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昨今のゴブリンの「集まると凶悪」っていうパブリックイメージ、かなり好き【ゲーム制作日記】

こんにちはtozicaです。
今日は金曜日!

この記事は、エロゲーとか作ってるクリエイターの制作日記です。
noteなので直接的なエロ表現はありませんが、えっちな話が苦手な人は気をつけてね。

注意書き

カナデエスケイプ

昨日は「カナデエスケイプ」の制作を進めました。
いつも通り。

最近はゴブリンに敗北した時のシーンを主に作っています。
ゴブリンといえばRPGにおける序盤に出てくる雑魚敵というイメージが根強いですけど、ゴブリンスレイヤーが流行って以降ぐらいから、ゴブリンが「一体一体は弱いけど集団戦に関しては凶悪寄りのモンスターである」という感じのパブリックイメージが形成されてきた気がしますね。
個人的には、このパブリックイメージに則ってるタイプのゴブリンえっちシーン、めちゃくちゃ好きなんだよなぁ。
ゴブスレ作中とかでもちょいちょいそういうシーンが挟まってたりしますけど、子供が虫の脚をもいで遊んでるみたいな、そういう無邪気さと残虐さがごちゃ混ぜになってる感じがね~、リョナラー心を刺激してくるんですよね。
今作ではあんまりそういうシーンは入れられなかったんですけど…。

ちなみに本作のゴブリンのデザインは、グラフィック担当であるところのタコイカさんが考えてくださいました。
みんなお面を被っててめちゃくちゃカッコイイ。

本作のゴブリンくんたち。

こういうの、彼らにも彼らなりの文化がちゃんと存在してるんだなぁというのが実感できて、世界観に深みを出してくれる感じがして、とても良いですね。
まぁ、当時はその分タコイカさん自身の作画コストが増えてしまってヒーヒー言いながら描いてたので、傍から見てる分にはちょっと面白かっ気の毒だったんですけど。

作業の進捗率は 77.1% から 76.9% になりました。
へ…減ってる…!

シーンを作ってる途中で作業リストに入れ忘れてる項目がいくつかあることに気付いて、それを追記したら進捗率が減っちゃった。
仕方ないね。


あとは、前回の日記で書いたドキュメンテーションコメントを解析するためのスクリプトの実装をちょっと進めました。
シーンの内容を定義してるソースコードからコメント部分だけを読み込んで、そこからいい感じにダメージ量とかを解析して、テーブルの形に整形して書き出すプログラム。

最初しばらくは構文解析ライブラリとか使ってすごい大掛かりなプログラムを書き始めてしまったんですけど、途中で我に返って、普通に正規表現を使ってサクッと作る方向に切り替えるなどしてた。

具体的には [Base=40] とか [Damage*3] みたいな記述を読み込む処理を作る時に、最初は [Damage=40] とか [DamageBase*3] みたいな記述にはエラーを出すように、識別名ごとに頑張って処理を分けてたんですよね。
でも別に自分しか使わないならそこは適当でいいよなぁって思って、最終的には '=' とか '*' はただの区切り文字ってことで、どっち使ってもいいよって感じにしちゃった。

個人的には、こんな感じで必要以上に ”しっかりした” プログラムを書こうとしちゃうの、割と昔からよくあるんですけど、我ながらあんまり良いクセではないよなぁって思いますね。
どうせ自分しか使わないプログラムなのに、仕様の範疇外の操作を出来ないようにする処理とかを無駄に頑張って作り込んじゃったりして、本来かける必要のない時間をかけちゃうことがちょいちょいある。
まぁ…おかげでプログラミングの技術が高められた側面もあるので、悪い事ばかりではないんですけど。

う~、今日もがんばるぞ。

おしまい。

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