燧ヶ岳登山 御池→山頂→御池
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2024.06.26
急遽休みを頂いたので、行きたかった燧ヶ岳に登ることにした。昨晩の22時に現地入りし、車中泊をし4時半に起床。
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平日とあって駐車場には10台ほどしか車が駐まってなく、ちょっと拍子抜け状態、5時に身支度を終え、出発しようとしたが登山口が解らず途方に暮れていた。
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登山口は駐た駐車場の一番奥にあり、駐車場の出入り口付近などには一切看板が作られてなく不親切極まりない登山口であった。
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5:26 心と体の準備は出来た、いざ燧ヶ岳へ向けて出発じゃ!
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するとすぐに分岐点が現れ、直進が尾瀬沼で、左折が燧ヶ岳方面であり、道標には4.5km、4時間の行程であった。歩き始めるとすさましい急登が待っていた、急登だけならわけないが、段差が腰くらいの高さのものも多くとても難儀した。
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今日の天気は、辺り1面にガスがかかり視界は100mと言ったところで、平坦な地に出たここは広沢田代で、ここはワタスゲの群生地であったが、霧の中と言うこともあり、濡れ窄んでいた。到着時刻6:32。
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6:29 五合目到着。ここまで新しく整備された木道もあるが、朽ち果てている箇所も多く、足元を気をつけて歩いていこう。
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整備された木道を下ると6:43 熊沢田代に到着した。ここで一人の若者を抜き御池からの登山者の先頭になっていたとは、俎嵓に到着して初めて解ったことであり、到着した時間から思えばここが中間地点であった。
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この先、チングルマの群生地があったよ。
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7:06 7合目到着。相変わらず天気はさえない。霧雨が登山道脇に生える草々の葉を濡らすためズボンを濡らしていく。
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7:07 吃驚した!まさか雪渓が現れるとは。雪は少しは残っているかもと思っていたが、まさか雪渓を登るとは思っていなかったからアイゼン持ってきていなかった。雪渓は2カ所あり、2カ所目が最大で約300mの長さがあり、ストックを使いそろりそろりと一歩ずつ登っていけばなんとかなったが、滑落の恐怖と隣り合わせでもあった。
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7:31 8合目到着。無事雪渓を登り切ると、この先山頂までは雪はなく、この辺りは、道に迷いやすい地点らしく看板が付けられ、慎重に歩を進めると、7:39 9合目到着。
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7:53 俎嵓(まないたぐら)到着。
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俎嵓とは、遠くから眺めると、位置によっては俎状に見えるところからその名がついたと言われている。
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御池から2時間26分で到着できていた。残念なことに全くと言って眺望は窺い知れなかった。
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そんな眺望のことより、柴安嵓(しばやすぐら)の行き先が解らず、間違って尾瀬沼の方へ少し下ったが、何かが違うと感じ取り元の位置まで引き返していた。平日の一番乗りは初心者にとって危険なことでもあった。
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すると柴安嵓から下山してきた人と出会い道を教わり、約15分後無事柴安嵓に登頂できていた。
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8:48 燧ヶ岳登頂成功。
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これで日本百名山18座目であった。
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燧ヶ岳は、尾瀬のシンボルであり、東北以北の最高峰の柴安嵓、三角点の置かれた俎嵓、ノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳の5峰で構成され、正式には燧ケ岳とよばれる山頂はない。山頂からは雄大な尾瀬ヶ原を望めるが今日はガスが晴れる気配がなく早々に下山することに決めてしまった。
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8:53 下山開始。
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9:09 俎嵓通過。
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下山している最中気がつかなかったが、いつの間にか雲が晴れ熊沢田代の全景がはっきりと見えていた。
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雪渓では、ストックを使い難なく通過できていた。
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往路は、ガスに閉ざされていた地が、こんなにも素敵だったのを目の辺りにし疲れが癒やされていくのがわかった。
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ここは中間地点の熊沢田代で、寒さから着込んだカッパを脱いでいた。
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振り返れば、燧ヶ岳の全容を見ることが出来ていた。
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遠くに御池の駐車場を望むことが出来、まだあんなにも遠かった。
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10:16 広沢田代到着。ワタスゲがこんなにも咲いていたなんて、やっぱり天気の良い日に山は来るもんなんだね。
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この先の急勾配の下山道には苦労したが、10:51 無事駐車場に戻ってこれた。約5時間半の行程であり、残念だったのは、尾瀬沼を見ることが出来なかったことだった。さあ木賊温泉によって汗を流してから家路に向かおう。
次回は焼岳(岐阜)に行きたいな。
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