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◼︎ 浦添ようどれ ◼︎

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別の撮影のついでに、久しぶりに「浦添ようどれ」に行ってきました。浦添ようどれは浦添大公園内にあり、ここ数年で整備され上の写真のように下からもみることができるようになりました。浦添ようどれは琉球王国初期の王陵で、英祖王が築いたといわれています。その後、1620年に尚寧王が改修し、王自身もここに葬られました。

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岸壁に横穴を掘り墓室とし、向かって右側が英祖王、

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左側が尚寧王の墓といわれています。別名を「極楽陵」とも呼ばれ、「ようどれ」とは琉球の言葉での「夕凪(夕方の波風が静まる時)」という意味です。

調査によると、仏教文化の影響を色濃く受けたことがわかる仏像、鶴、亀などの見事な彫刻がされた「石厨子」が見つかりました。浦添ようどれ館では、英祖王の墓の内部が実物大に再現され、石棺や出土した遺物などが展示されています。石厨子は沖縄に現存する最古の仏像彫刻と言われ、県指定文化財に指定されています。

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