【映画感想】初めてのMX4Dは奈落でした「メイドインアビス 深き魂の黎明」
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★MX4Dの感想
MX4Dとは、ざっくり言えば映画の上映中に勢いよく噴射される空気や煙、光や座席の揺れなどのギミックで映画をより盛り上げる特別な視聴形態です。
率直な感想としては蛇足感が半端ないと感じました。なぜなら映画に集中したいのに座席の揺れで自分の意図していないタイミングで視線が変わったり、勢いよく噴射される空気で気が散ったりと映画をより楽しむために設定されているギミックがかえって不快感を助長してしまっています。
とはいえ、座席前の通路は広く、椅子自体も大きめ且つ丈夫に作られているようなので、ゆったり感は良かったです。
★ざっくりとしたあらすじ
アビスと呼ばれる奈落の底を目指す探窟家の少女リコは、アビスの底からやってきたと思わしきロボットの少年レグと底を目指す途中で出会った獣のような見た目の少女ナナチの3人で次なる目的、アビスの第6層を目指していた。
6層に行くためにはナナチをひどい目に合わせたベテラン探窟家のボンドルドのいる5層の最終地点「イドフロント」を経由しなければならない。リコたちは覚悟してイドフロントに入り、ボンドルドの娘プルシュカと出会う。
プルシュカと仲良くなったリコであったが、気が付くとレグとナナチの姿がない。ボンドルドの仲間たち「アンブラハンズ」によって誘拐されたレグは右手を切断されてしまう。
間一髪、駆け付けたリコとナナチとプルシュカによってその場を脱出し、プルシュカに見送られた3人はボンドルドを殺害する計画を立てて実行した。
しかし、ボンドルドはアンブラハンズ全員であり、ボンドルドの核であるアイテムを破壊しないと倒せないことを知る。それでも諦めない3人はボンドルドを倒すために再度計画を練り直した。
計画は目論見通り上手くいき、レグとボンドルドの一騎打ちになる。
見事一騎打ちに勝利した3人であったが、その過程でプルシュカが死んでしまう。
戦闘のできる素体を失ったボンドルドはリコたちを応援することに決め、6層へ出発する彼女たちを見送るのであった。
★感想
実は今回のMX4Dで見る前に一度公開日翌日に視聴していました。
その時、感想を記事にまとめようと思っていたのですが、地獄のような苦難がリコたちに降りかかっている様子を思い出すだけで辛くなっていたので気持ちをまとめることが出来ませんでした。
時間が経過し、気持ちの整理がついたところでMX4D版が放映開始されたということもあり、人生初の同じ映画を二回見るという行為をしました。
確かに、所見ではレグの右腕が切断されたり、ナナチが手先が器用な理由の正体だったり、プルシュカの末路だったりで、もうこれでもかというほどの絶望を叩き込まれたわけですが、いざ改めてみてみると全体を通してバトルが意識されているように感じました。
特にレグとボンドルドのアクションシーンは冷静になってみるとめちゃくちゃかっこよくてワクワクしましたね。
より深く層を潜るごとに彼女たちの冒険は厳しさを増していきますが、その様子に目が離せません。続編制作が楽しみですね。
★とはいえ
MX4Dは二度と行きません。
★終わりに
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