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立佞武多(たちねぷた)の館 五所川原


2024.04.30
エキタグスタンプ捺印をしに津軽五所川原駅にやってきて無事捺印成功し、折角五所川原に来ているのだから未だ訪問したことが無い「立佞武多の館」へ行ってみよう。


立佞武多の館は、五所川原市で毎年8月上旬に行われる伝統行事「立佞武多まつり」で実際に使った立佞武多を見学できる施設であった。


地上6階建て相当の高い建物内には、祭りで実際に使われた歴代の立佞武多が展示されている施設の他、実際の立佞武多の製作をする場の「立佞武多展示室」がある。


また祭りの当時は、ここから立佞武多が出陣するなど格納施設も兼ねた見学施設でもあった。


初めて立佞武多の姿を見たが圧巻のデカサに驚くばかりであった。


立佞武多の高さは約23m、幅6m、重量はなんと約19tもあるそうだ。見学コースは最初に、エレベータ―で4階まで行って、らせん状の見学通路を歩き1階まで降りてくるので、佞武多の裏まで余すことなく見られるのがポイントで、4階では普段見上げるように見ていた立佞武多の顔を真近で見られるのもいいね。


この立佞武多は、日本各地に伝わる「眠け払い」の習慣「眠り流し」として、収穫期の睡魔を追い払うのが起源とされ、ここで言う佞武多とは、津軽弁で「眠たい」と言う意味がある。


立佞武多祭りは、毎年8月4日から8日の固定日開催で、青森ねぶた祭りは毎年8月2日から7日、弘前ねぷた祭りは毎年8月1日から6日なので、日程を調節すれば青森三大ねぶた祭りを一回の旅行で見る事も可能ですが、一晩で二箇所以上見るのは不可能であった。


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