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情報サービス業出身者から見た「製造業のここがすごい!」 ver.2

Yoshiです。

僕のnoteを読んでくれている方々、いつもありがとうございます。

この記事が初めての方、よろしくお願いいたします!簡単に自己紹介させてください!

情報サービス業→製造業という変わったキャリアを持つ僕は、製造業界の「すごいところ」も「違和感」も人一倍感じられるのではないかと思っています。それを一つの武器にして日々を過ごしています。

そんな僕が過去に投稿し、最も反響をいただいた記事がこちらです。

今日はその続きを書こうと思っています。僕が感じた製造業の「すごいところ」についてまとめていきます。

前回が①~③だったので、今回は連番で④~⑥でいきます。

④わかりやすい組織図

すべての製造業企業に当てはまるわけではないと思うのですが、部外者から見て何をやっているかが分かりやすい組織図となっている企業が多いなと思っています。

「生産管理」「品質保証」「購買」「設計」など、業務内容がそのまま部署名になっていることが多い。これも一つの業界文化なのでしょうか?

一方で情報サービス業ではどうだったかというと、カタカナの長い名前を持つ部署が多かったです。

具体的には「カスタマーエクスペリエンス部」「プラットフォームビジネス企画部」などなど。

僕自身も途中で嚙みそうなくらい長い名前の部署にいたことありますが、何をやる部署なのかを部署名だけで外部の方に伝えることは難しかった記憶があります。

個人の価値観かもしれませんが、部署名はシンプルな方が好きです。やるべきことが明瞭だし、部署間の関係も理解しやすいです。

⑤5S文化

5Sとは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字のSをとったものです。覚えやすくシンプルな教えですよね。

この5Sが、企業間を超えた共通認識で存在していることが驚きです。

一般的には、5Sを実践によって生産性が向上すると言われています。しかし、科学的根拠があるのかと問われると難しいところ。むしろ5Sは理念や信仰に近いのでは?と思っています。

④で紹介した、わかりやすくシンプルな組織図も、実は5Sの影響があったりするんじゃないかと深読みしてしまいます。

⑥圧倒的なトヨタ式生産方式の存在感

先の5Sもそうですが、トヨタ式生産方式の存在感には驚かされました。

そして、「ジャストインタイム」「一個流し」「カンバン」「リーン」「シックスシグマ」「KAIZEN」といったキーワードたちが、共通言語としての地位を獲得していることにも脱帽です。

製造業界に携わっていれば、これらのキーワードを避けて通ることはできないでしょう。トヨタ式生産方式や関連キーワードを知っている前提で話が進んでいくことも多々あります。

トヨタ式生産方式は、製造業以外でも活用されています。ですが、やはり本場製造業での活用度合いは違うということを肌で実感しました。

製造業におけるトヨタの影響力と、長きにわたり手法が洗練され続けてきていることによる結果でしょうか。

まとめ

製造業の人が転職をするのであれば、次も製造業の別企業に移ることが多いと思います。その場合、製造業の枠内での移動となり、製造業を俯瞰することは難しいのではないでしょうか?

製造業の外から中、もしくは中から外に移ってみることによって、新たな発見もあると思います。僕はその貴重な経験ができているのだと思うと、なかなか有意義な経験をしていると感じます。

機会があれば... 僕とは逆に、製造業から情報サービス業に移動した人の意見を聞いてみたいです。



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