ホースシュー・ベンド 馬蹄形


2023.06.12
アメリカ横断9日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程で、いよいよルート66から一端離れ第2章国立公園巡りが始まった。


グランドキャニオンから丁度2時間運転してやって来たのは、ホースシュー・ベンドです。地図。 


ホースシューとは「馬の蹄鉄」という意味ですが、ここを流れるコロラド川が馬の蹄鉄形のように湾曲していることからそう呼ばれ、長い年月をかけて作りだされた姿は、観光客を魅了します。


営業時間は日の出から日没までで、今までは入場料/駐車料は掛かっておりませんでしたが、SNSの影響により観光者数が増加したため、2019年駐車場が増幅され駐車料金(普通車10$)が掛かるようになりました。又週末は大混雑となり、最も混雑する時間帯は、9-11時頃と16-19時頃で、目の前を通るハイウェイ89号線は駐停車禁止で常にパトカーが見張っているそうです。この日は、10:40に駐車場すんなり入場できていた。


最も綺麗に観られる時間帯は、渓谷奥まで日が差し込む昼前後と言われている。ホースシュー・ベンドには、駐車場から約1.2kmの沙漠道を歩いた先にあり、日陰はありませんので飲み水は忘れずに携帯しましょう。


コロラド川の侵食によって形成された絶景が現れます。高さ300mを超える崖には一部にしか柵はありませんから本当に注意が必要です。


よくよく下を見てみると、小さなボートが沢山浮かんでいて、これらはコロラド川の半日ラフティングツアーであった。


コロラド川がこの地域を構成する砂岩の崖を切り開き始めた数百万年前に遡り、浸食の過程で川に馬蹄形のカーブが生じたそうで、ホースシュー ベンドへの最初の訪問者は、1869 年に探検家のジョン ウェスリーパウエルであった。


また、朝日を浴びて岩が光り輝く明け方と、沈みゆく太陽で辺り一面が真赤に染まる夕暮れ時も訪れたい時間帯でもあった。


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