スタンプラリーとは?|とザルのラリー制作講座2
どーも、とザルです♪この記事はこれからスタンプラリーを作ろうと考えているあなたに贈るスタンプラリーづくりのノウハウです。といっても、何かの裏付けがある訳ではなくて2018年をスタンプラリーづくりに捧げた僕の経験則です。
前回は最低限のスタンプラリーの作り方を伝授させてもらいました。さて、いよいよ今回からはスタンプラリーを楽しくするためのあれこれをじっくりと考えていこうと思います!尚、この記事では学園祭などのイベント時にスタンプラリーを行うことを前提条件にお話をしていきます。
スタンプラリーとは何か?
まずは、言葉の定義から考えてみましょう。スタンプラリーとは何のことを指すのでしょうか?
どうやらスタンプを集めて回ればそれがスタンプラリーであるらしいです。さて、僕がこれから話すスタンプラリーをもう少し具体的に定義しましょう。スタンプラリーというイベントの特徴は次の3つです。
この3つの要素を満たすイベントこそがスタンプラリーであるとします。そして、この3つを踏まえて、僕は言いたいのです。
スタンプラリーとはアナログなRPGである。
スタンプラリーがRPG?
さて、訳の分からないことを言い出しましたね。解説しましょう。上に挙げた3つの特徴ですが、これまんまRPGの流れと同じなんです。
1つ目の収集要素。RPGでは宝箱やパワーアップアイテム、モンスターなどを集め、スタンプラリーではもちろんスタンプを集めます。
2つ目の特定エリアを動き回る。RPGでもスタンプラリーでも、MAP(=一定の決められた範囲)の中をグルグル回りながらゲームを進めていきます。
3つ目の参加者が能動的に動く。RPGではプレイヤーが主人公というキャラクターを自ら操作しますしスタンプラリーでも参加者は自由に動き回るので、参加者に台本があったり一定以上の制御ができません。
更にゲームの流れ自体を見ても、スタンプラリーはスタンプ集めというクエストの積み重ねであるという捉え方ができます。
かなりざっくりとした解説になりましたが、RPGとスタンプラリーには共通点が多いことが理解していただけたのではないでしょうか?
ということで、これから僕が何記事かかけてお話していくのは、<スタンプラリー>というフォーマットを使ったゲームイベント企画の作り方のお話です。スタンプラリーをベースに<物語>や<謎解き>といった要素を付け加えていき1つのRPGを作り出していく流れを記していきます。<レイトン教授>みたいなものだと思ってもらえれば間違いないです。ちなみに、一般的にこのような形式のゲームイベントのことを<周遊謎>や<周遊型謎解きイベント>と呼びます。
まとめ
ということで、ちょっととびとびな理論でお送りしました。もちろんコレは僕の捉え方なので人それぞれ自分なりの捉え方を見つけて作って欲しいです。とりあえずお話はこの定義で進めていきますね。次回は、<スタンプラリーを作る意味>についてお話します。何故行うのか、これは非常に大切な問題なんですけど比較的軽視されがちなものだと思います。学園祭などのイベントや町おこしとなるとすぐにスタンプラリーを行おうという発想に陥りがちですがその目的はどんなものなのでしょうか…?さて、イベントでスタンプラリーを行う意味、少し考えてみておいてくださいね。
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