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1日でできること。

人は1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価しすぎる。

以前読んだ何かの本に書いてあった。アンソニー・ロビンズという人の言葉らしい。

毎年年のはじめに、その年の目標を掲げる。今年はあれもしたい、これもしたいと。そしてそのうちの多くは、達成されずに終わる。毎年その繰り返し。一方で、10年後の自分を想像してみると、大した夢や野望も語れずにいた。そんな自分は、この言葉に強く共感したことを覚えてる。

フリーランスになって3日目の今日。この言葉に、もう一文書き加えておきたいと思った。

“人は1日でできることを評価しようともしていない”、と。

いや、正しく言えば、“僕は1日でできることを評価しようともしていなかった” だろう。

会社員時代の僕は、日々のToDoをこなし、来たメールに返信して、その日の終りに1日を振り返ることもなければ、次の日の朝、今日1日をどういう1日にするかなんて考えたこともなかった。目の前のタスクをこなせば仕事の“充実感”が感じられ、それで給料ももらえた。それが当たり前だった。ところが、フリーランスになった途端、その日の終わりにふと1日を振り返り、不安でゾッとするようになった。今日自分は何を生み出したんだろうか? もっとやるべきことがあったんじゃないだろうか? 1日ってこんなに短かったっけ?と。

漠然と1日を迎えるのはもう止めにしよう。“10年後”となると今でもよく分からないから、まずは“3年後”の目標に向かって、今日できること・やるべきことを考えよう。そして、それがやれたかどうか、その日の終りに振り返ろう。そうやって、“1日でできること”を正しく評価するところから始めよう。



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