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11/欠点をしれば百戦危うからず

ツイッターで#いぐちの1日1ポエムと称して、日々の気付きを投稿しています。その「ポエム」の意図などを、備忘録的な意味と、共感してくださるひとがいたらいいな、という目的で書き残していきます。はじめたきっかけなどはこちら

欠点や弱点を知ること、知らされることはとてもつらい。できないことになんかフォーカスしたくないものです。あたりまえ。でも知らなければならない、知ったほうがいいよと思ったって話です。

先日書いたこのnoteにあるように、自分の弱点を見つめる機会がありました。

じぶんの欠点・弱点を知っていれば、その欠点・弱点をさらさないような生き方を選べる。事務作業が苦手だ!片付けが苦手だ!と割り切れば、じぶんでやらないという選択肢も生まれてくる(それが可能かどうかはさておき)わけです。知ることで、選択肢が増える。そこに価値があります。知らなければ全軍進めって負け戦に突っ込むことになりかねないですからね。

ただ、これは日本独特?なんでしょうか、なんかいろいろできなければならない圧力って結構ありますよね。遅刻なんかしなくて、机はきれいで、電話対応ちゃんとできて、後輩のマネジメントもできる。社会人ならできてあたりまえでしょ?みたない圧力。ふつうに考えて無理な話だし、得意不得意あるでしょうよ、って。

※社会人なら〜…なんてカテゴリが大きすぎて、もう人間なら〜…ぐらいのスケールの話になりますね

いやふつうにできる人のほうが多いのはわかる。それはわかる。でもできない人だって、けっこういるもんなんです。

ぼくはこのうえに挙げていることぜんぶ苦手です。なので、たとえば、うちはちいさな会社で営業主体の会社ではないですが、全社員に携帯をわたして、できるかぎり直通で電話ができる環境にしてます。(なかなかうまくいかないけど)こういう選択は自身の弱み(あるいはペイン)に基づく選択でした。

ぼくの友人に言われてハッとしたことばで、「欠点は、ばれなきゃ欠点じゃないから」という言葉があります(いま思えば非常にアドラー的だ)。欠点に自覚的であることによって先回りしてばれない行動が取れるわけです。

おわりに

強みを知ることは、ポジティブな変換をしやすいですし、選択肢が増えるというよりは、より強い想いや信念、みたいなところにいい影響を与えるんだろうな、と思います。それこそ全軍突撃!の理由になりうる。

それに対して弱みを知るのは、一時的にはどうしてもネガな気分になる。でもそう感じたときに、欠点・弱みをしれてラッキーぐらいに思うこと、いや、そう思い込む努力が、欠点を欠点たらしめないための選択、アクションにつながりやすいのではないかと、思いました。

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