見出し画像

ブランディングスキルを学ぶ


ブランディングスキルがないと商品は売れない

ブランディングスキルとはなにか?
商品、サービスに付加価値つける事で物の価値を高める事です。

例えばカット1000円の美容院もあればカット5万の美容もあります。
この違いは何なのでしょうか?

これが「ブランディングによる差」なのです。
それでは学んでいきましょう。

ブランディングと聞くと、マーケティングを思い浮かべ一緒のものと混同しがちですが、全くの別物です

それでは説明していきます!

マーケティング:特定の人に「あなたが好きです」と伝えること
広告:不特定の多数の人に「好きです」と伝えること
PR:自分以外の人が「あなたのことが好きみたいよ」と伝えてもらうこと
ブランディング:相手に「あなたが好きよ」と言ってもらうこと


ブランディングが高い企業=ファン(相手が好きと思っている人が多い。
向こうが好きとも思ってくれるから商品を購入してくれるのです。

例を出すと
横浜琉惺のような超絶イケメン、性格も最高だったらこちらからアプローチに行かなくても女性の方から寄ってきます。
逆には鼻毛が出たような一般人はいくらたくさんの女性にアプローチしても女性はつかまりません。

企業・商品も同様に如何にしてお客様から好きと思っていただけるかが重要となります。それでは自社のブランディングを上げていく為のブランディングスキルを学んでいきましょう。

ブランディングの種類

ブランディングの種類は1つではありません。
まずはブランディングといっても一概に1つではない事をしってください。

図8-1

次にブランディングがないとどうなるか。
起業というのは本当に厳しく、起業してはつぶれの繰り返し。それだけ厳しい状況なのです。その中で長く続いている企業との差は?

これがブランディングの差なんです。
ブランディングがないと負のスパイラルに陥ってしまう可能性があります。

画像5

負のスパイラル

ブランディングがないと、他社が同じ商品を売っている場合そこに差はありません。差をつける為に価格を下げ、価格では差が出せなくなり、次はオマケをつける(これにより自社コストがかかる)、これにより更に利益が減る、さらに費用を下げる為に宣伝コストを削る、認知が減る、認知が減り売上が減る。これが負のスパイラルです。

こうならないようにブランディングを行っていきます。

コーポレートブランディング

コーポレートブランディングに1番重要なことは

競合を把握するが、競合を作っては絶対にいけない

コーポレートブランディング=○○だが〇〇ではないと明確に断言。
例してはここはヘッドスパ専門店です。美容院なんだけど、美容院ではない。この特価型とというのも1つのブランディングになるわけです。
スモールスタートには特にいいブランディングです。

他に言えばここはカフェではない「コーヒー専門店」だ。
という事で他のカフェやマックなどのコーヒーとの価格競争をさける事が出来るわけです。

プロダクトブランディング


次はプロダクトブランディングです。
ここで質問です。

現状把握:シャングリラホテルはカフェラテの販売をしようと考えています。
数値事実:
①100人対象のデプス調査の結果500円であればカフェラテを全員頼む
②1500円は高すぎてだれも頼まないとの結果。
③一杯のカフェラテを提供出来るのに人件費、仕入原価などすべて含め300円かかる。

ここで問題です。
Q.シャングリラホテルはこのカフェラテをいくらで売るべきでしょう?
アンケートの結果は以下のグラフの通りでした。
⇒500円だと100人が買うと答えた。

画像3


答えはでましたか?

正解は売価1000円となります。
ビジネスや事業は売上ではなく、一番は利益を残す事なのです。

画像4



多くの間違いが一番多くの人が買うと言った500円と回答する方が多かったと思います。
このように価格設定をしっかりと行わないとなんとなく利益が出ず、なんとなく潰れていくのです。

なのでプロダクトブランディングは、今回の例でいうと500円,750円の層は切り捨て、1000円で実施。しかし、1250円,1500円は「挑戦」として残します。ここがビジネスの面白さです。

画像5


ブランディングとは付加価値を伝える、体験させる事

今回の場合

世間のラテの相場  500円
シャングリラのラテ 1000円

この相場500円のラテを1000円で売る為に何をすれば良いか考える
ここがブランディングとなる訳です。


世間のラテの相場  500円 +α① +α② +α③ =1000円

ここの+αの部分を考え1000円で売れる設定をする事が大切なのです。
これがプロダクトブランディングです。
ではその+αってどんなのがあるかというと

+α = 店舗で価格を上げる為の3つの付加価値

⓵空間付加価値 (雰囲気の良いロケーション、家具)
②商品付加価値 (材料を良くする)
③サービス付加価値 (どれだけお客さんをワクワクさせるか)

①と②は実施したいがどうしても費用がかかります。
なので③を考えるのが一番大事になります。
お客様の好きな香りを把握して、お手拭きからアロマまで変えていくなどいかにコストを掛けずサービス付加価値を考えましょう

結論:カフェラテを売りたかったらカフェラテを売るな!
という事です。

マーケティングブランディング

なぜ100円のコーヒーがあるのに人は500円のスターバックスを買うのか?

答えはフランチャイズかフランチャイズじゃないか。
スターバックスは直営店で運営するからこそ、ゆったりとした空間で500円でコーヒー売ることが出来ている訳です。
これをフランチャイズでやるとオーナーが回転をはやめようと席を増やしたりゆったりとした空間を崩していく事が安易に用意できます。

なので直営店という構造を選ぶ、これがマーケティングブランディングです。スターバックスはプロダクトブランディングで

コーヒー(マックは100円)+ゆったりとした空間 =500円

というのも行っていると言えます。

セールスブランディング

ブランディングとは商品やサービス以外のモノ(付加価値)をPRする事
商品を売りたかったら商品をPRしてはいけない

例えばYAMAHAのピアノ教室戦略

YAMAHAをピアノを買って欲しい

しかし200,300万のピアノをいきなり買わない

なのでピアノ教室を行う

良いピアノが欲しくなる(好きになる、欲しくなる)

相手からピアノが欲しいと言ってくる

これがセールスブランディングです。
美容院であれば、美容院を価値にせず+αを価値にするが大事になるのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?