見出し画像

moonに魅せられて…|出会い編

カクンテ!僕のイチオシのゲーム「moon」ぜひやって欲しくて、語ります、まずは出会いから…

遡ること1年…去年の9月のこと。Twitterに流れてきた漫画を読み、僕はとあるゲームの存在を知った。

https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=70457866

それが、moonというPlayStationの1995年のゲーム。

正直、ゲームはニンテンドーしかやったことがなく、それも皆で遊ぶパーティーゲームばかり。1人で遊ぶRPGはなかなか手に付けなくなっちゃうような、そんな僕。

それでも、この漫画に描かれているゲームは僕にとって凄く魅力的だった。
なんだ、このゲームは?モンスターの死体が転がる世界?勇者が悪者?
そしてひたすら街歩きをする?

そう、ポケモンをするにしろ、バトルには興味がなくて、それよりたくさんの種類のポケモンを捕まえることが好きで…。不思議のダンジョンも端から端まで探索しないと階段降りるのためらっちゃうし…。バトルよりも探索が好きなんだなってこの漫画を読んで気づいた。ゲームへの苦手意識はバトルとか、アクションとか、シューティングとか、好戦的なものなんだなと。探索は好きなんじゃないかと。

そして、漫画によれば、このゲームで遊べばバトルがなく探索をただただ楽しめると…!?

気づいたら、このゲームのことを必死に調べてた。見たこともない20年前のゲームについて、ネタバレを踏まないように注意しながら、ただただ調べた。どうやらかなりメタい感じだとか、かなりシニカルだとか、それだけど、各キャラは人間味があって憎めない良い奴ばかりだとか。どうやら、このゲームはラブデリックという会社が作ったものらしい、と、ラブデリックについても調べる。しかし、もうこの会社はなくなってしまっている。moonは版権の問題でVCみたいなことはしていないと…。そうなると、手に入れるにはプレイステーションとソフトを買うしかないんだな?1本のゲームをやるために本体の購入まで考えたのは初めてでした。しかし…。

高い!

プレミア価格が付いていたんです、このmoonというゲーム。20年前のゲームだし、本体合わせて3000円以内で買えるだろうと思ったら、ソフトだけで7000円…!新品だと40000円もするそうで…嘘だろと…。本体も買うことを考えると10000円か…。プレステ本体他に使うあてないしな…。買ったところで本当に遊ぶか分からない。そう思うと、なかなか10000円を出す勇気が出ませんでした。はぁ、これはちょっと買えないな…と諦めることに。

ゲームの購入自体を諦めても、このゲームへの興味は絶えなかった。特に興味を持ったのがこのゲームの製作者のこと。ゲームについて調べているとたくさんの製作者インタビューが出てきたのだ。そのインタビューが、面白かったし、とっても勇気の出るものだった。特に気に入ったのがこちらの記事。

https://news.denfaminicogamer.jp/interview/17103

その時の僕は、11月に開くイベントのために全力で突っ走っていた時期だった。イベントを成功させるために全力を尽くし、全力で仲間と楽しんでいる今が、このゲームを楽しんで作っていたと振り返るクリエイターたちに重なった。だから、このクリエイターさんたちみたいに全力で楽しんで、でも全力でやることをやって、しっかり理想として描いたものを作りたいなと強く思ったのだった。

特に響いた言葉が<未来は今、今となる>というもの。

当時、呟いたメモが残ってる。

2月の空想も、今の目標も、50日後には今となって目の前に現れる光景だ。
だから、悔いのないように想像力を働かせるし、なるたけたくさん創造するし、今を楽しむ。今頭の中で楽しいものとか、必死こいて作ってるものは50日後に現実でみんなを楽しませているものだ。だから、最後まで楽しみきって作りきる。大丈夫、今が楽しいから、きっと大丈夫。

その後、この<やったこともないゲームのインタビュー記事>が、心から離れることはなく、イベント当日までずっと心の支えになってくれた。触れたこともないゲームってことが何だかかなり不思議な気がしていたけど、このインタビューに出会えたことで自分のモチベーションが高まっていたのは確かで…。そして、イベント終了後の指針みたいになってくれたのもこの記事だった。僕の中の何らかの価値観を肯定して、強くしてくれたのがこの記事だったのだと思う。

そんなこんなでゲームをやる前からずっと影響されてきたのが、このmoonというゲームで、遊ぶ前から大好きなゲームになっていた。一体どんなゲームなんだろう?ゲーム自体への興味も尽きなかったけど、ビビりな僕は中々手を出せない…。そんな時に一緒にイベントを作ってきた仲間で、イベント終了後は自分のゲームを作るんだ!と言っていた奴が言ったんです。

「moon買ったから、遊び終わったら貸してあげるよ!」

!?!?!!?!?!?!??!?

ということで、その友人の好意で、僕にもmoonというゲームを遊ぶチャンスが与えられたのだった。そして、1月の中旬に借りて、やっぱりゲームを続けるのは苦手で、それでも遊び続け、やっと5月の中旬、エンディングまで辿り着いた。ということで、Moonの感想を書こうと思ってたけど、長くなってしまったので、続きはまた明日。


ちなみに…

ご存知の方も多いかもしれませんが、なんとこのmoon、Nintendo Switchで明日から発売されるのです!!しかも、たったの2000円!!正直ね、ここまで読んだあなたには買う以外の選択肢は残っていませんよ…!まだ、ゲームの感想一切聞いてないって?では、明日の記事を読んだら、買うんやぞ、絶対だかんな!(はい、明日レビューします…)


続きです…

画像1

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?