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僕の1年間ってなんだったんだろう。〜まさしく新任教師ドキュメンタリー〜


 「私のこと何もわかってくれない」

 「みんなが先生のことを恨んでいる」

 「話を聞いてくれない」

 「罪を認めない」

 「ガン無視」

 「男女差別する」

 「他の先生がいる時だけ良いカッコ」

 「誰かに教えてもらったんですよ。キャラが変わりました」



すごい言葉が並んでますが。




 




 これ、全部僕に向けての言葉です。





 
 ある女の子達が僕への不満を訴え、その不満を別の先生が聞いてくださって、僕に伝えてくださったのがこれらの言葉です。


 やっぱ心にくるものがあります。

 しんどいです。

 僕は子どもとの関係を築くために相当努力してきたつもりでした。

 でも、結果はこの有様。


 子どもの学力も下げ、

 子どもとの関係も築けなかった。

 口ばっかりで何も身についてない。

 理想ばかり高くて結果が伴わない。


 僕の一年って何だったんでしょうね?






 生きる上で最も偉大な栄光は決して転ばないことではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある

ネルソンマンデラ





 ・・・。






「胸を張って生きろ」

己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を喰いしばって前を向け

君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない

煉獄杏寿郎




・・・。






I can do this all day.

キャプテン・アメリカ


           




あーーー!!もう!!

「偉人や漫画の主人公はこんなことで折れない。」


とか言いたいんでしょ!意識高い俺!



そうだよ!絶対そうだよ!

ここで逃げるか、立ち向かうかで大きく人生変わるよ!

間違いなく、人生の転換点だよ!





だけど、、、逃げたいよ、、、。








逃げないけどな!?😭😭

逃げないけどな!?(2回目)












逃げないけどね!!(3回目)



落ち込みきる前に原因分析して来年度につなげるぞ!

10年後、後輩に

「俺は初任のころな、、、」

って偉そうに言えるようになればいいじゃないですか!

うん。なりましょう。



では分析始めます。

まず、結論ですがあの女の子たちに言われたことは真実であって真実でないと思います。

「T.pu先生が嫌だ!」

という気持ちが先に来て、僕を批判するために言っていることだと思います。後付けの悪口です。

では、僕は悪くないのか。

いえ。悪いのは僕です。

そもそも、その女子たちが嫌!ってなったのは、僕の信頼貯金がマイナスになったからです。

その状態になってしまうと、どれだけ正しいことを言おうが、どれだけ素晴らしいことをしようが全てマイナスになります(教頭先生の受け売りです)。

つまり、全ての原因は僕がその子たちとの信頼関係の構築に失敗したということにあると思います。

では、信頼関係の構築になぜ失敗したか。

それは子どもたちの発言の中にヒントがありそうです。

 「男女差別する」

これ、実は男子にも同じこと言われてて。

つまり、女子には男子に甘いって思われてて、

男子には女子には甘いって思われてるんです。


 「誰かに教えてもらったんですよ。キャラが変わりました」

この発言。ある時期から僕のキャラが変わったことを示しています。


また、こんなことも言っていたそうです。

「そこは注意するのに、そこは注意しないの?ってことが何回もある」


これらの3つのことから何がわかるか。

みんな、僕の正体が分かっていないってことです。


僕たちのクラスの先生はこんな先生だ!って言えないんです。

どこで叱るのかも、何をしたら褒められるのかも,全然分からないんです。

だから、不安になる。不信感に繋がる。嫌いになるってことなんだと思います。


僕の記事を読んでくれている人はうすうす感じていると思うのですが、

僕は悩み続けながら進むタイプです。

悩んで正解見つけて、やっぱ違うなってなって路線変更する。そんなタイプです。

言い換えれば、自分に自信がない、軸がない人間です。



また、自分自身の規律性が低いです。

何でもかんでも、「これくらい良いじゃん」って思ってしまう人間です。



自分に軸がなく、規律性も低い。  

だから、学校にあるありとあらゆるルールの善悪がわからず、良いか悪いか判断できない。

学級が荒れ始めると、その場で取り繕うような対応を取る。

そんな担任だから、毎回対応が変わるような、ようわからん正体不明の先生になるんです。



なので、僕が新年度を迎えるにあたって考えなくてはいけないことは二つ。

まず、自分の軸を作ること。

間違ってても良いから、何を許して何を許さないのか軸を作ること。


そして、規律性を高めること。

自分自身がルーズだと示しがつきません。

今年度は大事な4月の序盤をお家で過ごしましたので、学校の、そして、学年の決まりごとをほとんど確認できないまま進んでしまいました。

来年度はその辺を明らかにして、挑めるようにします。


 子どもにとって先生は法です。(僕はこれがすっごく苦手なんですけどね!)

 立法の一部は子どもに任せるべきだと思いますが、法の執行は先生が責任を負ってやらなければいけません。

 法である僕がブレブレでは、子どもは大変ですからね。



 このあたり意識して来年は臨まないとですね、、、。

 はぁ。月曜学校行けるかな(書いているのは金曜日です)

 うん。行くぞ。行けるぞ。まだやれるぞ。


 ここまで読んでくれてありがとうございました!



 












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