見出し画像

餃子の調理方法

日本の餃子には、ご存じの通り、調理方法がたくさんある。
例えば、本場の中国では水餃子が主流だが、日本では焼いたり、揚げたりと様々。
また、手羽先の骨を抜いて餃子の餡を詰める、手羽餃子、または手羽先餃子なるものまで存在する。

私の好みの調理方法と言えば。
子どもの頃は水餃子一択。これはゆずれなかった。
だが、年を取るにつれ、揚げ餃子が好きになっていった。
当時は、なすやいんげんの揚げ物が好きだったから、単に揚げ物系が好きだっただけかもしれない。
高校から大学に入る頃ぐらいから餃子の好みがまた変わり、揚げ餃子から焼き餃子へと好みが落ち着いた。
これは、今でも変わらない。

具体的になぜ、こういう風に好みが変わったか、たずねられると言葉に詰まる。
ただ、考えてみると、餃子はどれも調理方法によって微妙に味が変わる。

水餃子はヘルシーだが、やや水っぽい。
揚げ餃子はパリパリの質感が癖になるが、脂っこさとタレが混じって口に少し重たい。
焼き餃子はカリッとした歯触りと染み出す肉汁が美味しくて、つい手が止まらなくなる。

これは私の場合であって、異論があるのは重々承知だ。
つまりは、どれも美味しい。その結論に尽きると思う。

母が言うには、私は物心ついたときからお店で親が頼んだ水餃子を、ぺろりと一皿平らげてしまったそうだ。
当時のことは覚えていないが、そのときの餃子の美味しさは、今でも、しっかり私の中にしみこんでいると思う。
餃子を味わうとともに、生産者の方々にもっと心を寄せたい。
日々、安定した質を保ちながら餃子の素材を提供してくださる生産者の皆様には、本当に頭が下がる思いでいっぱいだ。

餃子の美味しさは、子どもの頃から変わらない。
今日も、美味しい餃子を食べられることに感謝して。
カリカリの、羽根のついた焼き餃子をいただく。


(※餃子の画像は他の記事同様、写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (photo-ac.com)よりお借りしています)

サポートをお願いします🤗!いただいたサポートは自作品の同人誌出版に使わせていただきます。