秩父鉄道大野原駅

2023.12.03 2011,2016年に続き3度目の秩父夜祭りを観覧にやって来た。今回も前回同様、近隣駅に車を止め、そこから列車乗り換えて秩父駅に行こう。


そこでやって来たのは、秩父鉄道大野原駅であった。


目的の秩父駅までは1駅であった。秩父鉄道は、太平洋セメントが筆頭株主であり、同社の前身である秩父セメント時代から行っている武甲山から産出される石灰石を運ぶ貨物輸送が今でも盛んである。


またそれ以外でも沿線は、長瀞を中心に豊かな自然に恵まれ、宝登山臘梅園(長瀞)や芝桜の丘(秩父)等、四季折々の花の名所が点在し、毎年沢山の方にお越しいただいております。また、例年3月中旬~12月上旬の期間、土・日を中心にSLも運行し、大変な人気となっています。


駅は、単式ホーム+島式ホーム2面2線を有する地上駅であった。いつもは閑散としている駅だが、この時間でも列車に乗ろうとしている人が50名ほどもいた。


鉄道会社は、秩父神社の例大祭「秩父夜祭」にあわせて、2023年12月3日(日)に限り、秩父駅発着の列車を増発する対応していた。


列車待ちをしていると、なんと汽笛が聞こえてくるじゃないか!来た、来た、来た!熊谷駅発のSLパレオエクスプレス号がちょうど通過するときであった。


C58形蒸気機関車363号機で、1988年からここ秩父鉄道で運行されていた。SL通過後、後続の普通列車に乗って秩父駅に降り立つとSLがまだ停車していて、今回も何かいいことがあるような予感がしていた。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?