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【ゲーム制作日記】プレイヤーが理解しやすいパラメータを目指そう

こんにちはtozicaです。
今日はきんきん金曜日!

ゲーム制作

昨日の朝は、珍しくあんまり創作意欲が沸かない感じだったので、代わりに色んな手続きとかそういう類のタスクを片付けてました。
創作の気分が乗らないときは事務作業に手をつけていくの、大事。
時間は有限ですからね。

昨日の日記で書いたんですけど、「シカクケス」をPlaydateの公式ストアで売るための手続きまわりで海外決済サービスにBANされちゃったので、Playdate公式に英語のメールを書いたりしてた。
えーんPanicえもーん、StripeイアンにBANされちゃったよ〜

そのあと割とすぐに返信がきて「こっちでも問い合わせしてみるからちょっと待っててね!(意訳」って言われた。
頼れる〜。

まぁ、これでどうにもならなくて公式ストアで配信するの無理です!ってなっても、一応既にitch.ioでは配信できてるので、割ともうどうにでもなれという心境になりつつありますね。
出来るならそれに越したことはないですけど。

カナデエスケイプ

前回の作業で言語データの記述仕様が完成したので、言語データの書き換え作業をしつつ、パラメータ周りの仕様を見直していました。

本作はローグライトなので、プレイヤーから見てアイテムの説明が簡潔で分かりやすいことはかなり大事な要素だと思っています。
前にダメージ計算式のことを日記で書いた時にも似たような話をしたんですけど、「攻撃力が5上がる」という説明のアイテムがあったとして、それが直接的にどのくらいダメージが上がるかがパッと分からないとプレイヤーにはそれがどのくらい嬉しいかが判断できないので、ローグライトとしてはあんまり面白くなくなっちゃうんですよね。
これはパラメータの名前とか仕様についても同じことが言えると思ってて、そのあたりがなるべくプレイヤーにとって分かりやすくなるように、色々仕様とか説明をこねくり回していました。

例を挙げると、今までパラメータとして「精密性」と「回避性能」っていう値があったんですよね。
こちらの精密性が敵の回避性能を上回ると命中率が5%ずつ上がって、逆だと5%ずつ下がるっていうものだったんですけど。
改めて考えると「単位のよく分からない値よりもそのままパーセントとして解釈できる方が分かりやすいな」ってなったので、それぞれ値を5倍にした上で「命中率」「回避率」に改名しました。

あとは、今作のダメージ計算式は由緒正しいアルテリオス計算式(攻撃力-防御力=ダメージ)なので、いっそ「攻撃力」「防御力」を廃止して全部「ダメージの増減」で表現できないかと思ってアイテムの説明を色々こねくり回したんですけど、やっぱり「攻撃力」「防御力」で表現しないとダメだな…ってなって戻したりとかもした。
ダメージ計算自体は 攻撃力-防御力 ですけど、だからといって「攻撃力+5」を「与ダメージ+5」とは表現できないってことに気付かされましたね。
相手の防御力が20でこちらの攻撃力が10だと、攻撃力+5してもダメージは変わらないので。
そこらへんの細かい仕様も込みでプレイヤーにパッと理解してもらうには、やっぱり「攻撃力」「防御力」っていう馴染み深い用語を使うのが分かりやすいんだな、って思った。

そんな感じで、ゲーム中のパラメータについてあーでもないこーでもないと言いながら、ひたすら言語データとプログラムを弄ってました。
おかげでだいぶ分かりやすく整理できたかな、って思います。

各パラメータのアイコンとかも見直して、だいぶ分かりやすくなりました!

その他のあれこれ

Dungeon Sweeperが面白い

TLに流れてきたので試しに遊んでみたんですけど、めちゃめちゃ面白かったです。

一言で言えば「Dorfromantik」と「Hexcells」を足して2で割った感じのゲームなんですけども。
これが、なんというか、すごくちょうどいいんですよね
あらゆる要素が調和して、いい〜感じの暇つぶしゲームになってる。

まず、マインスイーパーで言うところの「爆弾」の出現頻度が普通のマインスイーパーと比べてかなり少ないんですよね。
周りに爆弾(ダンジョン)の無いパネルが町とか海とか森になって、周りに爆弾(ダンジョン)があるパネルは「墓場」になるので、ゲームデザイン上、この比率は必然なんだろうなって思う。
さもないとマップが墓場だらけになっちゃうので。

んで、爆弾が少ないのでマインスイーパーとして見るとだいぶ難易度は低めになってるんですけど、これがすごくちょうどいい
基本的には全く頭を使わずにぽちぽちパネルを開いていって、たま~に墓場周りを開くときだけちょっと頭を使う、みたいな。
ただの(地味な)マインスイーパーだったら何もないパネルを開いてる時間なんて暇なだけなんでしょうけど、パネルを開いた時の小気味いいSEも相まって、今作だとむしろそこがメインコンテンツまである気がする。

あとは、ちょこちょこランドマークが出現するのもいい感じに射幸心が刺激される感じで楽しいですね。
ランドマークの説明文がけっこう色んなゲームをオマージュしてる雰囲気があって、ゲーマーをクスリとさせてくる感じ。好き

どこかで聞いたことある気がする説明文

そんな感じで無料ゲーとは思えないほど楽しんでしまいました。
おすすめです。

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