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第二の習慣「終わりを描くことから始める」
皆さんには軸というものがありますか?
生きていく上での道を示してくれるコンパスのようなものはありますか?
信じるものがありますか??
「自分の信じるものを他人に決めさせてはいけない」
にしかなこさんの「サラバ!」という小説に出てくるセリフです。
僕は今、このセリフの意味が痛いほど分かります。
「中道をもちなさい」
あるお寺でお坊さんに言われた言葉です。
僕は今、この言葉を噛み締めています。
なぜなら、僕は今信じるべきものを見失っていて、信じるものを他人に委ねている状態だからです。
「授業中タイマーを使うな」
と言われたらそれが正しいと信じて従い、
「黒板をきれいに消せ」
と言われてたらそれを信じて従い、
「授業はこう進めろ」
と言われたらそれを信じて従っています。
そしてそれができていなければ指摘され、「なんて自分はダメなんだろう」と落ち込みます。
完全に自分の信じるものを他人に決めさせている状態です。
評価基準を他人に決められ、その評価によって自分の価値を決めちゃっているんです。
たかが仕事に、自分の全価値を決められてたまるか!!!!
そう思いつつも、打開策を見つけられず悶々と過ごしていました。
そんな中出会ったのが、「7つの習慣」の第2の習慣。
「終わりを描くことから始める」
でした。
この章はこんな質問から始まります。
(中略)これはあなた自身の葬儀だ。(中略)四人が弔辞を述べるようだ。最初は親族関係。二人目は友人の一人で、あなたの人柄を良く知っている人。三人目は仕事関係の人。最後は、あなたが奉仕活動を行なってきた教会や自治会などの組織から一人。ここで深く考えてほしい。これらの人たちに、あなた自身あるいはあなたの人生をどのように語ってほしいだろうか。
結論から言います。
この質問への答えが、自分の「信じるもの」、「中道」、「軸」、「コンパス」になります!!!!
なるそうです。
僕はこれを信じて、この質問に対する答えをガチで考えていきます。
今回はそんな記事です。
よろしければ皆さんも一緒に考えてみましょーー!
まずは親族から。
誰を想定しようかなあ。
一番長く付き合うのは奥さんなんだろうけど、彼女すらいないから想像できないしなあ。
うーーん。
子どもにしよう!!自分の子ども!
どんな父でありたいか。それを考えよう!
れっつ妄想タイム〜〜〜。
お父さんは、全力で遊んでくれる人でした。時には大人気ないと思うくらい。でも、それは自分のことを一人の人間として扱ってくれていたということに後になって気づきました。
お父さんは自分の意見を押し付けてきませんでした。どんなに拙く、未熟な話でも、耳を傾け、最後まで聞いてくれて、決して否定しませんでした。
お父さんは色んなことを知っていて、色んなことを話してくれました。それだけでなく、たくさん本を買ってくれました。
お父さんはいつも前向きでした。ポジティブで、いつも笑ってて、「世の中楽しいことばっかりだよ!」ということを示さんとするようでした。そのおかげで、明るい未来を描くことができました。
次に友人!
一緒にいて落ち着くヤツでした。決して他人の悪口を絶対言わないんですもん。こいつは絶対に自分の悪口も言っていないと安心できました。
すぐに「ありがとう」というヤツでした。「そんなことに!!?」っていうくらい「ありがとう」を連発するヤツでした。
サプライズが好きなヤツでした。人を喜ばせるのが好きで、何度も何度もびっくりさせられました。毎回違う手を使ってくるので、一度も見抜くことができませんでした。
悩んでいるときは、下手なアドバイスとかせずにとにかく話を聞いてくれるやつでした。「うんうん」、「なるほど」。たまに聞いているか怪しい時もあったけど、とにかく話を聞いてくれるやつでした。
次に仕事関係!上司を想定します。
素直で可愛げがある人でした。「へえ!!」、「すげえ!」、「なるほど!!」とリアクションが大きく、アドバイスするのがとても楽しかったです。「育ててやりたい」とう思わせる人でした。
いつも前向きな人でした。職場がどれだけきつい状態でも、常に明るい未来を示してくれました。彼がいると、なぜか「なんとかなる」と思えたものです。
自分よりも子どもや同僚のために動ける人でした。「人の役に立つのが嬉しい!」といつも言っていました。でも、無理はしない人でした(笑)。いつも定時に帰っていました。家族も大事にしていたのでしょう。
常に変化し続けられる人でした。古いやり方にこだわらず、若手を「師匠!」とか呼びながら、さまざまなことを吸収し続けていました。学び続けるその姿勢は、周りにポジティブな影響をもたらしてくれました。
最後に組織!何もやっていないので、教え子を想定します。
「自分のことを考えてくれている。」そう思わせる指導をしてくれる先生でした。
些細なことを見つけては褒めてくれる先生でした。「褒めてほしい」と思っているとことを的確に褒めてくれるので、自信がつきました。
自分の間違いを認められる先生でした。間違ったら素直に「ごめんなさい」と言い、責任をとるべく行動してくれました。先生の姿勢を見て、クラスみんなが自分の失敗を認められるようになりました。
先生の授業はいつも楽しかったです。「わかる」し、「できる」し、先生の話しぶりがまるでバラエティー番組の司会のようで、面白かったからです。もう一回先生の授業が受けたいです。
失敗も笑顔で許し、励ましてくれる先生でした。「失敗を許し、悪意を許さない」。「挑戦を称賛し、怠慢を指摘する」。「わがままを認めず、主張を認める」それを体現する人でした。
自分もPu先生のような先生になりたいです。
妄想タイム終了〜〜〜。結構時間かかりました。
これ書いてみると、自分の価値観がすっごく明らかになりますね。
自分があまり意識していなかったことも浮かび上がってきました。
僕が理想としているのは、
「前向きであること」
「相手を尊重できる人間であること」
「人のために行動できる人間であること」
「素直な人間であること」
「学び続ける人間であること」
「授業が面白い先生であること」
なんですね!
意外なことに、仕事の実績に関することって全然重要視してないんですね僕。
なのに、仕事に振り回されて、自分の価値を決めてしまっている・・・。
愚の骨頂ですね。
今後はこれらの項目を評価基準として生きていきたいですね!
難しいんでしょうが・・・😭
いやあ、この方法面白いですねえ。
以前授業作りのやり方を取り入れて「人生を逆算してみる」という記事を書きましたが、今回葬式という具体的な場面を想定することでより深く自分の価値観に迫れたような気がします。
これって、学級目標決めとかでも応用できるのでは??来年やってみようかな。
皆さんもぜひ一度やってみてください!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!
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