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R6 学級経営反省 一学期前半(と思ってたけどほぼ実践報告)

※ ほぼ自分のために書いたような記事です。文章の見やすさも、構成もぐちゃぐちゃです・・・。ごめんなさい😢

 僕は3年目の小学校教師です。2年生を担任しています。夏休みに入り、時間もできたので学級経営の反省をしていきたいと思います。

 それではよろしくお願いします!



1振り返りの進め方

 まずは、学級の状況を表す客観的なデータをもとに学級経営の成果と課題を明らかにしていきます。その際はチャットGPTに協力してもらい、なるべく客観性を維持するものとします。次に明らかになった課題と成果の原因を探ります。最後に、夏休み明けにどのように学級経営を行なっていくかを考えて、この記事を終えることにします!


2僕の学級の成果と課題

4月の学級力


7月の学級力


### 学級の成果と課題

#### 成果

1. **総合的な学級力の向上**:
- 4月から7月にかけて、総合得点が569点から609点に向上。
- 特に「ありがとうを言う」「安心して学べる環境」では大幅な改善が見られる。

2. **協力とコミュニケーションの強化**:
- かかり活動(79点)、友達との関係(65点)など、協力やコミュニケーションに関連する項目でのスコアが向上。
- 教え合う姿や、図を使って教える児童が見られた点からも、協力的な学びが進んでいる。

3. **安心感の向上**:
- 安心感のスコアが61点から74点に向上。児童が安心して学べる環境が整っている。

#### 課題

1. **生活態度の改善**:
- きちんとした生活態度(きくせい)のスコアが54点から46点に低下。生活態度の指導に課題がある。

2. **目標設定と達成**:
- 目標設定(めあて)のスコアが55点から54点に減少。児童が目標を設定し、それを達成するサポートが必要。

3. **発表力の向上**:
- 考えたことや気づいたことの発表(かんがえ)のスコアが37点から41点に上昇したが、依然として低い。発表力の強化が求められる。

チャットG P Tの分析


3成果と課題の原因分析

○成果 

1. **総合的な学級力の向上**:
- 4月から7月にかけて、総合得点が569点から609点に向上。
- 特に「ありがとうを言う」「安心して学べる環境」では大幅な改善が見られる。

<原因と考えられること>
 ・とにかく子供に「ありがとう」と言う機会を増やすことを意識した。
 →「ありがとう」と言う機会が増えるような学級システムを作った。
 →すると、子供もたくさん「ありがとう」と言うようになった。

登校してから下校する前にやらなきゃいけないことをリストアップし、それに係や日直の仕事を配当した。これによって、毎日全員に「ありがとう」と言えるようになった。

 ・子供が学級で不安感を感じにくいようにするために、「教師が期待すること」をあらかじめ共有しそれに基づいた指導を行なった。
 ・ほぼ毎日子供と遊んだ。

「子どもは決まりを破りたくて破っているわけではない。決まりが曖昧でわからないから破るんだ。」という考え方をもとに実践した。仮説はそれなりに妥当だったようで、ほぼ叱ることなく学級の基本的な決まりを定着できた。

2. **協力とコミュニケーションの強化**:
- かかり活動(79点)、友達との関係(65点)など、協力やコミュニケーションに関連する項目でのスコアが向上。
- 教え合う姿や、図を使って教える児童が見られた点からも、協力的な学びが進んでいる。

<原因だと考えられること>
 ・当番活動のシステム化を行ったこと。
 →当番が終わったら、札をひっくり返す。全員がひっくり返せていなかったら帰りの会で1分間掃除タイム。
 ・「ありがとう」の効果も大きかったかもしれない。
 ・自ら当番の仕事の内容を発展させていく主体的な態度も見られた。
 ・一部、自由進度学習の考え方を取り入れた実践を行っていることから、子供の協力場面は増えた。ただ、これが学力に結びついているかと言われればかなり怪しいところ・・・。今後の改善が求められる。

3. **安心感の向上**:
- 安心感のスコアが61点から74点に向上。児童が安心して学べる環境が整っている。
<原因だと考えられること>
 ・上記に述べたとおりです〜。


○課題



1. **生活態度の改善**:
- きちんとした生活態度(きくせい)のスコアが54点から46点に低下。生活態度の指導に課題がある。

<原因と考えられること>
 ・子供の「しなやかな学び」の実現を目指した結果だと思われる。よく言えばチャレンジの結果。
 ・「おしゃべり」の数値は上がってはいるが、僕自身の実感としておしゃべりが増えている印象。改善が求められる。

2. **目標設定と達成**:
- 目標設定(めあて)のスコアが55点から54点に減少。児童が目標を設定し、それを達成するサポートが必要。

<原因と考えられること>
 ・僕自身が学級目標と個人目標を関連づける指導を行なっていない。

3. **発表力の向上**:
- 考えたことや気づいたことの発表(かんがえ)のスコアが37点から41点に上昇したが、依然として低い。発表力の強化が求められる。

<原因と考えられること>
 ・授業に惹きつけられていない。
 ・僕の発問が難しい。
 ・「失敗しても大丈夫」と思える風土がまだできていない??



4夏休み明けの学級経営

 「成果」については、今後も継続・強化していきます。

 僕が向き合わないといけないのは「課題」なのでこちらの改善を軸に今後の学級経営について考えていきます。

※記事を書き終わったT.Puからのメッセージ 「長いよ〜。なぜかまた原因分析始まってるよ〜。飛ばしていいよ〜😢」

○ 学習規律

 まず、僕が向き合わないといけないのはやはり学習規律ですね。どこまでいっても「しなやかな学びの実現と規律ある学級経営のバランスをどうとるか」というのは僕に立ち塞がる課題です。学習規律については、さまざまなご意見を頂いて、理解が深まったと感じているので改めて記事にしました。

 この記事の結論でもあるのですが、学習規律を児童に身につけてもらう際には、1自分が育てたい児童がどんな児童なのか、そのためには2どんな授業をしなくてはいけないか、3児童の実態、自分の技量はいかほどか、実態を踏まえて、理想の授業の成立には4どんな規律が必要かの順で考える必要があると考えます。

 なのでこの手順で僕の学級に必要な学習規律を再考していきます。なお、ここで考える児童の姿はあくまで授業中を想定しています。

①自分が育てたい児童 
僕が育てたいのは、「主体的に学ぶことができる児童」です。2年生だということも踏まえ、具体化を試みます。

  1. 内発的動機:

    • 「なんで??」「どうして?」と問いをもてる。

    • 「〜してみたい」という思いをもてる。

  2. 自律性:

    • 目標から逆算して、簡単な学習計画を立てられる。

    • わからない時、「先生に聞く」「友達に聞く」「教科書を見る」など何かしらのアクションが取れる。

  3. 反省力:

    • 「気づいたこと」「自分の成長や課題」「経験と学習を結びつける」「友達から得た学び」を視点に振り返りができる。

  4. 積極的な姿勢:

    • 友達や先生からのアドバイスを取り入れることができる。

  5. 持続力(忍耐力):

    • 困難に直面しても諦めず取り組むことができる。

 このような具体的な姿を引き出すために、僕はどのような授業をしなくてはいけないのでしょうか?

②理想の授業
(内発的動機)
 ・子どもが「なぜ?」「どうして?」「やってみたい!」と思えるような導入がなされている授業。
(自律性)
 ・子どもが学習計画を立てる場面がある授業。
 ・分からない時に、アクションを取りやすいシステムがある授業。
(反省力)
 ・振り返りの時間が与えられている授業。
(積極的な姿勢)
 ・アドバイスを取り入れる機会がある授業。
(持続力)
 ・粘り強さを評価される仕組みがある授業。


③児童と教師の実態 ◎かなりできている○まあできている△課題あり
(内発的動機)△ 教師の責任によるところが大きい。子どもの動機を引き出す導入ができていない。

(自律性)○子どもが学習計画を立てる場面を確保している。子どもも計画を立てることに慣れてきている。

子ども達が作った学習計画


○わからない時に教室を歩いて、友達の意見を参考にしてきて良い時間を確保している。子ども達も、分からないときは友達に聞きに行ったり先生に聞いたり、教科書を見たりする姿が見られるようになってきた。

(反省力)△教師の責任によるところが大きい。振り返りの時間を確保していなかった。前年度行っていた振り返りを取り入れてみよう。

ルーブリックを用いた自己評価(タブレット)

(積極的な姿勢)△お客さん状態の児童が多い。挙手の少なさにも表れている。
        △友達から学ぼうという意欲が低い。「聞く姿勢」の点数低下にも表れている。

(持続力) △すぐ諦める・・・人がいる。

④必要な規律
(積極的な姿勢)
・友達の話を復唱できるくらいしっかりと聞く(友達へのリスペクト)→夏休み明けまずはここから。
 ・友達の話に反応する
できる子は
 ・(友達の意見に繋げて発表する)
 ・(友達にも先生にも質問する)
(持続力) 
・分からないときは「わかりません」と言う
・分からない時に、「先生に聞く」「友達に聞く」「教科書を見る」など、何かしらの行動を起こす。
・「無理」とか「できない」とか「え〜」とか絶対に言わない。言うなら助けを求めなさい。→夏休み明け、まずはここから。



○学級目標を個人の目標に落とし込む


クラスの学級目標

 僕のクラスの学級目標です。子ども達が考えました。なんて可愛いんでしょう💕

 「なぜチワワ?」って思われた方もいると思います。これはですね、僕も子どもの発想に感動したんですが、とある児童が以下のように提案しました。

 👧「最初弱そうな動物にして、クラスがよくなるごとに動物を進化させていけばいいんじゃない?」

 そしたら・・・

  👦👧「「じゃあチワワで!」」

 ということでした笑 次は何に進化するんでしょう。楽しみです☺️


 この学級目標、作るときは盛り上がったんですが、その後は若干絵に描いた餅になりつつあります。

 これを個人目標に落とし込むべく、「健康観察の時に『はい元気です』の代わりに『きまりを頑張ります!』『考えを頑張ります!』と言わせる」っていうのはやっているのですが、これが効果的なのかは謎ですし・・・。

 とりあえず、これを続けてみます。何かアイディアがあれば教えていただきたいです☺️




○発表力の向上


 これまじでみなさんどうされてますか??

 うちのクラス、本当に手が上がんないんですよ。4月に比べたら増えましたが、まだまだ少ないです。

 自分の責任としてみたときは、シンプルに僕の発問が難しすぎたりするのかなって思います。あとは意欲を引き出せていないとか。なのでそこは僕が改善します。

 でも、明らかに誰でも解けるような(実際解けている)問題のときも手が上がんなかったりします。

 児童の責任としてみたときは、児童に”勇気”が足りてないってことになります。となると僕にできることは”勇気付け”になります。

 アドラー心理学の考えで言うと、勇気づけとは「認める(感謝する)こと」なので、

 「挙手をしてくれている人に感謝する」

 とかになるんですかね〜。


 あと価値語を思いつきました。

「自信があるから発表するんじゃない。発表するから自信がつくんだ。」

 これ刷り込みますか?笑

 ここ一番アドバイス欲しいかもです!!もし何か技をもってらっしゃる方がいましたら教えてください。

 「そもそも無理に挙手させる必要ある??」みたいな疑問でも構いません!


5 夏休み明けのアクションプラン


◻︎友達の話を復唱できるくらいしっかりと聞けるようにする

◻︎「無理」とか「できない」とか「え〜」とか絶対に言わない。言うなら助けを求めなさい。

◻︎学級目標を個人目標化するなんらかの手立てを打つ(アイディア募集中)

◻︎発表する人を増やすためになんらかの手立てを打つ(アイディア募集中)

◻︎価値語「自信があるから発表するんじゃない。発表するから自信がつくんだ。」


マジで自分のために書いたような記事になってしまいました・・・(割といつもそうですが・・・)

もしここまで読んでくれた、物好きな方がいらっしゃいましたら深く感謝を申し上げます。

 ここまで読んでくださり、ありがとうございました!



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