子育て情報×ビジネス書 『スマホ脳』④タブレット学習は発達を遅らせる

【タブレット学習は発達を遅らせる】

子どもの脳を研究してきたスウェーデンのヒューゴ・ラーゲルクランツ教授によるとタブレット学習は、発達が遅れる可能性があるそうです。

子どもたちを小さな大人として見てはいけないと教授はしてきします。

たとえばパズルをするとき、大人にとって、本物でもアプリでもあまり違いはありません。

一方小さな子どもたちは、実際のパズルを触ることで、指の能力を鍛えたり、形や材質の感覚を身につけていきます。

他にも書くという行為も実際に紙で書く方が、文字を読む能力とも深くつながっていきます。

アメリカの小児科医も、普通の遊びの代わりに、タブレットやスマホを使っている子どもは、のちのち算数や理論科目を学ぶために必要な運動技能を習得できないと警告しています。

個人的にはタブレットが全て悪いわけではないと思います。

子どもだけで使うとドーパミンの影響でずっと触り続けてしまうため、

子どもだけで使うのではなく、大人と関わるときのツールとして数分使う分には問題ないと思います。

そのときは、大人が主導権を握り、〇分だけ使おうと管理することが重要です。

小さい内は、タブレットで遊ぶことよりも、実際の遊びの方が何倍も価値があります。

参考文献

アンデシュ・ハンセン

『スマホ脳』(第6刷)

新潮社

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