないのに、どこか笑えないシリアスなトーンがあるのは、センセの言うひとつの「終わり」だったんだろうかって思っている今の私でございます。
あ~なんかセンセのコメント、すごく示唆的やし鳥瞰的な視座を感じるね。そういうことやったんやろか。先の私のコメントに、この曲はどこか「終わり」が漂っているって書いたんだけど、そこに繋がるヒントがあったようで、ちょっとゾクッてしてしまった。まじめな話。

@tpopsreryo:
あはは、これはタイムラグが成せる奇跡ですな!w
やっぱりどこか笑えないんだねw コント仕立てでもそこで笑ったことはないなあ。余りのスクラッチの音で笑うことはあっても。ギャグよりもやっぱりサティスファクショーン!が一番笑ったわw でも結局そのお下劣さまでも終わってしまったんだよねえ。

@junnovi:
うんうん。そこは平間と斎藤が真面目な性格だったんじゃない?知らないけど(オイ!w)。だって平間が前面に出てきてバンドの性格変わったもん。私はそれも好きなんだけどさ。彼らから「アガッチャレイデー、サティスファクショーン!」なんて絶対出てこおへんって!

@tpopsreryo:
斎藤はお笑い組だから、真面目っぽいのは平間と伝田かなあ。知らんけどw でも「SHINING YOU」でお下劣なボコーダー歌ってたのは平間だけどね。言わされてただけかもしれないけどw でもあのサティスファクションコーラスは角松の仕業じゃないかと思ってるw

@junnovi:
島村と斎藤は確かに・・・。そうやんねボコーダーは平間やね。ん~言わされてたんかな。知らないけど(またかいっ!w)。サティスファクショーンは角松以外のシナプス回路には存在してないと思うわw アガッチャレイデーやもん。ゲッチョラー。ガッチョラー。

@tpopsreryo:
でしょうね。確信持てるわ。ていうかもうそれがまとめでもいいような気がしてきたw

@junnovi:
それでええかもw だってそういうことがアルバムに通奏低音の様に流れてて、どのように彼らが料理されてるかってのを、ちょっと覗き見趣味的な興味で見てますって部分が多分にあると思うんよね、この3枚再発の機運の土壌としては。って言うと穿った見方かなぁ?

@tpopsreryo:
うん、結局JADOES聴いてる層というのはまあ8割方角松クラスターの人々だと思うから、みんな角松を期待してたんだと思うんですよ。そのあたりを裏切らずに随所で角松がチラチラ見きれながらも、JADOES自身が師匠の伝統芸を受け入れつつあるといった感じですかね?

@junnovi:
そう思う。どこまで振り回されたのか、その様を見てるっていうか。私なんてどんな個性をぶつけたら、角松の個性って殺がれるんだろうっていう実験みないな感じもある。でもプロデューサーとして迎える以上、角松の個性を凌駕するスリリングなことなんて起きないんよね。


ボートラ1曲目「Give Me Your Love Again(New Version)」

 作詞:斎藤謙策・藤沢秀樹 作曲:藤沢秀樹 編曲:JADOES

@tpopsreryo:
ボートラ1曲目「Give Me Your Love Again(New Version)」。特に特筆すべきところはないけど、原曲と明らかに違うのは、あの人のコーラスが! せっかくのJADOESだけの聖域にやっぱり侵略してくるのか。鬼畜やわ〜w

@junnovi:
サビに入ってのコーラスの厚みのつけ方とか結構好みやし、サビの終わりのフレーズに3度上のコーラスが中々のハイトーンで(国分友里恵?)、つい耳を傾けてしまう。でもやっぱり侵食するのよ、ヤツがw 鬼畜やわ~(爆)。待ってましたけどね、エエw


ボートラ2曲目「6月のフォトグラフ(New Version)」

 作詞:斎藤謙策 作曲:伝田一正・藤沢秀樹 編曲:JADOES

@tpopsreryo:
ボートラ2曲目「6月のフォトグラフ(New Version)」。まあいわゆるロングバージョンですね。ベスト盤「Before The Best」からの抜粋だけど、あれはDJ的な1つの流れがあって初めて成立するのだから、ボートラに突っ込むには無理があるんじゃないかと思うわけです。

@junnovi:
乗せて乗せてトッピング♪みたいな仕上がりで、ここまで辿り着くのが大変w ひとしきりの電話の雑談が終わると、じわじわと割り込むピリピリなシンセベースとペチンペチンと鳴るスネアが最後まで・・・結構ハードな味付けやんね。


ボートラ3曲目「Summer Lady(Single Version)」

 作詞:真沙木唯 作曲:藤沢秀樹 編曲:角松敏生

@tpopsreryo:
ボートラ3曲目「Summer Lady(Single Version)」。やっぱりCAMUさんのEDITがないからサラッと爽やかに聴こえる。でもちょっと物足りないw サビで出しゃばるのは角松のギターですね。そしてソロもギターで。「She is a Lady」と混同してるんじゃw

@junnovi:
非常にあっさりとした仕上がりで、このアルバムにそのまま持って来てたら物足りなかったと思う。とはいえブリッジとギターソロの盛り上がりと来たらねぇ、やっぱり・・・w こういう味付けって本家本元よりも他人事としてみている分、バランスが良かったり。

@tpopsreryo:
コーラスで参加できないからギターで目立っちゃえ、みたいな。しかし結局半分角松話になってしまったなあw ではそろそろまとめに入りましょうか。

@junnovi:
ホンマにこんな時間に・・・w まとめましょうか。ふぅ・・・w


〜エンディング〜

@tpopsreryo:
結局87年というバブル全盛期にあって、サウンド的にも(特に角松がデジタルな打ち込みに傾倒していた関係上)ギラギラしたデジタル感が鮮明になってきたのがこの2ndだったと思いますね。で、前作では抑え気味だった本来のお下劣感が角松との相乗効果で一気にスパーク!といった感じでしょうかw

@junnovi:
そうそう。理性のタガも外れ、全身が腫れぼったい状態でも、まだ飲んで歌って踊るのを忘れないオールな毎日の僕らでぇ~す。みたいな感じ。分かりやすさやキャッチーなあざとさもお下劣さプロの技で見せる形にしてみましたよという感じでしょうか。

@tpopsreryo:
そして真面目な話、楽曲自体はほとんど捨て曲もなくてクオリティの高い楽曲ばっかりだったと思います。作曲は全曲メンバーが書いているわけでしょ? これだけキャッチーなメロ書けるのは才能だと思うし。売れてもおかしくなかった。でもやっぱりお下劣感が・・でもやはり名盤ですよ。

@junnovi:
うん良いアルバムには違いないよね。聴いてて聴き応えあるし。楽しめるし。ただね、センセ、今日の最初にも書いた何か足りない感じ、今思い返してるんだけど、最後の「終焉」というくだりに答えがあるように思えてます。9曲目はひとつの終わりをきっと刻んだんだと思うよ。
そういうことで言うと「Woman, I Want You」っていう曲ってとても大事な曲に思えてくる。

@tpopsreryo:
確かに全部突っ込んだからね。言うなれば総集編だったんかもね。
そっか。実は2ndと3rdってジャケも似てるしひとくくりだと思ってたんだけど、2ndで一旦終焉を迎えてたんだね。これは今日改めての新解釈だったなあ。まとめとしては相応しいですね。では「お下劣の終焉」というまとめということで、お開きにしましょうかw

@junnovi:
サティスファクショーン!ハァハァ!今日はとっても楽しいFriday Nightになりましたですよw(注:レビュー当日はまたもや金曜日でした)

@tpopsreryo:
こちらこそ相変わらず遅くまで、感謝です。ではまた明日あるんですなあ。今度はボートラ多いしまた長くなるんかなw とりあえずよろしくです。お疲れさま!

@junnovi:
いえいえこちらこそ。先のコメントのとおり、自分でも思ってもみない展開があった。前半の怒涛の展開に比べて後半の楽曲の収束ぶりをどう今日のやり取りで維持できるかと半ば心配だったんだけど、前半は前半で、後半は後半でとても有意義なやり取りができたと思うよ。テキュ。
ありがとセンセ、自説に付き合ってくれて^^。でも2ndで一区切りと言う「新解釈」、実はセンセがヒントを出してたんだよ~。何か不思議な気分やなぁ。

@tpopsreryo:
まあそこは伊達に長年付き合っていませんからね!阿吽の呼吸でしたな。ではまた明日よろしく!



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