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■ 飛び安里 初飛翔記念碑 ■

どこに行くかも決めず、原付でプラプラしている時に津嘉山で発見したのが、今回の記念碑です。なんと世界初の動力飛行を成し遂げたのは沖縄の「飛び安里」でした。あのライト兄弟よりも100年以上も早いそうです。飛び安里が製作した飛行機は「羽ばたき式飛行機」と呼ばれ、弓の弾力を活かし、鳥の翼を模した羽を付け、その羽は足を上下させて動かしていたようです。

それでは「飛び安里」とは???
その人物については3人の人物が挙げられるそうですが、その中でも有力とされるのが「安里周當」と言われています。琉球王朝のお抱え花火師で、首里から津嘉山に移り住んだとされています。1780年頃、仕立森(現津嘉山小学校)から津嘉山公民館までの150~200m近くを飛行したそうです。

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逸話によると…
初飛行の時、予想以上に高度が上がり慌てた妻が命綱を引っ張ったため、バランスを失って自宅の台所付近に落ちてしまったそうです。そんな飛び安里を顕彰し、1991年に記念碑が建立されました。安里の「A」と、安里が製作した飛行機がモチーフになっているそうです。ちなみに記念碑の前にある丸いものは(たぶん)日時計?ではないかと思われます。

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