moonに魅せられて…|ラブとは?
さて、moonについての記事も3回目。今回で最後にします…。今回はゲーム全体をやったうえで、moonのコアである「ラブ」とは何だったのかということを考えていきます。今回は完全に遊び終わった人と意見を交わしたい記事です、遊んでいない人は見ないほうがいいかと…。
遊んでいない人は、こちらの記事を読んで、是非moonの購入を検討してくださいませ。
以下、ネタバレあります。注意!
<それもラブ、これもラブ、そして動物たちの魂からラブです>
女王さまから何度も言われたこの言葉。このゲームのキーワードとなるのが<ラブ>というワード。でも、ラブって何なん?
単純に考えれば<思いやり>などと言い換えることが出来る言葉かなって思った。誰かに寄り添うことで与え、貰えるもの。誰かのことを大切に思うことで生まれるもの。このゲームでラブが貰えるのはそういった行動に対してだったから。でも、このゲームのすべてを見返すと、どうもそれだけのことじゃないんじゃって思っちゃうよね。大切に思えば、思うほど、最後の選択で誤った判断を下してしまうんよ、僕も誤ったけど。つまり、<誰かを大切にすること>だけで止まってしまうのは、このゲームの言うラブではないと考えられる。では、何がラブなのか?
僕が思うに<誰にとって>というのが大切なのではないかと…。<自分本位の思いやり>ではなく、如何に<相手本位の思いやり>を与えられるか、それこそがラブなのではないかと…。自分のために相手を思いやる瞬間がいくらでも来る。ゲームの中でもラブが欲しいがために行ってきた善行があるはずで…果たしてその行為はラブが貰えなくても行えたのか…?それを突き付けてきたのがこのゲームなのではないでしょうか…?でも、そのラブって難しいんよね…結局、相手本位と判断するのは自分本位な自分の頭なのだから…。それでも誰かにラブを与えたいし、誰かからラブを貰いたいんよ…。
これが少なくともこのゲームをやりながら僕が考えたラブのことです。現実世界のラブはもっと複雑でしょう。愛とは何かなんて、僕には絶対に答えが出せないもの。きっと誰にも出せない…。だから、様々な作品が生まれるんだろうな…なんて…。
フクロウ先生、これが僕なりの答えですが、いかがでしょうか…?
<ラブ>とは何か…深い質問、哲学ですねぇ~。そんな深淵の深いこのmoonというゲームが大好きです。あなたは<ラブ>をどのように捉えましたか…?
もしよかったら、僕とmoonの出会いについての記事にもお目通しくださいませ。
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