いすみ鉄道大多喜駅


2023.11.12 いすみ鉄道大多喜駅にやってきた。いすみ鉄道は千葉県にあるローカル鉄道で、国鉄特定地方交通線だった木原線を引き継いだ鉄道路線で、沿線自治体などが出資する第三セクターの鉄道会社です。過去も現在においても経営は厳しく、その打開策のひとつとして、平成19年12月社長公募が行われ、公募社長吉田平氏が社長に就任しましたが、吉田氏が千葉県知事選出馬のため辞任したため、平成21年に社長を再公募し、平成21年6月に鳥塚亮氏が公募2代目社長に就任しました。運転士養成プラン、旧国鉄形車両「キハ28・キハ52」の導入、レストラン列車の運行などの斬新なアイデアで全国区の知名度を誇るローカル線に育てましたが、平成30年の任期満了を以て退任しました。そして平成30年7月に再び公募を行い、公募3代目として古竹孝一氏が新社長に就任していた。古竹社長は、香川県出身で、1971年生れの52歳。千葉県にある日本大学理工学部交通学科卒業。


NHK大河ドラマ「どうする家康」の影響でホームに本多忠勝像が飾られていた。今日の大多喜城は徳川家康によって大多喜の地を支配した本多忠勝が築城したものと言われている。


ホームには、キハ20 1303が停まっていた、ちなみにローカル線では、「キハ」という記号は気動車(ディーゼルエンジンの付いた車両)を意味し、キハとはディーゼルエンジンの普通車の記号であった。他には、クハ……運転台付きの普通車。モハ……モーター付きの普通車。クモハ……運転台とモーター付きの普通車。サハ……運転台もモーターも付いていない普通車。サロ……運転台もモーターも付いていないグリーン車のことである。さあ着席しよう。クロスシート席に無理矢理テーブルを設置した為やや窮屈であった。まもなく列車は動き出しお待ちかねの昼食タイムとなった。今回のお弁当は特別仕様の豪華版であった。


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