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エロゲーに合うゲームデザイン、合わないゲームデザイン【ゲーム制作日記】

こんにちはtozicaです。
今日は木曜日!

この記事は、エロゲーとか作ってるクリエイターの制作日記です。
noteなので直接的なエロ表現はありませんが、えっちな話が苦手な人は気をつけてね。

注意書き

カナデエスケイプ

昨日は「カナデエスケイプ」の制作を進めました。
いつものようにシーン制作。

昨日も先日に引き続き特殊フロアまわりのシーンを作ってました。
特殊フロアはこれでだいたい完成かも。

作業の進捗率は 73.8% から 74.2% になりました。
うーん、いまいちの進捗。

エロゲーにおけるゲームデザイン

最近は「r-wiz」のリメイクを作る上で、戦闘システムを新たに検討し始めています。
せっかく作るならゲームデザインも刷新したいしね。
お風呂入ってる時間とか、そういう空き時間にぼんやり考えてる。

本作は3DダンジョンRPGなので、基本的にはコマンドRPG的な戦闘システムになるわけなんですけど。
最近「Path of the Abyss」とか「両手いっぱいに芋の花を」を遊んだりした影響もあって、せっかくならもっと個性的なバトルデザインを採用したいなーとか思ったりもしてるんですよね。
リアルタイム性を入れようかなーとか、ちょっとパズルっぽい感じにしようかなーとか。

ただ、ここで「本作はあくまでエロゲーである」というのが、ゲームデザインを考える上での大きな制約として効いてくるよなぁって思っていて。
というのも、エロゲーにおいてはあんまり頭を使うタイプのゲームシステムって、あんまり適切じゃない気がするんですよね。

人間というものは、論理的な思考を巡らせてるとき、同時にえっちな気持ちにはあまりなりづらいもので。
なので、色んなゲームジャンルにエロ要素を乗せたゲームが作られてる昨今ですけど、エロと組み合わせるのが絶対に向いてないジャンルというのも存在すると思うんですよね。

例えば「オブラディン号の帰還」みたいな推理ADVで「事件を解決するとエロシーンを見れる!」みたいなのとか。
例えば「baba is you」みたいなゴリゴリの高難易度ロジックパズルで「クリアしたらエロシーンが見れる!」みたいなのとか。
プレイヤーがえっちなシーンを見たくて始めても、エロシーンが画面に表示される頃にはすっかり萎えてるのが容易に想像できちゃいますよね。

ちなみに、高難易度であっても、論理的な思考を伴わないようなジャンルは割とエロとの親和性が高い気がする。
いわゆるソウルライクとか。
そういうゲームにおけるドキドキハラハラ感が性的な興奮と近いことは、数々の心理学的知見が証明していますし。

そんなわけで、例えばペルソナシリーズみたいな、ちょっと油断したら全滅するヒリつくようなレベルデザインを採用したコマンドRPGを本作のバトルデザインとして採用してみたい気持ちもあるんですけど。
エロゲーという媒体を選んでいる限りはちょっと難しいかなーとか思ったりして、最近なにかと思い悩んでる今日この頃です。

やっぱり、そういうのを作ろうと思ったら全年齢向けの方に進出しないといけないんだろうな。
そのあたりの立ち回りも今後ちゃんと考えていかなきゃね。
うーんうーん。

おしまい。

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